君はルールを守る人?破る人?   作:3148

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最近Lv1メレシーを使い始めました。頑丈木の実ジュースでそこそこステロとトリルを巻いてくれます。運が良ければ、ガードシェアで相手の防御も下げてくれます。いたずらごころニャオニクスと使う方を迷いますが、自分がいるレート帯ではそこそこ使い勝手はいいです。相棒? マッハパンチとタネマシンガンと岩封と胞子を覚える草・格闘タイプのラランテスと組ませてます(白目)というわけで初投稿です。

オリジナルキャラ、オリジナル設定、擬人化等苦手な方はブラウザバック推奨です。

それでも良いという方は、お付き合いください。


第二十六話

 足の動かないヒトミはラフィに背負われ、先頭をヒメが歩く。目標はカミツルギとの戦闘である。

「……おでましでありんす」

ひらりひらりと、何も無かったかのように変わらずに宙を舞う。

「この借りは、高くつくでありんすよ」

ヒメは短刀を袖から出し、カミツルギに飛びかかる。それに対応するように、カミツルギが応戦する。

ノーマルタイプ いあいぎり

草タイプ リーフブレード

緑色の光を纏い、カミツルギのいあいぎりを打ち落とす。剣戟がいくつも閃光を残し、鍔競り合う音が遅れて聞こえてくる。

「あ……ぐぅ、ヒメが、闘ってるか」

「はい、マスター。闘ってます、必死に」

閃光がチラつく度に、金属音が響き渡る度に、ヒメは傷ついていく。実力差は明白で、勝ち目など無かった。それでも懸命に、冷静に、耐え忍んでいる。

「かはっ……」

口から血が溢れだす。内臓のどこかを傷つけたのかもしれない。もう、長くはないかもしれない。

「足が動かなきゃ……祈れないと、思ったか?」

震える腕で、両手を合わす。消え行く命を、その魂をZリングに託す。

ゆっくりと、天に伸びゆく手はZリングと呼応し、ヒメの持つZクリスタルと反応する。

「マスター!」

「ここで折れたら……合わせる顔がねぇんだよ!」

迷っても、躓いても、高い壁を越える方法が見つからなかったとしても、諦めないと誓ったのだ。

「ありったけだ、受け取ってくれ……」

それは、命の輝き。生命力の光が、ヒメの持つ両刀に集まる。膨大な熱量と光が、辺りを照らす。変わらずに居合切りを放ち、二筋の剣戟がヒメに迫る。

ギィン、ギィイン

刃の打ち合う音が響き渡る。それはヒメの頬に切り傷がはしり、血が流れ出す。

「……」

それとどうじに、カミツルギの刃に、確かにひびが入っていた。

「残念だが、うちの主は死ぬほど諦めが悪くてね」

再度攻撃を繰り出そうとしたカミツルギに光の刃が振り下ろされる。

「ソーラー……ブレードォォ!」

光の刃が、真っ直ぐ軌跡を残して、どこまでも真っ直ぐ伸びていく。それが通った先は塵も残さず、焼け、吹き飛ばされていく。

 

 「やったの……?」

光の刃の後には、カミツルギの姿は見えなくなっていた。

「いや、飛ばされただけでありんす。あれで倒れてくれるなら、主がそこまで警戒することはないでありんす」

ボロボロになって、ヒメは腕を抑えながらヒトミに近づく。

「こんな状態で……無理なんてするから、この馬鹿主が」

もうヒトミに意識はない。こぼれる涙を止める術もなく、後悔が溢れだしているのだろうか。ヒトミの生気の無い姿を見るほど、今すぐに自分の首に短刀を突き立ててしまいそうな衝動が襲う。

「ヒメちゃん、見て!」

ラフィが指差したのは、ヒメがソーラーブレードを振り下ろした先、その先に亀裂の様なものが見える。それは、此処に来た時の、空間の亀裂と同じだ。

「……これも、計算の内か、主殿よ」

ヒトミの返事はない、だが歩み出すしかない。ラフィと共にヒトミを支え、歩き出す。この亀裂の先に、元の世界がある保証はない。だがそれでも、一縷の望みかけるしかない、なにより、ヒトミが紡いだ奇跡なのだ。それを疑う理由などない。

「いくよ……」

 




読了ありがとうございました。今回はポケモンのデータはなしです。

イベント戦的な感覚で、データ用意してないです(白目)
草四分の一は正直勘弁してほしいのに、カグヤさんとツルギさんはどうすればいいんですかねぇ(白目)

今回はここまで、次回もお付き合い頂ければ幸いです。
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