超次元GAME Neptune with EX-AID 〜What is your name? 〜 作:星ノ瀬 竜牙
途中のカットインはこのすばとかの感じです。
夢を見ている────
誰かの夢を────
それは、俺の夢かそれとも────────
「ねぇ■■。■■はさ、どうして■■■と一緒に居るの?」
「あー……なんでだろう……
でもまぁ、お前と居ると楽しいからな」
「ほにゃ!?変な冗談言わないでよ!?恥ずかしいでしょ……!
バカ、バカ、バーカ!」
「いや、そこまで馬鹿連呼しなくても……」
「2人共、此処に居たのか」
「あ、●●!●●もこっちにおいでよ!」
あぁ、本当に……
「
────────
「……さか……ディス……が」
声が聞こえた、
これは最近聞いた声だ。
「……あ」
俺は目を覚ます。
すると見た事ない天井が目の前に広がっていた。
これはあれか。言うべき時だな。
「────知らない天井だ」
「あら、目が覚めたみたいね」
テンプレな台詞を言った後で、
声が聞こえた方向を見る。
美少女が3人居た。間違いなく美少女だ。
十人中九人は間違いなく振り返るレベルはある美少女が。
名前はたしか────アイエフ、コンパ、ネプテューヌ。
だった気がする。
「えっと……ここまで運んで来てくれたのって……」
「私ですぅ」
コンパだったらしい。
男1人を連れてくるとは……
人は見た目で判断してはいけないらしい。
「すいません……あの後倒れちゃったみたいで……」
「ああ、気にしないで良いのよ。
目立った外傷もなかったし、疲労で倒れただけだと思うわ」
なるほど、あの時の気分の悪さは
疲労が原因だったようだ。
「ありがとうございます。
ほんと迷惑掛けちゃったみたいで……」
「良いよ、良いよー!こっちも助けてもらっちゃったし!」
そう言って貰えるならありがたいものだ
「それで、早速本題なんだけど……
あなたの名前は何かしら。
あぁ、別に大した事じゃないのよ。
ほら、変身時のあなたが言ってた
エグゼイド だったかしら?あの名前で呼ぶのもおかしいし
私達の名前をあなたは知ってるのに
私達はあなたの名前を知らないってのは
ちょっと……ね?」
なるほど、確かにその通りである。
それは失礼な事だっただろう。
「そうですね、それは失礼しました。
では自己紹介させていただきます。
俺の名前は────────」
そこで止まる。
……はて、俺の名前は何だったろうか。
というより……今は記憶喪失だったような?
……余りにも自然に話していたから
自分の状況をすっかり忘れていた。
「俺の名前は……
俺の名前……
俺の……」
「「「……?」」」
3人が?を頭に浮かべてコチラを見る。
まずい、だいぶ怪しまれてる気がする。
えっと……どう説明すれば良いんだ……?
名前不明 年齢不明
住所不明 職業不明。
……うん、怪しすぎてどう説明しても
警戒されるネ!
ウソダドンドコド-ン……
よし、とりあえず今できる最大の妥協案を言ってみる事にした
「すいません」
「何よ?」
「……俺の名前ってなんでしたっけ?」
「知らないわよッ!?」
「「あらら(ですぅ)!?」」
思いっきり選択肢を失敗したようだ。
馬鹿じゃねぇの?俺。
──ネプ&アイ&コン&?「「「「超次元ゲイムネプテューヌ!with.EX-AID!」」」」──
「で、つまりあなたはつまるところ
記憶喪失ってわけ?」
さっきの出来事から数分。
一通り俺の事は話した。
気付いたら、森に居たこと。
スライヌに襲われた事。
そこで変身した事。
名前も年齢も住所も職業も分からない事。
そして、一般的な知識はあるものの
自分の過去 所謂思い出だけが
すっぽりと抜け落ちてしまっている事。
「ねぷねぷと同じです?」
「やったね!私とお揃いだよー!!
さすがW主人公!主人公同士は、同じ運命にあるんだねー!!」
「悪い。ネプテューヌ
言ってることよく分かんない」
「ねぷ!?」
どうやらネプテューヌと同じ状況だったらしい。
とはいえ、ネプテューヌは
名前と一般的な知識+αでゲームの知識などの余計な知識が
ある程度残った状態のようだ。
「困ったわね……名前を覚えていないとなれば
どうする事もできないわ……せめて私物に身分証明ができるモノがあったら良かったんだけど……」
アイエフは困った表情で
こちらを見る
いや、もうなんか本当にごめんなさい……
「エムとかどうかな!!」
「「え?」」
唐突なネプテューヌの意見にアイエフと
2人で困惑する。どういうことだってばよ……。
「ごめんなさい、ネプ子。それ、どういう意味?」
「さっき話を聞いてる間にこんぱと考えてたんだ!
お兄さんの名前!エムって名前はどうかなー。って!
ほら、エグゼイドに変身してた時の髭っぽいところを
逆さまにするとちょうどアルファベットのMに見えるし!」
なるほど、ネプテューヌは
俺の名前を考えてくれていたようだ。
にしてもエムか……
『エム!』
ッ!?……今のはいったい?
……まぁ良いか……
うん、エムって名前なんだかしっくり来るな。
「えっと、じゃあその名前。ありがたく頂戴するよ」
「ちょ!良いの!?その名前で!!」
「大丈夫だ、アイエフ。
エムって名前、意外としっくり来るんだよ。
それに……個人的にも気に入ったしな」
「そう、あなたがそれで良いのなら……私は文句は言わないわ
これからよろしくね。エム」
「こちらこそ、よろしくな
アイエフ、コンパ、ネプテューヌ。
……ってあれ?なんだかその台詞。
既に仲間みたいな感じなんだけど……」
「ねぷ!?違うの!?IIIとかIXでは
基本的に名前をつけると仲間だよね!?」
「え!?俺の名前そんな感じで考えてたのか!?」
俺の名前の決め方がゲーム感覚だった件。
──ネプ&エム「「私(俺)達!主人公!!」」──
「ディスクはギルドで対策されるだろうし
あのおばさんの事が気になるわ」
「そうだな、ネプテューヌさんの事知ってる様子だったし……」
色々話した結果
最終的にあの魔女の話になる。
色々と意味深な発言を残していった分
余計に気になってしまう
「ねぇ、エム」
「はい、エムです。なんだ?」
「その……口調どうにかできない?
こう言うのはなんだけど……
変身してた時と違ってちょっとね……」
「そ、そんなにか?」
「えぇ……ネプ子に比べればマシだけどね」
アイエフに言われるとそうなのだろうと思う。
自分では変わったかな?程度の認識だったのだが
そんなに変わっていたのか……
「あー……悪い……ゲームとかをやると
性格変わっちゃう質なんじゃないかなぁ……と思う
いや……記憶無いから分からないけど……」
「ごめんなさい……触れて良い話題じゃなかったわね……
軽率だったわ……」
「気にすんなって。アイエフ!
多分誰でも困惑すると思うし……それに記憶喪失なのは自分が悪いからなぁ……」
まずい……少し空気が沈んだ気がする
……本題に戻った方が良さそうだ
「コホンッ!本題に戻るけど……とりあえず、
あの魔女について今後調べていく方が良いかもしれない。って感か?」
「まぁ、そうなるわね」
「
そして、集めているようだったです」
「なら、先を越されないためにも
早く出発した方がいいかもしれないね!」
言うべきか悩むが……言った方が良いのだろう。
現に俺が全然知らないワードが出てきている。
「あのー……」
「ん?エム君。どったのー?」
「鍵の欠片ってなに?」
「あ、そう言えばエム君は知らなかったっけ……
えーっと鍵の欠片っていうのはね────」
──ネプ「かくかくしかじか!」──
「なるほど、そのイストワールさんを元に戻す為に鍵の欠片が必要って言う感じか……」
一通り、ネプテューヌから説明を聞いた。
なんというか……大変な冒険になりそうかもな。
「となれば、やっぱり早く出発した方が良いのかもな」
「そうですね。早く出発するです」
俺の発言に賛同するようにコンパも言う。
「ところで、あいちゃん
私とこんぱは鍵の欠片探しの旅に出るんだけど
あいちゃんも一緒にどうかな?
私達初めての旅だからさ、
あいちゃんがついてきてくれると心強いんだ!」
「別に良いわよ」
「わーい!やたー!」
「あいちゃん、ほんとうにいいんですか?」
「特にプラネテューヌにとどまらなきゃいけない
用もないし、正直、ここまで巻き込まれて
今更抜けるのもね……
それに、あんた達二人だけだとなにかと危なっかしいし、
私が面倒見てあげるわ」
「やったね!……あ、それと────」
気付いたようにネプテューヌ達がこちらを見る。
そうだな……ここまで見させられて断るのはなんだしなぁ……
よし、決めた。
「勿論、俺も行かせてもらうよ。行く宛もないしな。
それに、個人的な話だけど……
ネプテューヌ達と一緒に居ると俺の記憶に関して何か
分かるかもしれないからな」
俺は少し苦笑しながら、
ネプテューヌ達にそう言う
「よーし!これで四人パーティの完成だね!
ようやく町の外に出掛けれるよ!!」
「いや、そんなRPGみたいな話されてもな……」
「ふっふっふ、知らないな……エム君!
元々この小説の原作はRPGなんだよ!!」
「はいはい、ネプ子。あんたのメタ話にエムを付き合わせないの!」
まぁ、なんとかやっていけそうで良かった……のかな?
-WHAT'S THE NEXT STAGE?-
[鍵の欠片]
前述の通りだが、イストワールという人物を復活させる為に必要なモノ。
四つある大陸にそれぞれ1つずつあるらしい。
[エネミーディスク]
前話にて、アイエフが述べたモンスターが出てきたディスクの事。
このディスクからモンスターが発生する。
つまり、このディスクを壊さない限り……大量のモンスターが出現する。