前回の予告通り新オリキャラを出します。
視点はラムダになります。
それではどうぞ。
ハーイ、全世界の人類☆
絶対の魔女ラムダデルタちゃん様よ!
今日は私とベルン、穹の3人しか屋敷にいないのよ……
だから暇で困っちゃうの。
ベルン達とお喋りすればいいじゃないかって?
私もそうしたいけど……
「「………」」
見なさい!!
この2人、梅干し紅茶を飲みながら黙ったままなのよ!?
昔から慣れたとはいえ、少しは何か会話くらいしなさいよ!
私からしたら空気が重くてたまったもんじゃないわよ!?
(羅奈……早く帰ってきてくれないかしらねぇ……)
いつもだったら羅奈がベルンを煽って、
2人が喧嘩モドキをするのを私と穹が見てる感じだけど。
「たっだいまー♪」
そんな事を考えていたら何もない筈の空間から
ドアが出現し扉が開き、羅奈が帰ってきた。
見慣れたからいいけど、その魔法ってどういう原理なのかしらね?
「穹~私がいなくて寂しくなかったー?」
「…ま、それなりには」
「アハ♪、穹が私の事をそんな風に想ってくれたなんて嬉しい♡」
「分かったから……」
相変わらず穹と羅奈って仲が良いわね……
見てて羨ましいわ。
そんな2人を見てベルンは面白くなさそうな顔をしてる。
あらあら♪、ヤキモチかしら?
「ラムちゃーん、これお土産だよー♪」
「これ何?、ポップコーン?」
渡されたのは私がよく食べるポップコーンだった。
なんか随分とカラフルなフレーバーね……
「ちょうど最後の1セットだったから買ってきたの♪」
「羅奈……それってもしかして七色ポップコーンでしょ」
「当ったりー♪」
穹曰く、
このポップコーンの名前は『七色ポップコーン』というらしい。
年に売ってるか売ってないかのポップコーンで羅奈達の
見た目は綺麗だけど味は大丈夫なのかしらね?
「それとね?、お客さんを連れて来たの♪」
「「お客?」」
「…誰を連れて来たの?」
「私と穹の
羅奈が知らない誰かを連れてくるなんて珍しいわねー。
それにしても穹と羅奈の後輩ってどんな子かしら?
穹は誰だかは予想がついたらしく何故か溜息を吐いている……
すると目の前の空間が突然割れた……
ってなんなの!?、突然いきなり空間が割れるとかあり得ないじゃないの!!
あっ……ベルンも突然の事で状況整理ができてないみたいね。
「お、お邪魔します……」
割れた空間から現れたのは私が見た感じ12~14歳くらいの女の子。
青みがかった黒色の髪をツインテールに纏めてて見た事もない制服を着ていた。
「あ、先輩。お久しぶりです……」
「…久しぶり。羅奈がまた無茶を言ったんでしょ?」
「いえ……今回はありませんでした。」
「羅奈、脅してないよね?」
「そんな事しないわよ!?、なんで私が可愛い後輩を脅さなきゃいけないわけ!?」
酷いと言わんばかりにジタバタする羅奈。
「ラムダ、あの子も魔力が……」
「そうね、しかも得体の知れない
やっぱりベルンも気になってたのね。
抑えてるのかは分からないけど穹の家具であるクイナと同じくらいの魔力を感じた。
私とベルンの視線に気づいたのか……
「自己紹介が遅れました。私、
あら、クイナと違って随分と礼儀正しいわね。
まるで何処かのお嬢様みたいな子ね……
「涼香の事もあるし、みんなでお菓子を食べましょ?、他にもあるわよー♪」
「…涼香、羅奈いったいいくら使ったの?」
「私が見た限りだと軽く1万円は超えてたと思います。」
まぁ細かい事は気にしなくてもいいわよね☆
それより早くお菓子食べたいわ!
ーー5人でお茶を飲んでる最中にて……ーー
涼香っていう子も入れて5人でお茶をしていて思ったんだけど、
ベルンが珍しく初対面の涼香と喋ってるのよね……
しかも表情は穹と話す時と同じ楽しそうによ?
「ラムちゃん、どうかしたの?」
「んー?、ベルンがあんなに楽しそうに喋るの珍しいと思って」
「気が合うんじゃない?、涼香も大魔女だし」
「………え?」
ちょっと待ちなさい。
あの子も魔女なの!?
「羅奈、それってマジなの?」
「マジだよ。魔力とか感じなかった?」
「感じたけど全然見えないわよ……それ以前に普通の女の子にしか見えないわ」
普通、魔女っていったら残酷な性格が殆どなのよね。
私やベルン、ベアトみたいな残酷な魔女もいれば羅奈のようにフレンドリーな魔女も存在する。穹の場合は分かんないけど……
「涼香は『時空の魔女』って言われてるの。高位魔女も簡単に殺せるしね……元々あの子はラムちゃんが言った通り普通の女の子だったんだけど……」
「けど?」
「孤児院で育ったせいか自分の家系を殆ど知らなかったみたい。けど唯一の身内である涼香のお兄ちゃんが時間が空けば会いに来てくれたから寂しいとかはなかったの」
なんか随分と重い話ね……
「そこから先は私も知らないけど、お兄ちゃんだけは幸せになって欲しくて魔女になったみたい」
「健気じゃない……って事は涼香は死んでるの?」
「ううん、本人曰く意識だけを殺したって私は聞いたから並大抵の技じゃないと思う。ラムちゃんならこの意味分かるでしょ?」
羅奈の意味は分からなくもない。
私達のような大魔女でもそのような行為は絶対にしない……
そんな事をした場合、自らを滅ぼすという事なのだから……
「そういえば高位魔女でも簡単に殺せるってどういう事なの?」
「簡単に言うとカケラの狭間に永遠に閉じ込めて脱出不可能にしちゃうの」
「そ、そんな事できるの?」
「涼香だからこそ可能なの。実際に聞いた話だと高位魔女を100人は殺してるもん。しかも本人はカケラの狭間を自在に操る事ができるからタチが悪いわ……それだけじゃなくて"時間と空間"を意のままに出来る事から『時空の魔女』って言われてるの」
穹と羅奈の知り合いって随分と化け物じみてるわね……
他の魔女からしたら敵に回したくないって絶対に言いそうね。
絶対の魔女である私が言うんだから間違いないわ。
「ラムダ、風船女、何2人でコソコソ喋ってんのよ」
「うっさいわね!!、それと誰が風船女よ!、まな板魔女!!、洗濯板!!」
「誰が洗濯板よ!!!」
「はっ!、あんた以外に誰がいんのよ!」
あぁまたいつものが始まったわ……
退屈しないからいいんだけど。
「あの……羅奈先輩とベルンさんは何で喧嘩してるんですか?」
すると涼香は私に2人が何故喧嘩をしてるか尋ねてきた。
「まぁ……あの2人はいつもああだから気にしなくてもいいわよ」
「は、はぁ……もしかして先輩の事でしょうか?」
あら意外に涼香って勘が鋭いわね。
だいたい羅奈とベルンが喧嘩モドキをする原因は穹なんだけど。
「恋する女の子って複雑よねー」
「くすっ……そうですね♪」
やっぱり
読んでいただきありがとうございます。
新オリキャラの涼香です。
こちらが彼女のプロフィールになります。
容姿イメージ:『D.C.Ⅲ』の瑠川さら
誕生日:12月(何日生まれなのかは本人も分からない)
血液型:A型、いて座
一人称:私
・使用魔法:
・大切なモノ:家族。別の
・固有能力:古流暗殺使い
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詳細:
穹と羅奈の
2人より年下であり穹の事を『先輩』、羅奈の事を『羅奈先輩』と呼ぶ。
『時空の魔女』の異名を持ち、高位の魔女達からは畏怖されている。
魔女になる生前は普通の女の子であり、年に数回遊びに来てくれた兄に甘えるのが何よりの楽しみだった。
しかし生まれた家系が人を殺す家系だと知った時は拒絶反応を起こす。
更に彼女の兄が悲惨な中学時代を知ると自分の無力感に絶望する。
ところが『涼香は悪くないよ』と優しい笑顔で兄に諭され、今まで辛い思いをしてまで自分の事を大切にしてくれた兄には幸せになって欲しいと願い魔女になった。
極度のブラコンであり、暇さえあれば自分の故郷である
涼香の故郷である
また幼い頃に兄がアイドルをしてた事を知ると一目散に自分の音楽プレーヤーに曲を入れ、魔女になった今でも大切に持っている。
ちなみに涼香も別に連載している『奇跡のなく頃に』の『うみねこ編』でも
登場させますので、もし見かけたらよろしくお願いします。
それではまた次回。