神子はアーチャーを連れ歩いていた。
「あれで良かったのか?」
「別に。いつも通りのことだよ。」
「ならいい。」
「さて…腹減ったし飯でも食うか。」
「なら私が振るおう。何がいいか?」
「ちょっ!料理得意なの?!」
突然のカミングアウトに驚く神子。
「勿論だ。昔はよく作っていたからな。オーダーさえしてくれれば作るぞ。」
「うーん…久しぶりにラーメンが食いたいくなった。辛いのね。」
「承知した。で?キッチンはどこだ。」
神子はアーチャーを食堂に連れていった。
「おや。誰かいるな。」
時間的にお昼を過ぎているので食堂は人がいなかった。
カヲルを除いて。
カヲルは2人を待っていたかのようにいた。
「どうも。初めまして。黒銀神子さん。そしてアーチャー…いやエミヤと言おうか。」
その時アーチャーの顔が固まった。
「貴様…なぜその名を知っている。」
「君たちよりは情報があるからね。噂ならどこかしらにあるからね。まさか図星かな。」
「エミヤ…」
「別人だ…まぁ合ったことはあるが。」
「そうかい。なら言ってもいいだろう。第5次聖杯戦争のことを。」
「なっ!」
アーチャーは完全に焦った。
「何故そこまで知っている!貴様はあの時サーヴァントでもマスターでも無かった貴様が!」
「フッ…君たちは知るべきだよ。人理焼却。その全てをね。」
カヲルは出ていこうとした。
「待て!」
アーチャーはカヲルを止めた。
「貴様は…何ものだ。」
「僕はエヴァンゲリオンパイロット。ただそれだけさ。」
カヲルは食堂を後にした。
「アーチャー…エミヤってのは…」
「マスター。その話は別の時でいいか…」
その時のアーチャーは完全に固まっていた。
「暇だねー。」
三葉はベットに入ってヌクヌクしていた。
「特異点行ったら忙しいからこうゆう時に暇にするんだよ。」
「そうだけどさ…何もないってのもねー…」
「マスター!一回腕相撲やろうぜ!」
ドアを開け入ってきたのはベオウルフだった。
「なんか三葉がやりたいらしいからやってあげて。これでも学年1位らしいから。」
「なっ!何言ってんのよ!アイツとやったら骨折れる!」
「安心しな!手加減はしてやるよ!2割ぐらい減らしてやるよ!」
「馬鹿だろ!」
「バーサーカーだしな。」
「じゃぁ私がおかあさんの治療するから大丈夫!」
いつの間にかジャックが三葉の近くにいた。
「いやいやいやいや!そうゆうことじゃなくて…」
「んじゃ!やるぞ!」
「待てぇい!」
「諦めろ。」
「己ぇぇぇぇぇぇーーー!」
「何か聞こえなかったか? 」
「?さぁ…」
矢口と志村は調査室を出た後自屋で巨災対と無線で繋いでいた。
『生物学では太刀打ち出来ませんよ。』
『同じく。原理や法則を完全に無視している。これを普通の人はやれない。』
「まさに英霊か…」
「逆に兵器として使ったらヤバイですよね。」
矢口らが心配するのは英霊の兵器転用だ。
これを兵器として使えば世界など簡単に破壊できる。
「そっちで動きがあれば言ってくれ。」
矢口は無線を切った。
(俺たちは果たして何処に向かってるんだ…)
それはまだ誰も知らない。