アカメが斬る!第三勢力   作:マスターM

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フリーウイングVSイェーガーズ後半

(やられましたね。まさかナイトレイドとフリーウイングが手を組むとは・・・しかしフリーウイングの方は私達と戦うメリットが無い。何かあると思っていた方がいいですね・・・)

 

ランはグリーン、ツクシ、メラを前にして今回の事を考えていた

 

「蠢くもの」

 

「!?」

メラは蠢くもので攻撃を仕掛けた。ランはマスティマの羽で迎撃するが数が多く上空に逃げた。そこにツクシのプロメテウスの曲射が迫り急降下して避けるが降下場所にグリーンがおりサンドワインダーで捕まえようとするが羽で迎撃された。

 

(この連携考え事をして勝てる相手ではないですね)

ランは考える事を止め、グリーン達に集中した

 

 

 

 

「クソッ分断させられたか!急いで皆に合流しねぇと」

 

「そうはさせん」

ウェイブがイェーガーズのメンバーと合流しようとしたら、ナハシュ達が立ち塞がった

 

「フリーウイングか!?グランシャリオオオオオオ」

ウェイブはグランシャリオを纏った

 

「粉砕王!!」

最初に仕掛けたのはコルネリアで粉砕王で殴り掛かった

 

「ぐっ!」

 

「まだまだ!」

態勢を崩した所にポニィの追撃の蹴りが迫ったが後方にジャンプして躱した

 

「我こそ死神オールベルグの息吹。無常の風。汝を冥府へと導かん。颪」

躱した所にタエコが素早い刀による斬撃を繰り出してきた。ウェイブは防護フィルムで防御した

 

「横がガラ空きだぞ」

タエコの攻撃を防御していると横からナハシュが水竜の剣で斬りかかって来たが、タエコとは反対の防護フィルムで防御した

 

(こいつ等連携が上手い!!日頃から鍛えているな・・・それよりもこいつ等の武器は帝具か?確かフリーウイングには骸が思考創造 アイキャップで後死者行軍 八房それに、首斬りザンクの五視万能 スペクテッドそして隊長の部下の三獣士の帝具があるってミーティングで言っていたが、今該当する帝具はないな・・・)

ウェイブはナハシュ達の武器を見てミーティングで言っていたフリーウイングとナイトレイドの帝具の事を思い出していた

 

 

ゴォォォォォ

ウェイブが帝具の事を思い出していると突然大きな爆発がした

 

「任務達成だ戻るぞ」

 

「「「うん」」」

ナハシュはその爆発に心当たりがありコルネリア達に戻るように言った

 

「待って!」

ウェイブは止めようとしたが煙幕を張られ動けなかった。煙幕が晴れると誰もいなかった

 

「今のはまさかルビカンテの自爆か?ボルスさんがやられたのか・・・」

ウェイブは急いで爆発のした方に走った

 

一方ランの方も爆発が起こった頃にグリーン達は退却し同じ頃にクロメ達も退却した

 

 

 

 

 

爆発の数分前、ギン・ナタラVSボルス

 

(ギン俺が隙を作るからその間にルビカンテを頼む)

 

(分かった。死ぬんじゃねーぞボンクラ)

ナタラは未来視を使いボルスとの距離を詰める。ボルスはマグマドライブの攻撃を止め広範囲の炎でナタラを焼こうとした。対してナタラはトリシュラの柄を伸ばし上に避けた。ボルスはチャンスだと思い銃口をナタラのいる上空に向けた。

 

「その瞬間を待っていたぜ!!」

ギンは自分の剣に水を纏わせチェーンソーみたいに水を高速回転させルビカンテの銃口を斬った

 

「なっ!?」

 

「勝負あったな」

ギンは剣をナタラはトリシュラを構えた

 

「(帝具はもうダメ・・・なら!)奥の手発動!!」

奥の手と聞きギンは身構え、ナタラは洞視を発動させた

 

「(奥の手はマグマドライブだから嘘っ!思考を読まれ警戒を解く前に・・・)破壊する」

ボルスはナタラに気づかれる前にルビカンテを上に投げ自爆スイッチを押した。ギンは咄嗟に水で何層もの壁を作り自分とナタラを守って無事だったがボルスを見失った

 

 

 

 

爆発が起こる前のスザクとエスデス

 

「ヴァイスシュナーベル」

 

「うおおおおおお!!」

スザクは迫りくる無数の氷剣をアイキャップで作った両手剣で全て捌いた

 

「嵐脚クロス」

スザクは嵐脚を二回放ちクロス型にしてエスデスに放ったが氷の壁に止められた

 

「やはりお前との戦いは楽しい!もっとだもっと私を満たせ!!」

 

「ああもうこれだから戦闘狂は・・・剃」

 

「その技は見切ったぞ」

エスデスはスザクの剃を見切り背後に現れたスザクにサーベルを突き刺した。スザクは両手を硬化させ左手で防ぎ右手で殴り掛かった。エスデスは氷を展開させ防御した

 

「あの日私の意表をついたと言え、私に傷を付けたお前の事は一日も忘れた事はない。今度は私がお前に傷を負わす番だ。そして勝つのは私だ」

 

「は、寝言は寝て言え」

2人が再び激突しようとした時に大きな爆発がした

 

「何だ!?」

 

「(この爆発ルビカンテの爆発か?それなら・・・)任務達成だ、また会おうエスデス」

そう言いスザクはその場を離れた。スザクと入れ違いに盗賊団が現れた

 

「ひゃっあぁ!噂通りの超美女じゃねぇか!」

 

「たまんねぇな!!」

 

「単騎で突っ込むなよ、数にモノ言わせて打ち取るぞ」

エスデスをみて盗賊団は下卑たる顔をする

 

「こいつ等ここら一帯を縄張りにする盗賊団か、偶然の出会いではなさそうだな。まぁいい詳しく聞かせてもらうぞ」

エスデスは1人で盗賊団の相手を始めた

 

 

一方スザクの方も盗賊団に囲まれていた

 

「骸を仕留め帝国に売れば俺達は一生遊んで暮らせるぜ」

 

「成程。俺とエスデスどちらか或いは両方仕留め、その報酬を貰おうと言う算段か」

 

「その通りだ、大人しく俺達にやられな」

リーダー格の男の言葉で盗賊達はスザクに仕掛けた

 

「朱雀奥の手第一段階を発動させるぞ」

 

【この状況だ仕方ない】

 

「奥の手第一段階、灼熱地獄発動!」

スザクは覇王色の覇気を使わず奥の手で盗賊団を一掃する事に決めた。スザクが奥の手第一段階を発動させると、熱くない炎が盗賊団の足元に広がり広さは盗賊団丸々が入った

 

「な、何だ!?この炎は!?」

 

「熱くないぞ」

 

「どうなっている?」

 

「今に分かる。爆破」

スザクがそう言うとその炎は爆発し盗賊達は一人残らず燃えた

 

「しかし第一段階でこれだろ?最終の三段階になるとどうなるんだ」

 

【それは我にも分からぬ。只知っていることは奥の手は全部で三段階ある事だ】

スザクは朱雀から奥の手の事を聞いていて今日初めて使用した

 

「今はボルスの所に向かう事が重要だな」

残りの奥の手を考えるより今はボルスの事が優先と判断して爆発が起きた所に剃を使い急いだ

 

 

 

 

 

ボルスは傷つきながら森を歩いていた

「・・・また・・・皆で・・・一緒にご飯食べたいな・・・」

 

「それは・・・無理だな」

 

「っ!?」

ボルスの独り言に後ろから返事がしてボルスは慌てて振り向くと太刀を持ったスザクがいた

 

「骸!?隊長の相手をしては筈じゃ・・・」

 

「爆発が起きたのを利用して撒いて来た、ここには来ない」

スザクはそう言い仮面を外した

 

「スザク君!?まさか君が骸だったなんて・・・」

ボルスは骸がスザクだと知り驚いた

 

「・・・ボルスさん最後に言いたいことはありますか?あるなら聞きますが」

 

「一つだけお願いしてもいいかな?」

 

「・・・何ですか?」

 

「妻と娘を護って欲しい」

その言葉を聞きスザクはキレた

 

「そんな事言うのだったら最初から軍なんかに入るなよ!!人に任せる位なら自分で守ろうとしろよ!アンタの奥さんと娘さんに対する気持ちはその程度だったのか!!」

 

「そんな筈無い。私は妻と娘を心から愛している!でも、私はここまでだから・・・」

 

「誰が始末するって言った?」

 

「え?」

スザクの言葉を聞き疑問の声をボルスはあげた

 

「ボルスさんアンタに2つの選択肢がある。一つ目、今ここで俺に討たれ奥さんと娘さんを悲しませるか。二つ目、帝国を抜け奥さんと娘さんを連れ田舎で過ごす。どっちを選ぶ?」

 

「見逃してくれるのかい?」

 

「アンタが腐りきった人間なら直ぐ始末していたが、俺はアンタの優しさを知っている。他の人の代わりに自分がやる優しさを持っているし軍人の鏡だしな。さてどっちを選ぶ?」

 

「・・・私は後者を選ぶよ。スザク君の言う通りこれからは田舎で妻と娘を護るよ」

 

「なら此処に行って下さい。奥さんと娘さんが待ってます」

スザクはボルスにボルスの妻と娘がいる場所の地図を渡した

 

「スザク君最初から私を逃がすつもりだったの?」

 

「ええまぁ。あ、安心して下さいね奥さんと娘さんは三人娘が説得したので力ずくな手は使ってないですよ」

 

「ありがとうスザク君」

 

「いいから早く行って下さい。エスデス達が来てややこしくなる前に」

 

「うん。本当にありがとうね」

そう言いボルスは地図が示す場所に急いだ

 

「さようならボルスさん」

スザクはボルスの背中を見て小さく呟いた

 

 

 

 

 

 

フリーウイング集合場所

 

「リーダー遅いね・・・」

 

「相手がエスデスだからな」

 

「もしかしてやられたのかな?」

 

「口を慎め雑魚。主がやられる訳ない」

 

「チーフの言う通りよ、リーダーが簡単にやられる訳ないじゃない」

既にスザク以外の全員が戻って来ていてドクターによる検診も終わってスザクを待っていた

 

「戻ったぞ」

丁度噂をすれば無傷のスザクが入って来た。全員スザクが現れた事に安堵した

 

「少し休憩したらキョロクに向かうぞ。途中でエスデス達と遭遇しないよう少し急ぐ、今のうちに準備しておけ」

 

『『『了解!』』』

スザクの言葉に全員返事をして準備に動いた。スザクはドクターに軽く見てもらい、奥の手の影響を調べてもらった。

30分程してドクターの結果と準備が出来たので、アイキャップでエアマンタを3体創り移動しながらドクターの話を聞きキョロクを目指した

 

 

 

イェーガーズにボルスが戻らずボルスは死亡したと判断した。そして大臣から護衛の任務が入りイェーガーズもキョロクに向かった

 

 

 

 

次の戦場はキョロク

 

フリーウイングとナイトレイドVSイェーガーズと羅刹四鬼の戦いの幕が上がる




はいボルスさん生存です!そして奥さんと娘さんの死亡回避です!!



活動報告にて異世界放浪の次の世界のアンケートを取っています!受け付けは8月中旬を予定しています!!

又トリコとのクロスするアンケートもやってます!こちらは8月3日木曜日までです!!

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