こんな所に転生させずともいいじゃないか   作:影の泉

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初めまして影の泉です。


プロローグ

 ある日気付いたら知らない部屋に居た。

 

 あれ、私寝たっけ?

 

「ああキミキミ、良い所に来てくれた。H○NTER×○UNTERの念について話さないかい」

 

「え、狩人×狩人の?」

 

「そうそう、それそれ」

 

 声のした方を見ると、金髪の中学生位の子供がいた。

 どうやら人気漫画の話がしたいみたい。

 

「僕は今″念″に嵌っているんだよね。何か良い案ないかい?」

 

「良いわよ」

 

 私も彼位の時は良くジャ○プを読んでいたな。

 それに自分の念について考えた事もある。

 そう言えばどんな念を考えていたっけ?

 

 童心に帰る夢を見たって別に良いわよね。

 

「強化系なら英雄(ジークフリート)なんてどう? 心臓部分の背中が絶になるけれど、弱点がある分強くなるかも」

 

「ふんふん、続けて」

 

「後は強化系、特質系も入るのかな? 強者との訓練(クレイジーダンス)、肉体や念で強い相手と戦うほど強くなる」

 

「なるほど」

 

 ここまで思いだすと後はスラスラ出て来る。

 

火炎と氷結(ファイヤー&アイス)、変化、具現化、特質を集めた感じで炎と氷を出す能力。魔剣の様に剣にもできて念すら焼いたり凍らせたりできる。制約は発動する空間がないと発動しない。屋外では炎のみ、室内では氷ののみ発現可能。両方同時には発動しない」

 

「おお」

 

癒しの口づけ(ヒーリングキス)、特質強化かな? キスした相手や自分、場所は問わないを治療する能力で、傷や病気を治す。治しにくいものほどオーラを消費する」

 

「うんうん」

 

 少年の相槌に私の口はどんどん回って行く。

 それにしてもこんなに思いだせるものなのね。

 

重力(グラビティー)、操作系。円の範囲内の重力を操作できる」

 

「ほうほう」

 

増強機器(メモリースティック)、特質系。オーラが増えれば増えるほどメモリが増える、ただしこの事を他人に言ってはならない」

 

「ふむふむ、まだある?」

 

「そうね、パクリだけど。空間転移扉(どこで○ドア)、具現化放出系。扉を具現化して扉を潜る事で転移できる。一度本人が行った事のある場所にしか行けない。こんな所かな」

 

「そっか、色々あるね。そうだ君を送らないとね。戦い(おもしろい)の世界へ行ってらっしゃい」

 

「え?」

 

 少年の言葉に何処か不安を覚え聞き返そうとしたら、私は黒い空間に落ちていた。

 

「きゃあああ」

 

 

 

 

 

 

「おぎゃあ、おぎゃあ」

 

 ん? 赤ちゃんが泣いているな。誰よ泣かしっぱなしなのは!

 

「おぎゃあおぎゃあああ」

 

 何で私の口から声が!?

 

 私は手を口に持って行き、口を触った。

 その時私の目に紅葉の様な手が見えた。

 

「おぎゃあああ(え――――!)」

 

 私赤ちゃんになっちゃった!?

 

「元気な赤ちゃんで良かったわ。お母さんですよ」

 

 上を見上げると赤い髪に金の瞳の女性が居た。

 うん。凄い美人さん。

 赤い髪は肩下で揃えられ肌は健康的、金の瞳は好奇心でキラキラ光っている。

 

「母さん産まれたみたいだね♡」

 

「ヒソカ来たのね、貴方の妹のマドカよ」

 

 え? ヒソカってもしかして。

 ……はい、若いですがヒソカです。

 赤い髪に金の瞳の十代半場程の少年、後に主人公ゴンの前に立ちはだかる戦闘狂。

 

「やあマドカ♡僕がお兄ちゃんのヒソカだよ♠」

 

 ええ!? もしかして私HUN○ER×HUNT○Rに転生しちゃった?

 じゃあさっきの少年って神様か何か?

 ああ、頭が混乱する。

 それにしたって、こんな所に転生させずとも良いじゃないか!

 

 




オリ主が念の設定をスラスラ思い出せたのは神様が弄ったからです。
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