久しぶりの投稿になります。
だいたい2ヶ月振りですかね……
少し短いかもしれませんが楽しんでいただけると嬉しいです。
視点はベルンになります。
それではどうぞ。
あら?
また逢うなんて奇遇ね。
涼香の
それにしても私がまた司会とか物好きなものね……
(それにしても騒がしいわね……)
涼香の
屋敷を向かって歩いているとリビングから騒がしい声が聞こえてきた。
「穹が悪いんでしょ!!!」
「羅奈が悪いんじゃん!!!」
声の主は穹と羅奈だった。
口調はかなり荒れてるように聞こえる……
ちょっと……あの仲の良い2人が喧嘩……?
少し疑問に思った私がリビングに入ると……
「「ぐぬぬ……!!!」」
互いに睨みつけながら唸っている穹と羅奈がいた。
2人の近くにいたラムダと涼香が私に気づく……
「ベルン! あんた今まで何処に行ってたのよ!!」
「こんにちはです。ベルンさん」
「散歩に行ってたのよ、それよりも……あの2人どうしたのよ?」
「私だって知らないわよ!! さっき来たばかりなんだから!!」
「あはは……私もラムダさんと同じなんです」
ちょっと……ラムダと涼香も2人が喧嘩してる理由を知らないの?
「先輩と羅奈先輩が喧嘩する光景なんて滅多に見ないんですが……」
「しかも穹が珍しくマジギレしてるのよねー……」
確かに珍しい。
まずそれ以前に穹が本気で怒るところなんて私は見た事がない。
しかもなんか怖い……
何があったか本人に訊きたいけど近づいたら殺すぞという雰囲気がでている……
「ラムダ…あんた羅奈を止めてきなさいよ」
「はぁ!? だったらベルンも穹を止めてきなさいよ!!」
「そんな事したら殺されそうだから嫌よ」
「私だって嫌よ!! 今の羅奈めちゃくちゃ怖いのよ!?」
羅奈からは爆発的な魔力が放出されていた。
さながら今にも噴火しそうな火山のように視える……
一方で穹も魔力が沸々と放出されている。
こっちは逆に例えるなら噴水のように静かだけど……
「でも先輩達…そこまで怒ってないみたいですね、私が見た限りですが……」
「「あれで!?」」
涼香の呟きに私とラムダは驚きの声を上げる。
9割の人が見たら怒るっていうレベルじゃない……どう見ても。
「2人の周囲に地鳴りが起きないのが何よりの証拠なんです。もし先輩と羅奈先輩が本気で怒っていたら屋敷が全壊じゃ済まなくなりますし、ニンゲンや家具も失神状態になるのは確定です。もちろん魔女も例外ではありません」
涼香の説明を聞いた私とラムダはゾッとした……
もし今の話が本当なら私達はどうなるのかしら……?
私の考えてる事が分かったのか……
「ベルンさんとラムダさんは大丈夫ですよ? 何せ先輩達にとって大切な人ですから。補足すると私や先輩の家具であるクイナさんも影響は受けません。先輩達が
涼香が付け加えるように説明した。
ちょうどその時……
「穹!! 今から決闘よ!!!」
羅奈が指を差しながら穹に決闘を申し込んだ。
ラムダも目を見開きながら唖然としてる……
実を言うと私自身も驚いてる。
まさか決闘しろなんて言うとは思ってもなかった。
しかも赤き真実を使って宣言した……
「いいよ…その決闘……受けてあげるよ!!!」
すると穹も赤き真実で羅奈の決闘を受けると宣言した。
静かなる覇気が伝わってくるのが分かる……
今の穹は止めるのが不可能……
付き合いの長い私には分かった。
「先輩も羅奈先輩も場所を変えましょう。本当にもぅ……」
こうなる事を予見していたのか、
涼香の溜息がこの場を支配していた……
読んでいただきありがとうございます。
次回は穹と羅奈が魔法バトルをします。
頑張って書きますので、
これからもよろしくお願いします。