アカメが斬る!第三勢力   作:マスターM

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フリーウイングのアジトは帝都のスラムの奥の方です

後付けみたいですがご了承下さい。


あとお気に入りが40人になりました。これからも読んでいただけるよう頑張ります。


5人目の帝具使いと3人娘

北の要塞都市から撤退したスザク達は自分達のアジトにヌマ・セイカとその仲間達を連れて戻った

 

「帰ったぞ~」

 

「「「「お帰りなさい」」」

 

スザクが中に入り声を出せば、留守番組が出迎えた。しかしその後ろから以外な人物が出てきた

 

「久し振りねスザク」

 

「何でお前がここにいる。

 

 

メラルド!?」

 

 

メラルド・オールベルグ。暗殺結社オールベルグの頭領。現在フリーウイングと同盟関係である

 

「メラで良いわよ?男で認めているのは貴方だけなんだし」

 

「そんな事はどうでもいい、何故お前がここにいるか聞いているだ」

 

「その事は後ろの彼についての報告の後で話すわ。会議はリビングでするのでしょう?早く始めましょう」

 

メラはそう言いリビングに入っていった。スザクはため息をつきながらその後を追った

 

 

 

 

   リビング

 

「さて、会議を始めよう。まず俺達の方は無事にヌマ・セイカを仲間に入れる事に成功した」

 

「ヌマ・セイカだ。此度スザク様の軍門に下った。これからはスザク様の為に戦うつもりだ。よろしく頼む」

 

「ヌマには北の残党と一般兵の鍛錬の指導をしてもらう」

 

「仰せのままに」

 

「さて、ヌマの事が終わったからメラ、どうしてお前がここにいるか教えてもらおうか?」

 

「私も彼と同じよ」

 

「は?」

 

「私、いえ私達オールベルグは貴方の下に下るわ。対等な同盟ではなく、上下関係として」

 

「急にどうした?それに革命軍の方はどうするんだ?」

 

「その革命軍が原因なのよ。最近は自分達に無茶な依頼ばかりしてきて何だか革命軍の駒みたいに使われて嫌になったのよ」

 

「・・・家も同じだと思うが?」

 

「少なくっても貴方はそこまで無茶な事は言わないし、こっちの条件も飲んでくれる。要は貴方の事を完全に信用したってことよ」

 

「は~好きにしろ。その代り暫くオールベルグ本部でヌマとその仲間達を匿ってもらうからな?」

 

「良いわよ。貴方は私の主だから、貴方の言う事には従うわ」

 

「はいはい。さて次に首切りザンクの件はどうなった?」

 

「ザンクは無事退治出来た」

 

「そしてこれが五視万能 スペクテッド」

 

スザクの言葉にアカメが答えグリーンがスペクテッドをだした

 

「そうかご苦労だった。さて誰が持つ?」

スザクが言うとガイが一番最初に名乗りを挙げた

 

「はいはいはいはーい!俺に持たせて下さい!(これさえあれば女子達の服の下が覗き放題だぜ!)」

 

『却下!!』

 

ガイが申請した瞬間女子一同から反対の声が上がった

 

「ガイが持つといやらしい事に使うから賛成できないわ」

 

「うんうん」

 

「畜生!俺の桃源郷がーーー!!」

 

女子達に否定されガイは崩れ落ちた

 

「ナタラお前が持たないか?」

 

「・・・え?」

スザクに振られたナタラは固まった

 

「お前なら使いこなせると思うのだがどうだ?」

 

「なら、お言葉に甘えて」

と言いスペクテッドを付けた

 

「よし今から俺が殴りかけるから、未来視で避けてみろ」

 

「はい!」

 

スザクはナタラに殴りかかった。すぐさまナタラは未来視を発動させスザクの攻撃を全て防いだ

 

「拒否反応も出てない・・・」

 

「決まりだな」

ナタラの動きを見てクロメとナハシュは呟いた

 

「ふぅ、よしナタラがスペクテッドを持つが反対の者はないな?」

 

『ない』

 

ガイも諦めて全員一致でナタラがスペクテッドを持つ事に賛成した

 

「よし、今日はヌマ達の仲間入りとナタラが帝具使いになた祝いをするぞ!」

 

「おーー!」

 

「早速買い物に行かないと」

 

「何にする?」

 

「肉だ!!」

 

「それアカメが食べたいだけでしょう?」

 

「いや今日は俺が作ろう」

スザクが自分が作ると言うと全員反応した

 

「やったー!リーダーの御飯だ!!」

 

一番最初に声を挙げたのはポニィだった、その後も全員喜びあっていた

 

「誰か買い物に付き合ってくれないか?」

とスザクが言えば

 

『はいはいはーい』と女子(サヨ、メラ含む)全員が手を挙げた

 

「三人までだジャンケンで決めろ」とスザクに言われ結果は

 

クロメ、ツクシ、メラの三名に決まった

 

 

 

 

 

四人が帝都を歩いているとスザクがクロメとツクシに左を見るように言った。二人が左を向くと、一人の男と三人の少女が話していた

 

「あら、可愛い子達ね」

三人の目線を追いメラもそこを見て感想を言った。(メラは女だけど女好きなのだ)

 

「あの男、目標の一人」

 

「地方の子達をマニア層と言われている変態達に売る、悪い人です」

 

「今すぐ消してあげるわ。蠢くもの」

 

クロメとツクシの言葉を聞きメラはオールベルグ頭領に代々受け継がれる昆虫型危険種の総称の虫を男に向かはせようとした

 

「待てメラ」

 

「何で止めるのよ。あんな男サッサと殺しましょう」

 

「気持ちは分かるが、変態達も纏めて始末した方が効率もいい」

 

「成程ね」

 

「クロメ適当な骸人形にメッセージを持たせて全員呼べ」

 

「うん、分かった」

 

クロメの帝具、死者行軍 八房は切り殺した者を八体まで操ることができる。すぐ骸人形に紙を渡してフリーウイングアジトに行かせた

 

「俺達は尾行して、全員揃ったら突入するぞ」

 

「うん」

 

「はい」

 

「ええ」

 

 

 

 

 

男と少女達は色々周りレストランに入った

 

「あのレストランはあの男の店だな」

 

「リーダー!!」

店に到着するとアジトに残っていた全員が合流した

 

「来たか。組を分けるぞ。あの店は逃げ道があるから、そこにアカメ、ガイ、ギンが向かえ」

スザクの言葉に三人は頷き逃げ道の出口に向かった

 

「残りの全員で突入する。一人も逃すな。サヨとイエヤスは無理をするなよ」

全員頷いたのを確認しスザクは突撃の合図をだした

 

「突入!!」

 

 

 

 

 

スザク達突入の少し前

エア、ルナ、ファルの三人娘は後ろから後ろから羽交い絞めにされた。すかさずファルが蹴りを放つが全く効かず腹を殴られ倒れてしまう

 

三人の雇い主の後ろから更に三人の人物が出てきた

そしてそのうちの一人がファルの両足を折るように言った

 

「・・・っ!ぎゃああああ!!」

ファルは足を折られ悲鳴をあげた

 

「次はわしゃはあの子の目が欲しい」と言いルナを指さした

 

男の指示で黒服がアイスピックを片手に持ちルナの目を取ろうとした瞬間黒服の腕を虫が貫いた

「痛ってーーー!!」

 

そして外から数人の男女が窓を突き破って入ってきた

 

「何者だ貴様たちは!!」

 

「俺達は第三勢力、フリーウイングだ。全員排除」

 

スザクの言葉に全員動いた、ファルはサヨが助け、ルナはグリーンの臣具、サイドワインダーでルナを抑えていた黒服の首をしめた。エアはポ二ィ自身の臣具、ヨクトボトムスで加速した脚力で黒服を蹴り飛ばした

他の黒服達も、コルネリアの臣具、粉砕王。ツクシの臣具、プロメテウス。ナハシュの臣具、水竜の剣にやられ、逃げようとした黒服達は・・・

 

「我こそ死神オールベルグの息吹。無常の風。汝を冥府へと導かん」

タエコに瞬く間にやられ、更に三人のボス達は・・・

 

「我こそ死神オールベルグの牙。無常の刃。汝に冥府での安寧を誓わん。蠢くもの」

メラはボス三人を蠢くものでさっさと殺した

 

「男の人には優しく出来ないの私は」

 

気付けば大元の男が消えていた

 

「逃げ道を使って逃げたか・・・」

 

「だが逃げ道にはアカメ達がいる」

 

スザクはファルに近づき、クレイジーダイヤモンドを使い折れた足を治した

 

「あれ?足が治った?」

 

「ファルちゃん!」

 

「ファル!」

ファルにエア、ルナが抱き着いた

 

「さてそろそろアカメの方も終わったかな」

 

 

 

アカメ達は男と黒服達が逃げ道に入った瞬間後方をガイの臣具、レイアースーツで土で埋め正面からギンが黒服達を切り、アカメが大元の男を自身の帝具、一斬必殺 村雨で切った

 

全てが終わりスザクは三人にこれからどうするかと聞くと三人共スザク達と共に居たいと言った。理由を聞くと三人は、本来なら自分達は死んでいた、しかしスザク達に助けられその恩を返したいから一緒に居たいと言った。

 

三人の意志は固いようでスザクは共に居る事を許した。その晩はナタラの帝具使いおめでとうと三人の歓迎の祝いをし、賑やかな夕食となった




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