ナイトレイドアジト温泉
レオーネは顔を洗いに温泉に来ていた。顔を洗っていると水面には自分の顔ではなく、別人の顔が映った。気づいた時には遅く水中からナイフが飛び出してきてそのまま温泉の中に倒れた
「けひっ、やりましたスタイリッシュ様。このトローマが一人仕留めましたぜぇ!引き続き任務を続行します!」
「━とのことですスタイリッシュ様」
トローマの言った事を耳は聞き取りドクターに報告した
「上出来よさすが桂馬の役割、敵地に飛び込んだわね、さあ・・・
チームスタイリッシュ熱く激しく攻撃開始よ!!」
ドクターの宣言と同時に全ての強化兵達がナイトレイドアジトに向かって走り始めた
「いい!?なるべく死体は損害を少なくして持って帰るのよ!!生け捕りに出来た人は一晩愛してあげるわ!」
「・・・しかしいいのですか?エスデス様にナイトレイドの事を知らせなくって」
「ナイトレイドにその帝具・・・最高な実験素材を独り占めしないでどうするのよ!」
目からの問いかけに答えたら次に鼻から声が掛った
「ではセリューに声をかけなかったのも?」
「あの子に知らせれば隊長に言うって聞かなさそうだからスルーしたわ。香車(セリュー)がいなくても飛車と角行がいれば盤面はなんとかなるわ!」
と言いドクターは後ろに控えている2人に声をかけた
「カクサンその帝具メンテすると言って取り寄せてるんだから傷つけないでね」
「ワッハハ!!俺の頭脳と体力で使いこなしてみせますぜ!」
カクサンの手にはエクスタスが握られていた
「トビー!!アンタはカクサンと共に大物相手よいける?」
「最高のコンディションです。必ず勝ちます」
「じゃあアナタ達もビンビンに暴れてきなさい。手はず通りにね!!」
ナイトレイドアジト内
「いきなり大量の敵かよ!?クソッ!もう中まで入り込んでるのか・・・」
ラバックの帝具、千変万化 クローステールで張った糸が反応して廊下を走っていた。その途中中に入り込んだ敵と交戦撃破した
その頃外ではブラートとシェーレが共に居た
「シェーレは無理をするなよ。流石に包丁でこいつ等を仕留めるのは苦労するぞ」
「ええ、急所を狙ってみます」
「お!鎧の兄ちゃん出てきたな」
「我等との勝負を所望します」
ブラートとシェーレが話していると、エクスタスを持ったカクサンとトビーが現れた
「エクスタス!!」
「いいだろ?ごきげんな俺の帝具さぁ」
「それはシェーレのだ!返してもらうぞ!!」
ブラートはエクスタスを取り戻そうとカクサンに攻撃しようとしたがトビーから攻撃がきて足を止めてしまった。そこにカクサンがエクスタスで攻撃してきた。ブラートはすれ違いざまにノインテーターを首に刺しカクサンを撃破した
「シェーレ!」
ブラートはエクスタスをシェーレに投げた。エクスタスが戻りシェーレはトビーと対峙し、トビーの機会の体をエクスタスで切断した
「カクサン、トビーがやられました」
「誰に?」
「ブラートとシェーレにです。またエクスタスはシェーレの手に。また歩兵もごっそり数が減っています」
「あらいやだ・・・誤算だわぁ・・・」
「誤算ではない、慢心になっていただけだ」
「「「「!!?」」」」
ドクターと耳が話していると、この場にいる4人以外の声が聞こえてきた
「どう言う事かしらスザク・・・」
「「「スザク殿!!」」」
「ナイトレイドの連中は皆強い。ほとんどが帝具使いだからな。ドクターここは引け」
「まだよアタシには切り札が・・・」
「・・・空から何かが近づいて来ます!」
スザクとドクターが話していると耳が何かを感じ後ろを向いた
「え?それはどういう・・・」
ゴッ
「・・・!特級危険種のエアマンタ・・・!?」
「人が乗ってます。あ、アレは!!
元将軍のナジェンダです!!他にも2名程乗っている模様です!!」
「なーんてスタイリッシュ!!特級危険種を乗り物に飼いならすなんて!!」
「感心している場合ではありませんよ!」
「エアマンタ位直ぐ作れるぞ」
「それはスザク殿の帝具しか出来ませんよ!!」
ドクターとスザクの言葉に突っ込む鼻
「アジトの方角で凶・・・さすが占いの帝具的中だな。さっそくお披露目だな新しい戦力」とエアマンタの上でナジェンダが言った
ナジェンダが現れた頃マインにトローマが襲い掛かったがレオーネに蹴っ飛ばされた
「私はなぁ・・・奇襲するのは好きだけどされるのはだいっっっっっ嫌いなんだよ!丈夫に強化されてるっぽいがその分楽に死ねると思うなよ」
レオーネの言葉にタツミとマインは呆れるしかなかった
トローマは靴に仕込んだナイフでレオーネを刺そうとしたがレオーネは歯で受け止めた
レオーネの帝具は百獣王化 ライオネルで獣化し自身の身体能力を強化しトローマの攻撃を防ぎ撃退した
そこにブラート、シェーレ、ラバックの三人が合流しナイトレイドが集合した。そこに残りの強化兵がナイトレイドを取り囲んだ
「コイツ等で糸に反応している敵は全部だぜ」
「他にも近くに匂いもないしね」
ラバックは糸でレオーネは嗅覚で残りの敵が周りに居るやつだけだと言った
「よしっ!皆揃ったんだ一気に叩こうぜ!!」
「おう!」
ドサッ、ドサッ、ドサッ、ドサッ、ドサッ
タツミが言ってブラートが答えたがブラート以外の全員が急に倒れた
「インクルシオ以外にてきめんに効いてますスタイリッシュ様」
ブラート以外が倒れたのはドクターの毒が効いたからだ
「ブラート以外が動けない今のうちに逃げるぞ。厄介な相手も現れたからな」
「どうして?まさに好機じゃない」
「なっ!・・・新しく来た奴が歩兵達を次々倒しています。毒が効いていない模様です」
「何ですって!!」
「それもそうだ」
「スザクあの助っ人知っているの?」
「ああ、あいつは帝具人間、電光石火 スサノオ。ナジェンダ元将軍の新しい帝具だ」
「何故アナタがその事を知っているの?」
「俺の最初の仲間が手紙で教えてくれたんだ。今エアマンタに乗っているがな。さてドクターどうする?俺と共に退却しフリーウイングに入るかこのままやられるか。好きな方を選べ」
「・・・」
「ちなみに今なら超級危険種のガラティオンを2体やるぞ?」
「スザク、アタシをフリーウイングに入れて頂戴!!」
「「「スタイリッシュ様!!?」」」
「OK交渉成立だな。お前達はどうする?」
「私達は敵の足止めをします」
「スタイリッシュ様をよろしくお願いします。スザク殿」
「ご武運を」
スザクの問いかけに目、鼻、耳が答えた
「ああ、行くぞドクター剃」
スザクはドクターを抱えて剃を使い逃げた
その後、強化兵(目、鼻、耳を含む)全てナイトレイドに打ち取られた
(まさかDr、スタイリッシュまで仲間に引き入れるなんて・・・本当スザクについて来て良かったわね。スザクならこの腐敗した世界を壊して、平和な世界にしてくれそう。私も頑張らないと)
チェルシーはエアマンタの近くで、ナジェンダ達を見てから空を見てそう思った
(さーて、マーグ高地に付いたら報告の手紙を書かなくちゃ・・・あなたの最初の仲間はせっせと働きますよあなたの為に)
イェーガーズ残り5人、ナイトレイド(チェルシーなし)8人、フリーウイング(サヨ、イエヤス、スピア、ヌマ、三人娘以外チェルシー、ドクター含め)14人
感想、評価待ってます!!
活動報告にて今度書こうと思っているハイスクールD×Dの小説で主人公の眷属を募集しています!他作品のキャラを眷属にしようと思っているのでいいキャラがあれば教えて下さい!!