シン次元への交奏曲   作:薫製

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帰還

特異点は消滅した。

 

しかし、使徒やレフそしてキングギドラが残した爪痕は大きくすぐにはレイシフトは始まらなかった。

 

なので街の復興に力を貸していた。

 

「何日ぐらいいるんだっけ?」

 

『ざっと3日ぐらいだ。』

 

「にしても復興早くね?」

 

神子は瓦礫の撤去をやめ顔を上げ街の様子を見ていた。

 

神子は使徒殲滅後は伊藤の指示で病院に送られたが凄まじい回復力で普通の人なら一ヶ月のところを一日で退院するという偉業を成し遂げた。

 

『この国はスクラップ&ビルドでのし上がってきた。またやれるよ。』

 

矢口はそう言った。

 

「そうか…そいつは良かった。」

 

『ところで聞きたいことが山ほどあるんだが…』

 

「ハァー…来ると思った。だからそれは帰って…」

 

『それは前回も言っていたぞ。』

 

「…」

 

矢口の指摘は正しかった。

 

「なら答え合わせと行こう。私の能力のどこまで知ってる?」

 

『驚異的な回復力は細胞分裂の影響。それは酸素と水さえあればどこまでも成長する。』

 

「ハハァ…そこまで調べていたのか…」

 

『当然だ。お前は敵だからな。それならに調べておかないとな。』

 

「なるほどな。ちなみにその細胞とやらはなんと呼んでるんだ?」

 

『ゴジラの頭文字とってG細胞と呼んでいる。』

 

「かっこよすぎる。」

 

神子は笑った。

 

「まぁだいたい合ってるな。でも肝心な謎が解けてないぞ。」

 

『なんだ?』

 

「どうして英霊と契約出来るかがな。」

 

『それはこちらの専門外だ。ただその道のエキスパートはいるがな…』

 

「ほーう。なら待とうか。」

 

神子は再び仕事をし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいねー。子供は。見てるだけで和むね。」

 

大久保邸で武蔵は庭で遊ぶ子供たちを見ていた。

 

「えぇ。そうですね。私も同感です。」

 

ジャンヌも同じく見ていた。

 

大久保邸は幸い屋根が一部欠損しただけで済んだ。

 

「ところであなたはどうするんですか?」

 

「ん?あぁ。そっちに行くかどうかって?んー…私は気まぐれで旅してるからね。今回はパスだけど英霊召喚ってのがあるなら多分そっから来ることがあるからそん時はよろしくね!」

 

「はい。楽しみにしています。」

 

「んじゃぁ…最後にあそこに混ぜてもらいますか!」

 

子供たちはチャンバラをやっていた。

 

「本気の侍がいってどうするんですか。」

 

「大丈夫!エキシビション見たいなもんするから。」

 

そう言った時裏庭の門から1人の男性が現れた。

 

「本当に私でいいのか。」

 

それは武蔵の行きつけの食堂の店主だった。

 

「問題無い!一回手合わせしたかったんだよねー。」

 

「そうか。なら…」

 

店主は木刀を貰い武蔵と向かい合った。

 

「いざ…」

 

「尋常に…」

 

「「勝負!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「またこうして話し合えるとはな…」

 

セイバーとアーチャーはまた屋根で話していた。

 

2人も神子に遅れるも二日で退院した。

 

「フッ…奇遇だな。同じことを考えた。」

 

「全く。今回は想定外なことばかり起こった。」

 

「なんだ?私の存在は想定内か?」

 

セイバーは少し起こり気味に聞いた。

 

「いや。あの時はいなかったからな。お前の存在を知らなかった。けどあの坊主はお前に勝ったんだろ?」

 

「あぁ。情けはしなかったつもりだがな…」

 

「あいつは馬鹿みたいに突っ込んできて、例え負けても諦めず立ち向かう。まさに正義の味方だったな。」

 

2人はそのあと黙っていた。

 

「で?お前は来るのか?」

 

「そうだな…まぁ私も前はマスターも経験したことはある。力を貸すなら貸してやるが。」

 

「どうせ来るんだろ。ならハッキリ言え。」

 

アーチャーはふと笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスカは使徒の爆散した場所「グラウンド・ゼロ」にいた。

 

目的は勿論使徒の情報収集。

 

「なんにも無いわよ。綺麗さっぱり無くなってるわ。」

 

『確かにあの質量なら何も無くなるわね…』

 

「てことで引き上げてもいいのかしら?」

 

『分かったわ。引き上げて。』

 

ミサトに言われ引き上げようとした時何かが光った気がした。

 

その光った場所に向かうとそこには聖杯があった。

 

「ミサト…聖杯があった。」

 

『聖杯?!なんであるの!』

 

「分からない…けどこれは結構マズイもんかもね…」

 

アスカは聖杯を見回しながら言った。

 

聖杯は黄金に輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明朝新生列島 ジパング

 

 

 

 

 

修復完了

 

 

 

 

 

 

 

NEXT→漆黒の船出




これで第2特異点は終了です。
またカルデア内の雑談話です。
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