後書きが本編……ですかね
ゆかりとずん子がポケモンバトルという殺し合いに興じて居た頃、葵とマキは校門に向かっていた。
葵「マキ先輩、少し気になることがあるですけど」
マキ「うん?何かな、葵ちゃん。」
葵「結月先輩とはどういった繋がりなんでしょうか?」
マキ「え?繋がり??」
葵「はい。私は、その…結月先輩は、あまり人と居るのが好きな人には見えなくて。
お姉ちゃんときりたんちゃんは結月先輩に弟子入りしたいって言ってこんな遠くまで追いかけて来てましたけど。
私は、あの人が怖いです……。
何でお姉ちゃんが弟子入りしたがるのか分からなくて。」
マキ「ゆかりちゃんが怖い…う~ん……」
マキはよく分からないと言った表情でコレまでのゆかりと葵が見ていた主な出来事を振り返る。
・自己紹介
お世辞にも友好的には見えなかった。
・きりたんとのポケモンバトル
ポケモンの正体すら明かさず瞬殺。
・ずん子とのケンカ
論外。
マキ(あーこれは葵ちゃんが怖がるのは仕方ないなぁ。
完全に
マキ「……葵ちゃん。私達は、生まれた地方も違うし、初めて貰ったポケモンも、戦い方も違うんだよ。」
葵「え?それは…はい。そうですよね」
マキ「それでね、そう言う人は世界中にいっぱいいるからね、ゆかりちゃんが怖いと思う葵ちゃんに『そんなことないよ』って言っても、きっと伝わらないと思う。
ただね……」
葵「ただ?」
マキ「私にとって結月ゆかりって言う人は、トレーナーはどんな人?って聞かれても、よく分からないかな。」
葵「よく分からない?友達とか、ライバルとかじゃ無いってことですか?」
マキ「うん、そうだね。
友達って言えるほど、私はゆかりちゃんをよく知らない。
ライバルって言えるほど、私はゆかりちゃんに勝ちたいって思ったことも、あんまりないんだよ。
たださっきの移動中に思ったのはーー『好かれる』ってことを禁じてるってこと。」
葵「好かれるのを、禁止している……?
でも、オーキド博士を好きだって」
マキ「そう。自分は相手を好きになるけど、相手に好かれることを望まないの。
自分勝手に好かれたい人はいっぱいいたけど、あの子は自分勝手に人を好きになって、それでも自分を好きになって貰おうとしない。」
葵「…………。」
『私は研究所も、あの死にぞこないも好きですよ。』
そう言った結月先輩の表情は、普段からは想像出来ないくらい穏やかで、落ち着いていた。
少しだけ見とれてしまうくらい素敵で、曇りない大人の女性の笑顔。
ほんの一瞬だけだけだけど、あの人から、怖さが消えた。
マキ「私が昔、捕らえられた時には助けてくれた。
その時は私よりボロボロになってたよ。
それでも、ゆかりちゃんは言ったの。
別に、友達でもなんでも無い。って」
葵「それは本当に友達じゃないんですか??」
マキ「そうみたい。でもね…。
友達でもなんでも無い。私が一方的に貴女を助けたかっただけ。って……もう訳分かんないよね。フフッ」
葵「……そうですね。ほんの少しだけ、結月先輩のことが分かった気がします。」
マキ「うん。良かったよ。」
マキ(……アレ??きりたんちゃんは、バトルが終わった後で何かゆかりちゃんと話して、それで考えが変わったみたいだったけど……何で茜ちゃんはゆかりちゃんに弟子入りしたがるんだろう?)
ずん子「東北ずん子と!!」
葵「………こ、琴葉葵の」
ず・葵「質問返信コーナー!!!」
どんどんぱふぱふ~
ずん子「このコーナーは!!本編で出番がそれほど無かった私、東北ずん子と!!本編で出番が無い葵ちゃんのせめてもの慈悲のコーナーです!!」
葵「……キレそう。」
ずん子「おやおや~?どうしたのかな葵ちゃん~?
先輩にその態度は良くないんじゃないかな~例え私が不遇枠から唐突に劇的なポケモンバトルを
葵「ぐぬぬ……っっ!!!!(涙目)」
ずん子「大丈夫だよ葵ちゃん!!私がたとえ、本・編・で!活躍して引っ張りだこになってしまっても!
葵ちゃん一人を置いてきぼりとかには、しwなwいwかwらwww」
葵「ううううううーーー!!!!(半泣き)」
「ブライト、かみなり。」
ブライト「ピカ。」
ピッシャーン!!!!
ずん子「ほぎゃああああああああああーーー!!!??」
マキ「やれやれ…ずん子ちゃんったら。キャラ崩壊が過ぎると戻れなくなるよ?」
葵「ま、マキ先輩!」
マキ「よしよし、葵ちゃん。遅くなってごめんね」
葵「マキ先輩~~!うううっ!!」
マキ「何とか間に合って良かったよ。
ずん子ちゃんが本編で目立ってたおかげで、私の方が陰薄くなってなかったら来れなかったから」
葵「そ、そんな!!マキ先輩は陰薄くなんか無いですよ!!きっと結月先輩とあのミドリムシのバトルが終わればマキ先輩の時代がとんぼがえりしてくるんです!!」
マキ「そ、そう?ありがとう…」
マキ(私のボイスポケットの全盛期って、今のところ第一話冒頭でオープニング飾ったくらいなんだけどなぁ…って言うか、ミドリムシ…葵ちゃんの好感度がゆかりちゃんとずん子ちゃんで総入れ替えされたのかな)
マキ「ところで葵ちゃん。これから何かしようとしてたんじゃなかったのかな?」
葵「あ、そうでした!あのクズん子のおかけですっかり忘れてました!」
マキ「葵ちゃん戻ってきて!!葵ちゃんまでキャラ崩壊しだしているから!!」
葵「あ、はい。
すーっ、ふううぅ…。
はいっ、それじゃあこれからはこちらの弦巻マキ先輩と、その弟子、琴葉葵の二人で幾つかのコメントや質問について気になった所にお答えしていきます。」
ポケモンってバトルで死ぬ事ってあるんですか?
その場合はポケモンセンターで蘇生可能なんでしょうか?
マキ「前回のゆかりちゃんとずん子ちゃんのバトルの様子を見て感じたみたいだね。」
葵「あれは今までのポケモンバトルの様子とは一線を引いた描写でしたよね。
きりたんちゃんの2回目のバトルvsツツジ戦までは、何処に出してもだめ出しはされてもレート指定が付くような表現はなかったんですよね」
マキ「色んなポケモン小説はサイト内にもあるけど、中々ポケモンの死を連想させるほど残酷な描写って付かないもんね。」
葵「そもそも何であんな唐突に流血だの打撲だの生々しいこと言い出したんですか?」
マキ「う~ん、ちょっと言い辛いことなんだけどね?
ほら、これまでのボイポケのポケモンバトルは、必ず葵ちゃん、茜ちゃん、きりたんちゃんって子どもがバトルに入ってたんだよ。
そして相手は、私、ゆかりちゃん、ずん子ちゃん。そしてジムリーダーのツツジさん。
いずれも、実力を証明する肩書きを持つトレーナーばかりなの。
だからその…つまりね?ある程度は…その」
葵「手加減してたと言うことですか?」
マキ「…………ごめんね?
でもねでもね!ライディーンのかみなりとか本気で撃つと研究所火事になるだけじゃ済まないから……」
葵「……いつかは、マキ先輩と本気でバトルしたいです。」
マキ「うん。きっと、しようね。」
葵「はいっ!」
マキ「というわけで、質問の答えです」
葵「実際どうなんですか?」
マキ「ポケモンは生き物です。
ヤドンのしっぽとか、コイキングの刺し身とか、食用にされてるくらいには生ものですので、当然生き死にも存在します。
そして攻撃とか毒とかあるからには、絶対に死なないなんて保証はありません。
なので、私達トレーナーは常にポケモンの健康状態に対して万全の準備をします。
それでも、年間でバトルでポケモンが死亡する例は幾つかあります。
特に初心者トレーナーが旅に出て凶暴なポケモンに運悪く出会ってしまった例。
ロケット団を初めとするマフィア組織や、それに準ずるトレーナーとのバトル。
あるいは、一部トレーナー以外の立ち入り禁止区域で。
いずれも死亡例があります。
ポケモンも…
葵「……っっ」
マキ「原則この世界のポケモンの『ひんし』状態というのは、人間で言うところの気絶や重傷というだけで死んではいません。
ずんリアスやツキ……コホン。バシャーモが良い例で、身体はズタボロ。切り傷、出血、打撲。充分重傷ですよね?タフネスが人間と違うだけで、命そのもののルールは、人間とおなじです。つまり
死者は、蘇らない。
だから、ポケモンもバトルで死にます。
ポケモンセンターでも死んだポケモンは生き返りません。
そうでなければ、シオンタウンにポケモンの眠る場所も、ガラガラのゆうれいも…うまれなかったんですから……ね?」
葵「マキ先輩……」
マキ「というわけで、質問の返信とさせて頂きます。
これからも素朴な疑問。この小説固有のポケモンに関するルールなど、気になることがあればドンドンコメントください。
その分だけ、この世界の深みと現実味は増していきますから」
葵「今回の質問はここまでです。
ポケモン×ボイスロイド ボイスポケットを閲覧頂いている皆様、並びにお気に入り登録やコメントを頂いている皆様に感謝を込めて」
マキ・葵「次回もお楽しみに!」
ずん子「………あれ?私の出番はどこ…?ここ…??」
ポケモンバトルに出血や打撲やら、リアルな描写を入れることで緊迫感を出したいと思っていますが、読んでみてどう思いましたか?
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緊迫感が出ている
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かえってバトルに集中できない
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その他(コメントで教えて下さい)