ポケモン×ボイスロイド ボイスポケット   作:SOD

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ここで、これまでバトルに参加したポケモンの状態を書いときましょう。
ゆかりとずん子は離脱なので省きます。

東北きりたん

ハガネまる(全快)
ユカリ(残り6割)
アムドまる(全快)

琴葉茜
ゼリー(ひんし)
ハンバーグ(ひんし)
オムレツ(残り7割)

音街ウナ
しらすどん(ひんし)
ひつまぶし(全快)
ももんちゃん(全快)








42 フルバトル

ギラギラと目を輝かせていたきりたんは、今子どもらしく微笑ましいモグラ叩きに興じていた。

 

 

きりたん「アッハッハッハッハッハッハーー!!!!

いやぁ~モグラ叩きなんて子どもっぽいことを5年生にもなってやることになるとは思いませんでしたよ~おらおらー」

 

ロケット団A「ぎゃあああああーー!??」

 

B「助けてえーー!!!」

 

C「こ、殺される!幼女に殺されるううううーーー!!!!」

 

D「何が幼女だ!??あんなもの地獄の鬼か悪鬼羅刹だろうがあーー!!!??」

 

ドターン!!!!バターン!!!!

 

ハガネまるが1発アイアンテールを振り下ろす度に、二三人程度のロケット団員が地に埋まり、骨を砕き、ゴミとなる。

抵抗するために手にしたモンスターボールは砕かれ、中から出て来たポケモンは迷わず逃げる。

そんな状況にこの悪鬼羅刹こときりたんは、文字通り鬼のような目で嗤っている。

 

きりたん「全殺しと半殺し、どっちがいいですかァ~?」

 

ロケット団員「たっ、助けてえ!!!」

 

E「おっ、お慈悲をオオオオーー!!!!」

 

ドガーン!!!!

 

きりたん「はいばーい」

 

 

 

茜・葵・ウナ「………………。」

 

 

 

きりたん「ごー!ごー!」

 

※モグラ叩きです。

 

200人位居たはずのロケット団員が今では半分になろうとしている。

 

 

その光景を観たナツメはーー

 

 

ナツメ(悪の素質、選び間違えた………!!!!!)

 

 

 

 

 

きりたん「草生えますね。」

 

 

 

 

 

 

 

大方きりたんによるモグラ叩きが終わったころ、良い感じに骨があるレベルのロケット団員が、ようやく抵抗を始めた。

 

「行け!ヤドラン!!みずでっぽう!」

 

ハガネまる「グオオオオーー!!」

 

「ガキがっ!!楽しそうに次から次へと殺戮を行いやがって!!俺たちの命を何だと思ってやがる!!?

言ってみろコラ!!」

 

 

きりたん「ゴミ。」

 

 

「…………………。」

 

包み隠さず正直に言うきりたん。

 

その言葉があまりにも自然で『何言ってんだコイツ』と言わんばかりの表情で、そのロケット団員は、時間が止まったような錯覚を起こす。

 

 

ブチ。

 

 

その大きな隙を突かれて、さっさとアイアンテールで潰されてしまった。

 

 

 

茜「あの、きりたんちゃん。まだゆかりさんに会って一日経ってないのに、めっちゃゆかりさんに影響受け取らんか?」

 

 

きりたん「子どもですからね、影響を受けやすいんですよ。フフフフ。」

 

 

茜「目ぇが完全に笑っとらんで~」

 

 

「ナッシー!!たまなげ!!」

 

「スリープ!ねんりき!!」

 

 

茜「少しずつとは言え、敵も抵抗が大きくなってきたな。

ウチも戦うわ。頼んだで!エビフライ!!」

 

エビフライ「セヤナー」

 

ピンク色のゲル状のメタモンらしい何かが、へんしんを行う。

その姿は、その場の何処にも居ないネコの姿を取った。

 

 

茜「え~っと、何に変身したんかな?」

 

ゴソゴソとポケモン図鑑を取り出す。

 

きりたん「へ?茜ちゃん、メタモンが何に変身するか分からないんですか?!」

 

茜「うん、さっぱりや…取り敢えず有利なタイプにはへんしんするんやけど、レベルアップで覚える技しか使えんし、結構大変なんや。」

 

きりたん「何でそんな博打ポケモンを……」

 

茜「あ、分かったで!『レパルダス』か。

 

よし、エビフライ、つめとぎや!」

 

エビフライ「ヤデー!!」

 

ガリガリガリとその辺の石で爪を研ぐ。

 

茜「よっしゃ、エビフライ。ナッシーにつじぎりや!」

 

エビフライ「ニャー!」

 

ザシュッーー!!

 

ナッシー「ナッシー!?」

 

 

きりたん「ハガネまる、アイアンテール!!」

 

 

パコーン!!

 

 

ここで、痛快にポケモンバトルをする二人を、モブのように観戦しているだけの二人が口を開いた。

 

ウナ「……………。」

 

葵「………えっと、ウナちゃんだっけ?」

 

ウナ「うな。」

 

葵「今のうちに、マキ先輩達の所へ逃げようか。

いても邪魔になるだろうし、ホラ。呼ばれてる。」

 

葵の目線の先には

『もうきりたんと茜は戦力にカウントして葵とウナだけ逃がす』

方針に切り替えたマキとささらが手招きしていた。

 

葵「行こうか、ウナちゃん」

 

ウナ「…………葵パイセン。その前にちょっといいウナ?」

 

葵「何?マキ先輩、かなり急いでるみたいなんだけど」

 

 

ウナ「ウナ達、このまま向こうへ行ったらきっと安全だよね?

学園主席の弦巻パイセンと。実は実力あるの隠してるささらちゃんの所なら、安パイだよね?」

 

葵「もちろんだよ。だから早く行こう?

お姉ちゃん達の邪魔にもなるし。」

 

ぐいぐいと手を引っ張ろうとする葵に対して、まあ待ってと宥めるウナ。

 

ウナ「そうなるとウナ達、もうこのタマ学編で二度と出番無いままベンチ入りして、第三部に出て来て

『アレ?この小説に青髪の子なんて居たっけ?』

ってなってその後も完全に出番無くなってリストラされない?」

 

葵「」(ピタリ)

 

それまでウナの手を引っ張っていた葵の身体が、完全に停止した。

 

 

ウナ「ウナ、一応クラスでもバトル好きなタイプだから、この後平和な感じになったら元気ッ子ポジで使って貰える算段はあるけど、葵パイセン。

 

このままだと性格は無個性、行動は安パイって、現実に居れば陰キャ。漫画的には空気っていう、扱い最悪の感じになっちゃわない?

 

それでもささらちゃん達の所行って、安全取る?」

 

 

 

 

マキ「葵ちゃーん!大丈夫!?動ける?

迎えに行こうか~!?」

 

ささら(…………やっべぇなぁ。何かウナちゃんが青い子に言ってる。ウナちゃん時々すっごいバクダン落とすからなぁ……本人は善意のつもりとか手が付けられない感じで……)

 

 

葵「いっけぇ!!トリトディアーー!!!」

 

 

マキ「何でえええええーー!??」

 

 

ウナ「よっしゃあ!!ウナも行くぞーー!!ももんちゃん!」

 

 

こうして、ガチ犯罪集団ロケット団とのバトルに対して、

東北きりたんとハガネールのハガネまる。

琴葉茜とメタモンのエビフライ(レパルダスのすがた)

琴葉葵とトリトドンのトリトディア(青)

音街ウナとエモンガのももんちゃん

 

の四名全員が参加することになった。

二人は尊敬する師匠の為に。

二人は単純に出番の為に。

 

 

 

 

きりたんが駆除したロケット団雑魚兵を滅ぼした為、最早残っているのが、幹部補佐候補レベルの実力者しかいない事も知らずに……。




次回

混戦

ポケモンバトルに出血や打撲やら、リアルな描写を入れることで緊迫感を出したいと思っていますが、読んでみてどう思いましたか?

  • 緊迫感が出ている
  • かえってバトルに集中できない
  • その他(コメントで教えて下さい)
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