二戦目には鮮烈な技巧の比べあい。
では三戦目はどうなるか。次回をお楽しみに(前書き)
ずん子「お疲れ様。ズナイパー…」
ずん子は凍傷を起こしたズナイパーを戻した。
ずんリアスはバシャーモに五臓六腑を粉砕され、ズナイパーはゲッコウガに骨まで凍らされた。
あまりにも圧倒的であるが故に気付いていない者もいるが、どちらもゆかりにとってはタイプ不利のバトルでの圧勝だ。ゲッコウガはタイプ不利と言って良いかは怪しいが。
ずん子は改めて自分のポケモン図鑑を開き、ゆかりのゲッコウガのステータスを確認する。
ずん子「…………。」
ようやく気付く。
こうげき
ぼうぎょ
すばやさ
のランクが限界まで引き上げられていたことに。
ずん子(バシャーモの“かそく“の“とくせい“はともかく、更に“ビルドアップ“まで限界まで積まれてたんだ……本当に隙を見せるとあっという間に…………)
ずん子「強いですよね。ゆかりは」
ゆかり「…………。」
ずん子「ゆかり。わたしって……弱いですか?」
決心したように一息ついて、ずん子はゆかりに問う。
これまでずっと疑問に思っていたことを。
ずん子「ゆかりは、マキさんとバトルする時って、水を得た魚みたいに活き活きしてますよね。」
ゆかり「…………それが?」
ずん子「私も、そんな顔させてみたいんです。」
そう言うと、モンスターボールから3番手を繰り出した。
出てくるのは、さっき見せた伝説のポケモン。氷の神。フリーザー。
フリーザー「ピョオオオオーー!!!!」
解き放たれた瞬間に、タマムシシティ全体の気温が変化
するほどの冷気を放ち、ずん子のプライドの対価ーー氷の神フリーザーが現れた。
きりたん「うわっ!?さ、寒っ!!何ですかあの災害みたいなポケモン!!?」
茜「くしゅん!うう…ハンバーグ、ちょっと温度上げてー」
葵「……綺麗。なんてポケモンだろう?」
マキ「な、何で……」
カントー伝説のポケモンに対してそれぞれが異なる感想を述べる。
そんな中、弦巻マキだけが
マキ「何でずん子ちゃんのボールに居るの!?
自身の手持ちであるハズのフリーザーに声をかけた。
マヒャド「…………。」
マキ「マヒャド!!私の声が聞こえてないの!?こっちを向いて!返事してよ!!」
だが、マヒャドと呼ばれたフリーザーは、全くマキに反応を示さない。
ずん子「マキさんは凄いですよね。
こ、こんなポケモンを三体も扱って……」
カントーの伝説の三鳥。
それぞれが天候を司り、一体でも危機に陥れば、地上の気象が変わる程の影響力を持つ自然の化身。
ずん子「さあ、ふぶきです。」
フリーザー「フオオオオーー!!!」
ずん子の指示と同時に翼を羽ばたかせ、自身の冷気を解剖するフリーザー。
そのふぶきの威力は、大地の僅かな水滴を完全に凍て付かせ、一瞬で地上を氷の世界へ変貌させ、ゆかりとずん子の両者をドーム状に覆う。
ゆかり「…………。」
ずん子「エキスパートのじめんタイプ。」
ポケモンの力ではダメだった。
ずん子「得意な弓も通じない。」
努力も通じなかった。
ずん子「ゆかり。これが私の、最後の全力です。
私の最後の……
ゆかり「…………何だここ寒っ」
ゆかり「風邪引きそう。」
マキ「ゆかりちゃん今素肌にフード着てるだけだもんね。下もスカート
ゆかり「真冬並みの気温にその格好とかバカじゃね?」
ポケモンバトルに出血や打撲やら、リアルな描写を入れることで緊迫感を出したいと思っていますが、読んでみてどう思いましたか?
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緊迫感が出ている
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かえってバトルに集中できない
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その他(コメントで教えて下さい)