感想欄でもやはりこの部分を気にしている方が多く見受けられたので、ね。
設定資料 裏世界編
設定資料 裏世界編
この世界には元々のIS世界に帝愛グループがいてカイジの行ったような裏カジノ、命がけのギャンブルが行われているという状態になっております。それゆえ、暗部用暗部更識の存在がちょっとした不都合を生んでいる状態とも言えます。なのでここらへんの設定をちょっと設定しておきます。これには私なりの政治観が入ってきますのでご注意を。またこれはカイジの原作から類推したことをこの作品での設定とするために断定口調で書きますので、原作にそんな描写なかったぞ!と言われても知りません。これは原作無視という意味じゃなくて、あくまで原作から類推したことを断定するってことだぞ!大事な事なので二度言いました!
まず帝愛グループの成り立ちについて
みなさんお馴染みの王、会長と言えば兵藤和尊の率いる帝愛グループ。彼がなぜこんなにも巨大なグループとなり、完全に違法行為ともいえる犯罪的なギャンブルが行えているのか。それはなによりも政界への献金や警察への賄賂があるからこそです。
当然ですが、政治献金や賄賂など自分の足をすくいかねない事柄に関しては、ペーパーカンパニーなどのダミー会社を作りそこから拠出することにより、危険性を回避しています。また、融資を受けた側もそのことは当然分かっているので、自らの首と共に道連れ、ということもできません。やろうとしたら生贄とともにただ首を吊るだけというむなしい結果に終わっています。そもそもせっかく築き上げた政府高官の椅子をそんなことで投げ出す奴もいませんが……警察が足跡を辿ろうとしても上層部からの圧力がかかるか、たどり着けてもペーパーカンパニー、胡散臭くても自分たちの手柄として飛びつくしかないような状況が作り出せます。現場の刑事がいくら頑張ろうとも上がこいつが犯人といったら、それを前提に行動せざるをえないこともあります(これはサリンの冤罪事件などで調べてみたら分かるかな、ちょっと古い事例だけどね)
政治活動資金、選挙関連の資金や自分の支援者への活動資金など政界へ進出していくためには多額の資金を必要とします。認知度などの問題もありますが、これゆえに金のない、続かない一般人がそうそう政界に出れないのですね。二世議員や政界に出る前から有名な人間がやはり議員になってしまう形が多いということが、金・認知度の重要性を物語っているでしょう。
政治献金や賄賂は単純に自分たちの事を見逃してねというだけの意味合いを持つものではありません。自分の息のかかった政治家、議員を作り出すことにより、金融業界において有利となる制度や法律の制定、改訂を行わせることを可能としています。また土地開発の情報や条例の解除などを先んじて入手することにより、同業他社よりも有利に事を展開させることが可能となります。帝愛グループがどこまで業界に手を伸ばしているのかは分かりませんが、あの金にあくどい会長のこと、土建業や電通機器、不動産など自らの得られる情報を最大限に生かせるように活動をしています。
これがこの世界での帝愛グループの成り立ち、基本的な骨子となります。
暗部用暗部更識の成り立ちについて
まずここを語る上で誰がなんのためにこのグループを設立したのか、なにが資金源となっているのか、それをはっきりさせておく必要があります。
ひとまずのお題目、裏工作を実行する暗部に対する対暗部用暗部「更識家」となっております。過去から続く組織ではありますが現在においてはIS学園があるという点などを考慮しても、これらに対する何らかの裏工作、破壊活動を防止するという意味で特に重要な存在となっています。過去においては日本に対する破壊工作やテロ要員の侵入などを防ぐ、といったところでしょうか。ここで意識したいのが彼らが警察ではない、ということでしょう。日本内部にある暗部という暗部にひたすら首を突っ込む集団ではないということです。ひたすら暗部に首を突っ込む存在というのはどういう存在でしょうか?これは後述する資金源となるグループや存在にとって、はっきり言えば「邪魔」の一言に尽きます。
では、資金源について。特に更識家が帝愛グループのように企業をいくつも掛け持ちしてそれで活動している、という描写は原作でも特になかったと思います。逆にそれをしているのであれば、それは政府に属さない独自の集団になり、お題目がおかしなことになってしまいます。ただの正義屋気取った裏工作をする武装集団です。特定のグループが武装してそんな活動をするのは日本国内のみならず、普通に犯罪組織です、どんな活動内容であってもね。
なので、資金源は当然、税金あるいは特定の政府高官などからの拠出によるものとなります。ここではどちらの資金源でも問題ない様に説明を展開させます。まずその活動資金が外部からのものに頼っているということは、当然ですが独自の動きというのが基本的には封じられることになります。つまるところ設立された目的に沿った行動をしてね、それ以外の行動は控えてね、とそういうことになります。また、その範囲内の行動でも口出しをうけることは確実でしょう。例え税金で成り立っていようとも、特定の高官の拠出もあったとしても、どちらにしても勝手な行動を取れば、当然その資金源をカットされる恐れがあります。
帝愛グループの成り立ちでも語っていることですが、完全に身綺麗な政治家というものはそうそういないものです。誰しも探られたくない腹を持っているものです。それらにガンガン首を突っ込んでくるなら経済制裁で対処されます。地下王国の入国条件に元総理とかがあることからそこはお察しということです。裏工作に対する対策活動、入国者や危険人物の調査などを行うのはそれ相応の資金を必要とします。ただでは人は動かないし、金がないと情報も集められないのが道理です。
ここまで来た結論として、あくまで更識家は正義の集団、世を正す集団ではない、ということです。それは警察の仕事、ですからね。警察にも帝愛の息がかかってるんですけどね……ある種年若い楯無が17代目当主になれたというのも、現在目下の仕事がIS学園に関連することが多いというところ、実行部隊としての腕前に敵がISの場合ISがなければ話にならないから、そういう邪推があったりします。
年間行方不明者数において
現実でも行方不明者の捜索届が出されてそのまま見つかっていないケースは多々あります。近年でも毎年2000人前後は不明のままとか……流石にカイジの世界のような裏ギャンブルがあるとは思えませんが(ないと思いたい)、これだけ近代化した現代においても行方不明というのはある、ということですね。