アカメが斬る!第三勢力   作:マスターM

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交渉

南の島から戻り数日が経ったある日

 

「マーグファルコン・・・チェルシーからの手紙だな」

スザクの部屋の窓にはチェルシーから手紙をつけたマーグファルコンがいて、スザクは手紙を読み始めた

 

「・・・ナイトレイドは安寧道の武装蜂起を利用するつもりか。俺としては安寧道はヌマと同じで配下に入れたいが・・・仕方ないナイトレイドに交渉に行くか。さて」チリン

 

「はーい。お呼びでしょうかご主人様」

スザクは鈴を鳴らしてルナを呼んだ

 

「全員をリビングに集めてくれ。大至急にだ」

 

「畏まりました」

 

 

 

 

リビング

「ナイトレイドが安寧道の武装蜂起を利用するそうだ」

 

『!!?』

 

「でもそんな事したら・・・」

 

「沢山の民の血が流れる・・・」

スザクの言葉を聞き全員驚き、ツクシとグリーンが呟いた

 

「それはこの国が末期にきているからだ。そこで俺はナイトレイドに交渉に行こうと思う」

 

「何言っているのリーダー!!」

 

「そうだよ!」

スザクがナイトレイドに交渉に行くと言うと全員が反対の声をあげた

 

「今回のことは最終目標は同じボリックだ。ボリック暗殺の手助けをする代わりに、安寧道をフリーウイングの傘下に入れる条件を出せば、上手く行くかもしれん」

 

「だけど・・・」

 

「大丈夫だ。お前達は何時でも出れるように準備をしておけ。いいな?」

 

『はい』

スザクの言葉に未だ納得が出来ていないが全員返事をした

 

 

 

 

 

 

ナイトレイド新アジト近くの森

 

「さてここまでくれば糸の結界に触れているだろ」

スザクは仮面をつけ骸として森を歩いていた

 

「おいおい、糸が反応して来てみればとんだ大物じゃねーか!!」

 

「うるさいわよ馬鹿!!」

 

「来たか・・・」

スザクの後ろから、ラバック、マインが現れた

 

「安心しろ戦いに来たんじゃない。話がしたいナジェンダ元将軍の元に連れって行ってくれないか?それと隠れて隙を伺っている2人も出てきたらどうなんだ?」

 

「へ~私達の気配を察知していたか」

 

「やっぱり凄いなお前」

スザクに指摘され、ライオネルで獣化して隠れていたレオーネと、インクルシオを纏い透明化を使っていたブラートがそれどれ思った事を言って出てきた

 

「それで話ってなによ?」

 

「それは全員が揃えば話す」

 

「・・・分かったついて来い」

 

「え!ブラートいいのかよ!?こいつをアジトに入れても!」

 

マインが何の話か聞こうとしたらスザクは全員集まれば話すといい、ブラートが案内しようとするとラバックが抗議した

 

「少なくても俺とマイン、シェーレはこいつに助けられているんだ。少しは信用できる」

 

「そうね。シェーレが生きているのはコイツのおかげだし、あの時はあ、ありがとう・・・」

ブラートの言葉に同意し助けられたことのお礼を言ったマインであった。スザクはそのお礼に「気にするな」と言い5人はアジトに入って行った

 

 

ナイトレイドアジト会議室

 

「初めましてだな。ナジェンダ元将軍。知っていると思うが俺が骸だ。フリーウイングのリーダーを務めているヨロシクな」

 

「ナイトレイドのボスのナジェンダだ。何の用でここに来た?」

ナジェンダはスザクの事を警戒しながら聞いた。今この場にはチェルシー、タツミを含むナイトレイド全員がいた

 

「安寧道の事だ。今回の目標は一致していると思うのだが?」

 

「ボリックの事だな」

 

「そうだ。俺は安寧道の教主と近々接触しようと思っていたところだ」

 

「何故だ?」

 

「決まっている。安寧道をヌマと同じ傘下にくわえる為だ。俺は民が血を流す事をしたくはないがこの国は最早末期だからだ、遅かれ早かれ民達の怒りは爆発するだろ。なら俺に出来る事は安寧道も傘下にいれ、北と東そして俺達フリーウイングで帝都を攻め落とす。無論民には手は出さない。倒すべき相手はエスデスと大臣なんだからな」

 

「成程なお前がここに来たのは、我々は安寧道は関わるなと言いに来たのだな」

 

「いや少し違う。俺がここに来た理由は交渉するためだ」

 

「交渉?」

 

「ああ。ボリック暗殺はアンタ達ナイトレイドに任せる。代わりに俺達は道中追ってくると思うイェーガーズの足止め及びボリック暗殺の手助けだ」

 

「・・・お前の要求は?」

 

「安寧道を俺の傘下に入れる事だ。アンタ達からしたら破格の提案だと思うのだが?」

 

「確かにな・・・いいだろ。手を組もう」

と言いナジェンダは手を前に出してきた。スザクもそれに答える為に手をだし、2人は握手した(ラバックは涙を流しながら見ていた)

 

「さてボリック暗殺に家の帝具使いを貸そう。そいつの帝具は一斬必殺 村雨だ」

 

「かすり傷でも死ぬと言う刀型の帝具か・・・」

 

「ああ。ボリックの存在は帝国にしては鍵だからな。確実に仕留めないといけないからな。後イェーガーズの足止めの為にアンタには東のロマリー街道、南の方で目撃されて欲しい」

 

「それぐらいお安い御用だ。ついでにその近くの賊にもエスデスの事を話しておく、撤退の時にはそいつ等を使ってくれ」

 

「助かる。俺だけならまだしも、他の連中もいるとエスデスから逃げるのは困難だったから助かるな。合流はキョロクでいいか?」

 

「ああ、分かったキョロクの仮アジトの場所を教えておく」

 

「分かった今回の作戦には家主力メンバー全員連れて行く予定だキョロクで会おう」

スザクはそう言い剃を使ってフリーウイングアジトに戻った

 

「・・・皆今回の事はどう思う?」

スザクがいなくなりナジェンダはメンバーに聞いた

 

「今回に限っては信用してもいいと俺は思う」

 

「私の勘も大丈夫って言ってるよボス」

 

「それにエスデスに対抗出来るヤツは敵に回したくないし、今回はエスデスを足止めしてくれるのだったら大丈夫だと思いますよ」

 

「なら今回は骸達フリーウイングと手を組むいいな?」

 

『はい』

ナジェンダはメンバーの意見を聞いてスザク達と手を組む事を決めた

 

「早速動くぞ、私とマインは南に行きワザと目撃される。他のメンバーはキョロクに向かえ!」

 

『了解!』

 

「それとチェルシーは私達の連絡係だ」

 

「それって骸との?」

 

「ああ、私とマインが目撃されたら直ぐにキョロクに向かう。お前は南に残り骸を見つけ次第この事を伝えてほしい」

 

「了ー解」

 

「よし行くぞ!!」

ナジェンダの言葉でナイトレイドは動き始めた。そんな中チェルシーは鳥に変身してフリーウイングアジトに向かった

 

 

 

 

 

 

フリーウイングアジト

 

「・・・って事」

 

「分かった。これより全員で南に向かう!!今回の標的は安寧道のボリックだ。ボリックの暗殺はナイトレイドに任せて俺達はエスデス達イェーガーズの足止めだ。そして出来れば何名か仕留めたいと思っている。だが無理はするな生きて全員で帝国を変えるぞ」

 

チェルシーの報告を聞き、全員に激をかけた

 

『はい!』

 

「それと主報告が」

 

「何だ?」

 

「キョロクに羅刹四鬼が向かったそうです。大臣の命令で」

 

「不味いな・・・キョロクに行っている諜報員達に知らせておけ」

 

「はっ」

 

「チェルシー今回の事が終わればお前には戻って来てもらう」

 

「私のスパイ活動ももう終わりか」

 

「ああ。この事が終われば俺の正体も明かそうと思う」

 

「大丈夫なの?」

 

「その為の布石だ。さてと・・・行くぞ!!」

 

『はい/おお/了解!!』

スザク達フリーウイングも南に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後イェーガーズ本部

 

「隊長。ナイトレイドのナジェンダとマインと思われる人物が東のロマリー街道で目撃されたそうです」

 

「イェーガーズ全員を招集しろ」

ランからの報告を聞き読んでいた本を片付けイェーガーズの招集を命じた

 

 

 

 

 

 

人が次第に朽ちゆくように国もいずれは滅びゆく━━

 

新国家の誕生を目指す者達(ナイトレイド)と国を護る者達(イェーガーズ)更に、国を内外から変えようとする者達(フリーウイング)

思想、理念、目的、全てを違えた彼等は避けられぬ運命によって、衝突の日を迎える。必殺の武具をその身に纏い己の決意を胸に秘め・・・決戦に挑む!!




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