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きりたん・茜・ウナ 高等部女子学生寮前。
ウナ「と言うわけで、ここが高等部の女子寮だよ!」
きりたん「デカいですね。魔女でも住んでそうなほど暗いし」
茜「小さくて可愛らしいな~。お人形さんのおうちみたいや 」
両者の意見は両極端だった。
きりたん「え!?マジですか茜ちゃん。これが小さい……!?」
茜「ウチが住むスズのとうはでっかいけど可愛らしさは無かったんや。ちょっと嬉しいわ~高等部になったらこんなおとぎの国みたいなとこに住ましてあたるんやろか~」
そう語る茜の表情は、夢見る乙女のソレだった。
きりたん(この人、ホウオウの巫女とか言ってたけど、めちゃくちゃ浮き世離れしてるんじゃ……それとなくフォローしないとマズいかもですね。主に茜ちゃんにケンカ売って行った生徒の命が。ジョウト準伝ポケによって)
先ほどゆかりに躊躇無くミラコートを撃ったスイクン、ゼリーを思い出す。そして、人間か疑わしいほど完璧にポケモンのワザを避けきったゆかりを。
きりたん(…………ゆかりは特殊な訓練をしてるんでしょう。だから助かったんです。
けど、小学生が伝説のポケモンのワザなんか喰らったら普通に死にますからね。
--普通死にますからね!!)
ほんの少し自分も出来るようにならなければならない気がするきりたんは、しっかりとアレがよい子は真似してはいけない物だと自分に言い聞かせる。
ウナ「それじゃあ、ウナは寮長にゆかり先輩を呼んで貰ってくるから、少し待っててね。」
きりたん「はい。よろしくお願いします。音街さん」
ウナ「ウナで良いよ~!じゃあ行って来まーす!!」
寮へ入っていくウナを見送ると、茜はまだ女子寮を楽しそうに見つめていたので、きりたんはノートを出して今日の復習を始めた。
きりたん(えっと、ゆかりが出した最初のポケモンは分からないままだったから、あの黒い霧の正体のゲンガー。くろすけについてですね。)
私が出していたのはハガネまる。
個体名称ハガネール。ハガネ・じめんタイプ。
ゲンガーは、たしかゴースト・どくタイプ。
きりたん「実はタイプ相性的には私の方が有利だったんですよね…」
どくタイプは、ハガネタイプに無効化され、じめんタイプのワザには弱い。
特殊攻撃には弱いハガネールだが、正面から戦っていればじしんで倒せていた。
少なくともタイプ相性では。
きりたん「けど、実際私はゆかりに負けました。
それも、何で負けたのかすらゆかりは気付かせなかった。
突拍子無く歌ったのは、ほろびのうたを隠すためでしたーなんて馬鹿にしてる………でも、実際やられてみたら、凄く有効な手でしたね。」
なら、まずはそこから試してみようか?
きりたん「地元のポケモン塾では、同年代の子には負けたことありませんでしたからね。
ハガネタイプのハガネまるに、コラッタやらキャタピーで戦えるわけは無いですけど。」
つまりタイプ相性が良い相手には、トレーナーの実力差が無ければ勝てる。
だから…
きりたん「実力差が小さい相手のあえて相性不利で勝てるように研究してみましょうか……う~ん…どうしょう?」
茜「なにしとるん?きりたんちゃん」
きりたん「あ、茜ちゃん。もう女子寮は見飽きたんですか?」
茜「ううん。まだまだ見てて飽きひんよ。
ただ、きりたんちゃんが悩んどるみたいやから。
ウチは、きりたんちゃんのお手伝いには…ならんかな?」
きりたん「う~ん、そうですねぇ…実はやりたいことがあって…………」
せっかくなので、ホウオウの巫女さまならどうするのか参考がてら聞いてみましょう。
弱点相手にどう戦うか。
きりたん「という訳なんですが」
茜「なるほどな。なら、こういうひっさつわざがあるよ」
きりたん「あるんですか!?」
ちょっと聞いただけで、すぐ方法が浮かぶほど勉強してるんですかね……少し悔しい気もしますが、強さに関するプライドはこの際ゆかりに勝つまでお預けです。
……悔しいけど
茜「うん。ハガネまるって確か………やろ?」
きりたん「……な、なるほど。そんな手が……」
ポケモンUSUMのチュートリアルがようやく終わりましたとさ。
ボイスポケットのパーティー作ってみようかな……
予定外のウナとささらん以外はフルメンバー決まってるし………