奇跡のなくパーティーに   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
前回の続きになります。
視点はベルンです。
余談ですがタグの編集もしました。
活動報告に記載してあるので良ければそちらも
ご覧になってください。

それではどうぞ。


宴6 子供の姿は何かと不便

「やっぱり私は天才ね!若返りの薬の開発に成功したわ!」

「ラムちゃんいつの間にそんなモノを……」

 

羅奈が苦笑い気味に言うのも分かる。

あんた、いつの間にそんな薬なんて作ってたのよ……

 

「これを人間どもに売りつけて金を巻き上げるのよ!そしてゆくゆくは、お城でも買ってリッチに……」

「夢を持つ事はいいことだが…戦人と穹殿は元に戻るんだよなぁ?」

「そうよラムダ。穹は元に戻るんでしょうね?」

 

まさか戻らないって言うんじゃないわよね?

 

「……は?」

「ラムダ今すぐ穹を元に戻す薬を作りなさい、今すぐに」

「ちょっとベルン!?、なんで私の首根っこを引っ張るのよー!」

「あんたが穹に余計なモノを食べさせたからでしょ」

 

さてラムダにどんなお仕置きをしてあげようかしら……

フフフフフフ……

 

「ベルン、待って」

 

そんな事を考えてると穹が私に声をかけてきた。

それにしても穹…か、可愛いわね……///

 

「多分この薬、時間が経てば元に戻ると思うよ。そうでしょラムダ?」

「そうそう!!、穹の言う通り時間が経てば戻るわよ!」

「…本人もこう言ってるし、元に戻らなかったらベルンの好きにすればいいよ」

「あれ?、私って寿命が延びただけ?」

 

まぁ穹がそう言うなら仕方ないわね……

とりあえずラムダの首根っこを離す。

 

「ラムダ、穹に免じて時間をあげる。ただし元に戻らなかったら……分かるわね?」

「は、はい!!」

「それにしても昔の姿の穹、やっぱり可愛い~♡」

「ちょっと羅奈!!、あんたなんで穹を抱っこなんてしてんのよ!!」

 

気づけば羅奈は穹を抱っこしていた。

しかもあの女、頬擦りなんてしてるし!!

う、羨ましい……!!

 

「あなたおいくつですか?」

「5歳」

「お師匠様、戦人は元に戻せるのか?」

「記憶も戻っているみたいですし、私の魔法で元に戻せるかもしれません」

「触んなよババァ」

「ベアトいいからその子をこっちによこしなさい」

「いやでもさぁ、お師匠さ……」

「よこしなさい」

「…とりあえず戦人の方はベアト達に任せるよ」

「それにしては穹殿は落ち着いてないか……?」

「そう?これでも僕、焦ってるんだけどな……」

 

羅奈に抱っこされながらもベアトに言う穹。

記憶が当時のままだとしたら焦ってる筈。

その証拠に若干、困った表情になっている……

 

「子供の頃からこの品のなさ!さすが戦人って感じね!」

「じー……」

「な、何よ?」

「お前、なんかむかつく」

「痛いっ!」

 

ラムダに頭突きをかます戦人。

普段からの恨みがこめられているわね……

本当に記憶が当時のままなのかしら?

 

「ベアトの言ってた通りガサツでワガママだね。更に言うなら乱暴……」

「そうね、まごうことなき金持ちの子供ね……」

「ねぇベルン、なんで僕は君に抱っこされてるの?」

「穹は嫌……?」

 

私がこう言うと穹は大抵の確率で……

 

「ベルンが嫌じゃないならこのままでいいよ」

「そ、そう……///」

 

こう言ってくれる。

それに私は嫌じゃない……

寧ろラッキーね。

 

「ねぇねぇ…逆さ吊りにして●剥いで××して△△を■■■してもいいかしら?」

「それはせめて元に戻ってからにしてくだされ」

「ラムちゃん大丈夫?、ボロボロだけど……」

「戦人のヤツ、大人しくしていれば付け上がりやがって……」

 

そんなのラムダの自業自得でしょ?

私の知ったこっちゃないわ……

穹をチラッと見ると眠たそうにウトウトしていた。

 

「眠いの?」

「…ん。僕、部屋で少し寝てくるよ」

「眠いなら、このまま寝てもいいわよ」

 

子供の状態になってるとはいえ、

流石に部屋まで移動させたら穹が可哀想だもの……

 

「でも僕が寝てる間に元に戻ったらベルンが困るんじゃ……」

「いいの。廊下で倒れて寝るよりはマシでしょ?」

「……じゃあ、ちょっとだけこのまま寝させてもら……」

 

そう言うと穹はすぐに寝てしまった。

ラムダが作った薬のせいとはいえ、私が知ってる小さい頃の穹を見れたのだからこれくらい気にしない……

ただ、あるとすれば……

 

「羅奈、あんた何写真なんて撮ってんのよ。ぶっ飛ばすわよ……」

「あら?、そんな事したら穹が起きちゃうわよ~♪」

「ぐっ!!……この言わせておけば……っ!!」

 

羅奈が私の写真を撮ってるくらいね……

絶対、後で私をからかう材料にする気だろう……

しかもご丁寧に穹が起きないよう、シャッター音やフラッシュは無しで撮ってるから余計にタチが悪い……

 

「ねぇ羅奈、私にも後でベルンの写真頂戴!」

「もっちろーん♪、ラムちゃんには高画質で現像してあげる♪」

 

しまいにはラムダも乗っかってきた。

あんた達ねぇ……

穹にはラムダには時間をあげてって言われたけど……

 

(ラムダも追加でぶっ飛ばす)

 

そう決めた。

今は穹の寝顔でも見て癒されようかしらね。

…あ、でも元に戻った時の態勢とかも考えとかないと私の理性が持たないわ……///

やっぱり肩に寄り添う形にした方がいいわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(たまには、こういうのも悪くないわね……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
少し短すぎたかな…?
次回も頑張って執筆しますので
よろしくお願いします。
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