中々思いつかず遅れました!!すいません!!!
ナジェンダとマインが目撃されたと報告を受けたエスデスはイェーガーズ全員を招集し、イェーガーズ本部を出た。それを革命軍の密偵が目撃しナイトレイドにマーグファルコンに手紙を預けた
「5人・・・イェーガーズ全員で出動してきたな(エスデスの進行速度を考え聞き込みの時間を含めると、明日の午後にはここに来るはず)」
ナジェンダは手紙を読みそのように予測した
「密偵チームから情報が入った。チェルシー骸にこの事を知らせてくれ。私とマインもキョロクに向かう」
「了解」
チェルシーは鳥に変身し予めスザクと決めておいた場所に向かって飛んで行った
フリーウイング・集合場所
「明日か・・・」
「うん。密偵からの報告とボスの予想で恐らく明日にはエスデスがここに来るって」
「分かった。それとチェルシーはアカメを連れてキョロクのナイトレイドの仮アジトに向かえ」
「え?アカメちゃんを連れて行くの?」
「ああ、俺達の標的はボリックだ。今アカメの帝具をエスデス達に知られる訳にはいかないからな」
「そう言う事か。じゃあアカメちゃんを連れて行くけど・・・死なないでね」
チェルシーは今まで一番スザクの身を案じた
「当たり前だ俺を誰だと思っている?」
「そうだったわね。無謀にも第三勢力を作り、二つの帝具を持つ常識外れな塊の貴方がそんな簡単に死ぬ訳ないわね」
「再開はキョロクだ。俺を含め全員で再会するぞ」
「ええ、じゃ行きましょうかアカメちゃん」
「ああ。リーダー、クロメ、皆待っているぞ」
「ああ」
「お姉ちゃんもチェルシーも気を付けてね」
「俺達も直ぐに向かうさ」
チェルシーはエアマンタに変身してアカメを乗せキョロクに向かった
「さて作戦会議だ。エスデスには俺が当たるとして他のメンバーは誰が担当するか・・・」
「ボルスにはアタシが適任だろ?」
「確かにルビカンテにならブラックマリンは効果が良いが・・・」
「分かっているよ、水辺に上手く誘導させるさ」
「ならいい。ナタラもボルスに当たれ、未来視でボルスの動きを監視するんだ」
「はい」
「次にセリューにはクロメとガイだ」
「うん」
「おう」
「ランにはグリーン、ツクシ、メラだ。マスティマは厄介だかだな」
「「はい」」
「分かったわ」
「ウェイブにはナハシュ、コルネリア、ポニィそれにタエコだ」
「はっ」
「ええ」
「はーい」
「うん」
「ドクターはここで待機だ」
「ええ」
「出来れば1、2人打ち取りたいが無理はするな。キョロクでもチャンスはあるからな。そして最後に・・・死ぬな。生きて皆で帝国を変える日を迎えるぞ」
『はい/おう/ええ』
翌日ロマリー街道
「ナジェンダは南に向かったか・・・」
「南へずっと行けば反乱軍の息がかかっているであろう都市。キナ臭いですね」
エスデスの言葉にボルスが続いた。
「出来すぎているな」
「はい。この都合の良さ高確率で罠だと思います」
次にランも罠だと全員に言った
「ってことは追うと危ないですね」
「・・・いやこの機は逃さんぞ。今まで巧妙に隠れていた奴等が自ら姿を現したんだ。罠を覚悟した上でーーーそれごと叩きつぶす!」
ウェイブの言葉を否定したとえ罠だとしても叩き潰せばいいと全員に言った
「来たみたいだな・・・」
スザクは高台からエスデス達を確認した
「クロメ手はず道理にな」
「うん」
スザクはそう言い剃を使いエスデス達を待ち構える為に動いた
「デスタグールやれ!」
デスタグールから光線がエスデス達の前方に向かって発射された
一番最初に気づいたのはエスデスで自分達の周りを氷で囲み被害を抑えた
「今のは・・・」
「流石だな、デスタグールの光線を防ぐとは」
「お前は骸!それにフリーウイングか!どうしてここにいる!?」
エスデス達の前に現れたのはスザク達フリーウイングのメンバー達だ(因みに皆仮面をしている)
「決まっている。お前達を討つ為さ」
「ナイトレイドを使うとはお前達はグルか」
「今回はな。さぁ始めようイェーガーズ!!」
スザクは言い終わるのと同時にアイキャップで壁を幾つも作り分断させようとした。またガイもレイアースーツで土の壁を作り分断させようとした、地面からはクロメの骸人形達が出て来て、ウェイブにはタイラント、ランにはドーヤ、ボルスにはエイプマン、セリューにはウォールが当たりそれどれが戦う場所に無理やり誘導させることに成功した。
その場に残っているのはスザクとエスデスのみ
「良い連携だ。私達を上手くバラバラに分断させたな」
「さぁエスデス北での決着をつけようか」
そう言うスザクだがここで決着をつける気はなかった
(革命軍の野心派共を始末するにはエスデスの力がいる。奴らが動くとしたら最終決戦時・・・その時まではエスデスに生きてもらわないとな・・・)
「望むところだ」
エスデスはレイピアをスザクはアイキャップで双剣を作り構えた
「今度こそその仮面を剥がしてやる」
「やれるものならやってみろ!」
刹那2人の武器がぶつかり衝撃が周囲を襲った
クロメ・ガイVSセリュー・コロ
クロメの周りにはデスタグールを含めた全ての骸人形が居た
「どんなに数がいようとも、正義は勝つ!」
セリューの顔は狂気に満ちていた
「私達もリーダーと出会わなかったらああなっていたのかな」
「さあな、でもこれだけは言える」
「??」
「俺達はリーダーと出会わなければ何も知らないまま過ごしていた。帝国の闇を知らないまま帝国の為に働いていたかもな、だからこそ俺達はリーダーについて行くと決めただろ?」
「そうだね、何より最愛のお姉ちゃんとまた一緒に居られるし、リーダーにはとてつもない恩があるからね」
「その恩を返すためには・・・」
「アイツを片付ける。行けお人形さん達」
クロメの合図で骸人形達は一斉に襲い掛かった
「コロ腕」
「キュウウウ!!」
セリューの指示でコロは巨大化し拳のラッシュで骸人形達を迎え撃った
ギン・ナタラVSボルス
「黒のおかげで水の近くに誘導出来たぜ」
黒と言うのはクロメの事をさす。フリーウイングとしての行動中、敵がいれば仲間の事は軍名で呼ぶ事になっている
「私は数えきれないほど焼いてきたから・・・刺客に狙われてもしょうがないと思っている・・・」
そこまで言った所でボルスの頭には妻と娘の顔が浮かんだ
「・・・でも私は死ぬ訳にはいかない!!マグマドライブ」
「上等だ!水塊弾!!」
火炎の弾丸を水の塊で相殺さした
「ギン気を付けて次は広範囲の炎だ!!」
「分かった、深淵の蛇!!」
ナタラの未来視で見た通り広範囲の攻撃がきたが。蛇の形をした大量の水で相殺した
(リーダーの炎の方が厄介だな)
ギンはルビカンテの火力と朱雀の火力を比べて朱雀の方が厄介だと結論を出した
一方その頃チェルシーとアカメはキョロクのナイトレイド仮アジトにいた
「ボス、骸から村雨の使い手を預かって来たわ」
「アカメだ。今回の事に限り自由に使ってくれとリーダーが言っていた」
「分かった。その心使いありがたく頂こう」
「それとリーダーからの報告だ」
「何だ?重要な事か?」
「ああ、皇拳寺羅刹四鬼がここキョロク入りしたそうだ。『出来るだけ密偵を退避させろ、後の戦いの為に』だそうだ」
「羅刹四鬼がいるのか!?分かった出来るだけ密偵達を逃がすようにする。しかしお前は仮面をしなくっていいのか?フリーウイングのメンバー達は作戦時に全員仮面をしていると聞いていたが・・・」
「この作戦が終わればナイトレイドの者達にリーダーの正体を教える事になっている。だから私は仮面をしていない。だがボリック暗殺時には仮面を被るまた名を呼ぶときは赤で頼む。帝国に名前を知られる訳にはいかないからな」
「分かった。皆もいいな?」
ナジェンダが全員に聞くと全員頷いた
(リーダー皆無事でいてくれ)
アカメはスザク達のいる方向に向かって全員の無事を祈った