作者「早っ、前回いなくなるのも早かったけど出てくるのも早いな」
キリト「それではどうぞ」
作者「おーい、無視はひどいよー」
俺、桐ケ谷和人は一人森の中を歩いていた。ただこの森は本物の森ではない。ここは仮想世界の中、もっと詳しく言うと、
Sword Art Online《ソードアートオンライン》
と言う、仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム《VRMMORPG》の中だ。
なぜ俺がここに……ソードアートオンライン《デスゲーム》にいるがと言うと、あの日からだ。
2022年11月6日の日曜日、午後1時正式サービスが開始された。俺の場合はβテスタだったからソードアートオンライン自体は前からやってはいたが、その頃はちゃんとログアウトできたから大丈夫だったが、正式サービスではログアウトできなかった……
~アインクラッド内部 第一層 『始まりの街』~
「まず始めは装備をそろえてレベル上げかな~」
早く準備をしたかったから走っていると
「おーい、そこのにいちゃん」
「にいちゃんって、俺のことか?」
「おう。それより、その迷いのない動き、さてはβテスト経験だな」
どう答えようか迷ったが、ここはゲームの中で名前はキリト、ましてや姿も違う。
そう思い、俺は正直に答えた。
「あぁ」
「やっぱりそうか。そんなら、ちょいとレクチャーしてくれよ」
特に断る理由もなかったから
「別にいいけど…」
ここで俺は重大なことに気づいた。
「(この後何を話せばいいんだ…)」
そう思い振り絞って出した言葉は
「じゃあ、武器屋…いく?」
「お、おう」
「(俺はチュートリアルのNPCかよ!!!)」
〜第一層 フィールド(圏外)〜
「次は戦闘かな。それじゃあまずは手本を見せるから」
そう言い俺は、さっき武器屋で買った剣で近くにいた青いイノシシに向かって剣技《ソードスキル》を放った。
俺の放った《スラント》は青いイノシシに命中。HPが減っていき最後にはポリゴンの欠片となって消えた。
「おー、カッケー」
さっき始まりの街で会ったプレイヤー、クラインが呟いていた。
「次、クラインの番だぞ」
「おう」
「クラインは曲刀か、じゃあ基本技の《リーバー》でも練習するか」
「了解。で、とうすればいいんだ?」
こんな感じで俺たちは話ながらモンスターと戦い、時にはアイテムについて説明をしたりした。この後この世界がデスゲーム化するとは知らずに…
「おりゃー!!」
その掛け声とともに例の青いイノシシに《リーバー》が命中し、イノシシはポリゴンの欠片となった。
「うおっしゃーー!!!」
戦闘のレクチャーを始めてから1時間くらい経ってコツを掴んできたきたと思い1人で戦わせてみたが、ソードスキルをミスらず発動できるようになり俺が手伝わず敵を討伐できるようになった。
「初勝利おめでとう。…でもあのイノシシ、ドラ○エで言うとスライムくらいだけどな」
「マジかよ…、俺はてっきり中ボスぐらいだと思ってたが」
「そんなあるかよ」
笑いながらそういった。もうこの世界に幽閉されているとは知らずに…
「で、どうする?もう少し狩るか?」
「ったりめーよ!と言いたいところだけど、一旦落ちるわ。ピザの配達五時半に指定しちっまたから」
「おー、ぬかりないな」
「おう。それじゃあ今日はありがとよ」
「ああ、それじゃあ」
俺がそう言うと、クラインはメニュー画面を開いた。その時クラインが異変に気付いた。
「あれ、おっかしーな」
「どうかしたか、クライン」
「あれがねぇ」
「あれって?」
「ログアウトボタンが無ぇんだよ」
「そんなわけ、ほらここに…」
メニューを開き、本来ログアウトボタンがある場所にログアウトボタンが…
「無い。ほんとだ…、ログアウトボタンが無い」
「だろ」
「クライン、GMコールしたか?」
「してるけど反応しねぇよ。なあキリト、他にログアウトする方法はねぇのか?」
「無い。ログアウトボタンからじゃ無いと自発的にログアウトできない。…外側からナーヴギアを外してもらえばログアウトできないこともないけど…、クラインの家に他の人は?」
「一人暮らしだからいねぇな、キリトお前はどうだ?」
「俺は、母さんと妹が…」
ここまでいいかげた時クラインが俺の肩を掴んできた
「妹さん、今おいくつですか?」
「えっ、今この状況でどうして妹の話に…、しかも急に敬語に…」
「妹さん紹介してくれよー、俺とお前の仲じゃないかよー」
「そんなこと言っても俺の妹、ゲームとかしないし、俺たちとは違う人種だし…」
「それでもよー」
「そんなのと言われ…」
と、言ったその時俺たちの周りに青い光が
「なっ、なんなんだ」
俺には見覚えがあった
「転移《テレポート》だ!!」
そう言うとさっきまで戦っていたフィールドから始まりの街に飛ばされていた
始まりの街にソードアートオンライン内の全プレイヤーが集められていた。そこで茅場晶彦と名乗る巨大なアバターに、
「ログアウトボタンがないのは、バグや不具合ではなく、ソードアートオンライン本来の使用である」
「この世界から脱出するためには、アインクラットの第百層のフロアボスを倒せばいい」
「この世界で君たちのアバターのHPが0になった場合、現実世界の君たちの脳をナーウギアによって破壊される」
「外部からの救出はありえない。ナーウギアの10分間の外部電源切断、二時間以上のネットワーク回線切断、ロックの解除、分解、破壊のいずれかが試みられた場合、脳破壊シークエンスが実行される。なお、その警告を無視し先ほどのいずれかが行われた例がありその結果、約二百人のプレイヤーがこの世界及び、現実世界から永久退場している」
そう言った。
そして、茅場(?)はこういった。
『これは、ゲームであっても遊びではない』
キリト「よし、この感じだと次も俺だ」
クライン「はぁー」
キリト「どうしたクライン?」
クライン「はぁー」
キリト「クライン?作者、何かあったのか?」
作者「それは…」
キリト「?」
作者「おいクライン、キリトがいるぞ!」
クライン「!!」
キリト「気付いたか、クライン」
クライン「おう、聞いてくれよキリト」
キリト「どうした?」
クライン「今日夢を見たんだよ」
キリト「それで?」
クライン「ユナちゃんのステージだったんだよ」
作者「(一応知らない人のために説明しておくと、劇場版ソードアートオンラインオーディナルスケールに出てきた、AIのアイドルがユナである)」
キリト「うん」
クライン「そしたら、ユナちゃんがこっちを見てくれたんだよ!」
キリト「おう、良かったじゃないか」
クライン「そしたらよキリト、お前がユナちゃんをさらったんだよ」
キリト「なんか嫌な予感」
クライン「キャルゲーの主人公もびっくりなほど、たくさんの女の子が周りにいるお前さんがよぉ」
キリト「まあそれは、照れるなぁー」
作者「(褒めてねぇよ)」
クライン「どうして、夢の中にまできて他の女の子を取るんだよぉ〜」
アスナ&リーファ「へー、キリトくん(お兄ちゃん)女の子口説いたの?」
キリト「どうしてこうなった」
アスナ&リーファ「私たちがいるのに、まだ女の子が足りないの?」
キリト「たっ助けてくれ、クライン!作者!」
クライン&作者「やっちゃってください!二人とも!!」
キリト「お前ら、後で覚悟してけよー!!」
『キリト、アスナ、リーファが退室しました。』
作者「あ、次回予告的なのやってない。………クラインよろしく」
クライン「なんだよ今の間は、まぁいっか、多分キリトは今ひどい目にあってるからな」
作者「(クライン嬉しそうだなー)」
クライン「次回は茅場の話のところからだ」
作者「誤字脱字や感想などありましたら、ぜひお願いします!」
クライン「それではまた次回」