タマムシ学園 正面入り口扉前
ささら「よいっっっ……しょ!!!っと……」
--こんにちは、さとうささらです。
今年初の登場です。
久しぶりの登場で私は今、可愛い薄い桃色のワンピース姿で、大股開いて生足曝して、学園の正面玄関を無理矢理押し開いてます。
正直仮にも乙女の端くれとしてはあまり人に見られたくない姿です。
ささら「だから……まあ、うん。助かったんじゃないかな?春休み中だからあんまり人が居なくて……」
こじ開けた扉の先には、私が探していた音街ウナちゃん。
けど、私が真っ先に視界に捕らえたのは--
ささら「…………アレが【カプ】とは違う、カントーの神か。」
蒼く美しい羽根と冷気を纏う神鳥。フリーザーの姿だった。
ささら「まずい……見るんじゃ無かったよ。」
自分の雰囲気が僅かにピリ付くのが分かる。自制しなきゃ……。でも、少し……
ささら「--少しだけ、血が……騒ぐなぁ……」
一方、氷に閉じ込められたゆかりとゲッコウガは
ゆかり「さっみぃ…」
素肌にフードという、女子高生としては狂気を疑われる格好で、氷のドームに閉じ込められたゆかりは、只でさえ眠いのに眠らせて貰えなかった状態で、身体的にはいつ限界を迎えても不思議では無い状況にあった。
ずん子「フリーザー!こおりのつぶて!!」
ゆかり「くっそっ!!」
ゲッコウガ「ガアッ!!」
ゲッコウガとゆかりの足場となっている氷が突起となってゆかりの身体を貫こうと襲いかかる。
ゲッコウガの方は自身のとくせい“へんげんじざい“を使い『めざめるパワー・はがね』と、限界まで引き上げたぼうぎょ・すばやさのおかげで、致命的な一撃にまでは至らない。
だが……
ゆかり「痛いわ寒いわ眠いわ……こおりタイプに関わると碌な事が無いですね」
ゆかりは寒い、身体が動かない、眠い、足にはバトル前に襲われたれいとうビームの凍傷。
更にこおりのつぶては二本、三本と数で押してきており、もはや殺すつもりで追い込んできている。
と、条件最悪で、死んでいないのが不思議な程に追い詰められ、足場の氷は血で真っ赤になっている。
ゲッコウガがどうにかゆかりの回避をフォローしているが、その隙を狙い、今度はフリーザーが、れいとうビームで襲う。
閉鎖的空間で、自由自在に攻撃してくる敵を前に、ゆかりとゲッコウガは手も足も出ないでいた。
ずん子「やっぱり…伝説のポケモンは強いなぁ」
ゆかり「--!」
恍惚とした表情のずん子の言葉にゆかりは、フリーザーの攻撃で複雑に突起した氷の槍の森の中に一筋の細い道を指差して--
ゆかり「ねっとう!!」
このバトルで初めて、ゲッコウガに指示を出した。
ゲッコウガ「ガアッ!!」
体内から放出する熱湯は、フリーザーの氷を溶かしながら、フリーザー本体へ向かう。
ずん子「れいとうビーム!!」
だが、それでもフリーザーのれいとうビームに凍り付き氷塊へ変わり、氷の床に落ちる。
ずん子「ゆかり…ようやく指示を出しましたね!!
ふふふ……アハハハハ!!フリーザー、ふぶきです!!
ゆかりもゲッコウガも凍らせてしまいましょう!!」
フリーザー「ピオオオオーーー!!!」
ゆかり「これ以上寒い思いさせられてたまるか!!」
ゆかりはゲッコウガに駆け寄り身を預ける。
ゆかり「ダイビング!!」
ゲッコウガとゆかりの身体が液状化して、トプンと身を氷の中に落とす。
氷の森を氷の川として移動する。
外側へ外側へ。
そしてゆかりだけを吐き出す。
ゆかり「おしっ、脱出!」
と同時に
マキ・茜・ウナ・「ゆかりちゃん(さん)《先輩》!?」
外側からドームを溶かしていたリザードンとエンテイ、シビルドン、サイドンのかえんほうしゃで炙られた。
ゆかり「熱っっっっ!?!?何だコレ!!?」
マキ・茜・ウナ「ごめんなさーい!!」
きりたん「ごめんごめん」
ゆかり「だから嫌なんですよ、こおりタイプに関わるのは……!!」
ゆかり「こおりタイプは害悪。」
ポケモンバトルに出血や打撲やら、リアルな描写を入れることで緊迫感を出したいと思っていますが、読んでみてどう思いましたか?
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緊迫感が出ている
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かえってバトルに集中できない
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その他(コメントで教えて下さい)