きりたんはポージングが気に入らないから覚えてるわけも無く、茜は一応覚えている。
そして葵は、コンテストに使えるかも知れないと、全種類覚えてます。
そんなわけで、茜が戦っている間に、きりたんは葵にZポージングを教わるのでした。
きりたん「葵さん、Zワザの型を教えて下さい。」
葵「え!?」
ミロカロスのミネルヴィを大砲で吹き飛ばされてすぐ、きりたんちゃんがそんなことを私に言ってきた。
きりたん「実は今私のZリングには、茜さんから借りた炎Zが付いています。ついでに、茜さんからエンテイ借りました」
言いながらきりたんちゃんが腕に付けた銀色のZリングを見せてくる。
確かに赤い炎Zが付いている。
きりたん「コイツを使って、あのキモいのを焼き殺したいんですが、オーキドの爺さんがやってたあの
『自殺もんの盆踊り』
を私は全く覚えていないんです。」
葵「じ、自殺もん……」
確かに、あんまり格好いいものは無いけど…それはあんまりでしょ。
あ…言われてみれば水Zのポージングって盆踊りっぽい……ぽいかな……??
きりたん「葵さん?聞いてますか」
葵「あ、うん…」
きりたん「今、茜さんがオムレツと一緒に、奴が痺れを切らして別のポケモンを何体か投入させるまで焦らすようにバトルしています。そこをZワザで一網打尽にします。
アレはプライドが高くて、小者臭がするので、恐らくすぐに出すことも無ければ、逆に何時までもそのままにもしないはずです。
一発勝負ってのも不安が残るので、早めにお願いします。」
葵「…………。」
正直、私はこの子、東北きりたんがあんまり好きじゃ無い。
そんな子に教えるって、出来るんだろうか?
何より不思議なのは…
葵「ねえ、何で私が知ってるって思ったの?」
きりたん「茜さんが言ってましたよ。
最初はウナちゃんに私のリング渡して茜さんから教わって、その間私が時間稼ぐつもりでいましたが、ワザワザ戦力割かなくても葵さんが出来るんなら、それ以上はありません。
だからウナちゃんは回復装置へ向かうことにしたんです。」
………何よそれ。
葵「…つまり私が一番役に立たないってことを言いたいの?」
きりたん「え?いや、今そう言うの要らないんですけど。状況見て下さいよ。」
真顔で何言ってんだって顔で言ってくる。
ムカつく……何でこんな舐められてるんだ私は。
葵「……………そうだね。始めようか」
それでも何とか怒りを抑え込めたのは、お姉ちゃんが戦っているから。
けど、やっぱり私は、コイツ嫌いだ……。
きりたん「お願いします。」
少女、コーチング中……………
きりたん「…………はっ!!」
バッ!と最後に手を前にかざして、炎Zポージングの完成。
運動神経は別に悪くないけど、カラダの動きそのものがおぼつかない。
葵「……もしかして、普段あんまり運動しない?」
きりたん「え?そうですね。それが何かマズいですか?」
いちいち言葉にトゲを感じるのは何なんだ一体。
葵「別に…ポージングは出来てるから、もういつでも撃てると思うよ。」
きりたん「そうですか、じゃあ良いです。
ハンバーグ、移動しましょう」
ハンバーグ「移動…何故だ?」
きりたん「今の場所から撃っても、茜さんが焼け死ぬだけですよ。
それと、どうせ殺るなら、出来るだけ多く巻き添えにして高得点狙いに行きましょう」
そう言ったアイツの視線の先には、さっきマキ先輩の近くに居た茶髪の先輩が、何かとバトルしている光景が見えた。
ハンバーグ「なるほど、そのような合理的な理由があるのなら、ソレに従うとしよう」
きりたん「それじゃあ、美味く近づいて、遠くの敵も射線上にいれるとしましょう。」
ハンバーグ「あくまでも、それは幸運次第だ。
二兎を追う者は一兎も得ずという言葉がある。忘れるなよ?」
きりたん「分かってますよ。けど、一発切りの銃弾なんだから、余裕が有れば一石二鳥と行きましょうよ」
ハンバーグ「ふむ…まあ、我はその考え方。嫌いでは無いがな……」
そう話しながら歩いて行くきりたんとエンテイは、小さな絆が、芽生え始めていたのかもしれない。
だからこの後、ふたりの放ったZワザ、『ダイナミックフルフレイム』は、確実にジャキラに命中し、その先に居た顔も知らない敵にも、影響をもたらしていたんだろう。
葵「…………何でよ。何で
ロリーズのバトルはここまで。
次回からは大人組のバトルになります。
え?切り方が中途半端?ジャキラの殺られ方が雑?
それは 428渋谷 的な、全員のバトルが終わったら纏めてエンディングってカタチにするための物です。ご容赦くだはい。
きっとそうなると思うんです……
モチベーション回復の為の感想をお願いします
鳴花ヒメミコ を仮に登場させるとして…性別をどうするか
-
ヒメミコ共に女の子
-
ヒメ・女子 ミコト・ブツ有り
-
ヒメ・ブツ有り ミコト・女子
-
ヒメミコ共にブツ有り