今年最後の投稿になります。短いかもしれませんが、楽しんでもらえれば幸いです。
それではどうぞ。
雛見沢の
「……(そういえば今日はクリスマスだっけ。僕と羅奈の
そういえば今日は自分と羅奈が住む
「……何してるの?」
「あ、ベルン」
今年はどうしたものか?と考えてるとベルンが声を掛けてきた。
「…急な質問なんだけどさ、ベルンって……今日は暇?」
「暇ね」
「じゃあ僕とクリスマス過ごさない?」
「いいけど…………は?」
彼女の予定を確認した穹は早速とばかりに、指をパチンと鳴らし、自分達の世界への
「それじゃ行こっか」
「ふえ!? ちょ、ちょっと……」
「さあ~、今年は楽しむぞ~」
未だに状況が呑み込めてないベルンをよそに、穹は彼女の手を繋いで門のドアを開くのだった。
◇
「……ここは何処の
「んー、僕と羅奈が住んでる
穹に連れてこられた場所をベルンが訊くと、彼はいつもの表情で答えた。周りを見渡すとベルンでも見た事がない風景だった。一言で例えるなら、外国と日本が入り混じった未来的……いや、近未来的過ぎるのがベルンの第一印象だった。
「……? 穹……身長、少し変わってる?」
「やっぱりベルンは違和感に気づくんだね。うん、この
「あまり変わらない気がするけど」
「その方が僕は楽だけどね」
そして穹の身長が微妙に変わってる事に気づいたベルン。今とあまり変わらない感じがしたが彼は特に気にしてないようだ。
「ねえ、あの男女に
とりあえず2人で歩いていると、ベルンは目の前の若い男女に憑りついてる何かを指差す。
「ん、あれ?
「ほんとね。あら。向こうは私の姿は視えないのかしら?」
「うん。ベルンやラムダは僕らの
穹曰く、この
「……ベルンが1人でこの
「じゃあなんで私をここに連れてきたの?」
「クリスマスだから」
「ふふ、何よ、それ……」
答えになってない事を言う穹に、ベルンはくすりと笑ってしまう。やっぱり彼と一緒に居ると居心地が良い。
「さて。店内が混まない内にデパートに行こうか。せっかくベルンとクリスマスを楽しむ訳だし」
「まだお昼だけど?」
「それが毎年クリスマスの時期になると、関係なく混むんだよ……僕がいつも行くデパート」
聞けば今から、クリスマスパーティーをする為に食材やケーキ等の材料を買いに行くとの事。お酒も飲めるのかなとベルンが思った矢先……
「……悪いけど、シャンメリーで我慢してね? ただでさえ、未成年で買えないんだから」
「あら。残念。けど、よく分かったわね?」
「顔に出てたよ。……代わりに別なのを飲ませてあげるから」
「ん。楽しみにしてるわ。……期待してもいいんでしょ?」
ベルンがそう言うと、君がお気に召すかは分からないけどと穹は苦笑いしながら答えるのであった。
読んでいただきありがとうございます。
クリスマスに間に合って良かったです……(せっかくなのでこの日に投稿したかった為)
余談ですが、今回の話は今後予定してる新作の前日談だったりします。
来年も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。