こんな所に転生させずともいいじゃないか   作:影の泉

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新たな登場人物

 私が転生して五年が経った。

 早いって?

 いやいや、これから説明するよ。

 

 赤ん坊の間、する事のなかった私は念の修行をしていました。

 食っては寝ての間に念の修行、一カ月弱位で念を感じる事ができました。

 私の念の才能もまずまずなんじゃないかな、と思います。

 その間にハンターの母は何処かにハントに行ってしまいました。

 私をヒソカに預けて……。

 止めて二人きりにしないで、と思ってみましたが現状は変わりません。

 分かった事はヒソカって意外に良いお兄ちゃんなのかな、って事です。

 

 が、私が念を感じられるようになり纏・練・絶の練習をしていると、ヒソカが気付きとても気持ち悪い顔をした。

 余りにも気持ち悪くオーラを集めて防御した。

 初めて堅をした瞬間だった。

 私が堅をするとヒソカは不気味に笑いだした。

 怖い、怖すぎる。

 そしてヒソカはこう言った。

 

「いいねえ♢念は僕が確り教えるからね♡」

 

 ええ、ヒソカに目を付けられました。

 その後は寝物語変わりに念について耳元で語られ、前世で知っている事知らない事を覚えました。

 それからヒソカの組んだ練習メニューをやって来ました。

 既に四大行と応用もバッチリです。

 そして水見式をやってみた所、水は増え色が着き葉は動き渦潮が産まれ、不純物が出現し味が変わった。

 え、私チートじゃない? と思った。

 要は全ての系統使えるって事だよね。

 これにはヒソカも驚いていた。

 でもこの後落とし穴があったんだ。

 発を作ろうと思った時何故か作れなかった。

 もしかして私のメモリないの!? と、あたふたしていたらヒソカが「もしかしたらもうできているのかも♠」言って来た。

 え? 私作った記憶ないよ。と、思い記憶を遡ってみたけど覚えがない。

 仕方がない他の技術で何とかしないと。

 

 変わった事といえばやっと喋れるようになり、喋った時ヒソカの事を上手く発音できず「ひーにぃ」といった所ヒソカが気にいってしまったのです。

 その後ちゃんと喋れるようになり、「兄さん」と呼んだ所「ひーにぃ」が良いと言いだし、今では「ヒー兄」と呼んでいる。

 

 ヒソカは鬼畜だった、念の練習はいつの間にか念の修行になっていた。

 そして四歳の時初めて人を殺した。

 ヒソカに連れられ盗賊のアジトに連れて来られたのだ。

 そしてヒソカは盗賊のヘイトを稼ぐと、盗賊の中に私を放り込んだのだ。

 最初の頃は殺さない様に気絶させていたのだ。

 しかし、いかんせん人は多く念能力者も居た。

 相手の発で私は死にかけ、私の発が発現した。

 私の発は、あの不思議な家で神様? に喋ったものだった。

 それと同時に私の手から放たれた氷は、相手の念能力者の首に刺さっていたのだ。

 その後次から次へとやって来る盗賊を倒し、ヒソカと合流した。

 ヒソカと合流後私は堪らず吐いてしまった。

 吐いている私の背をヒソカはさすってくれた。

 繰り返し念能力者と戦わされ、最近では殺す事に慣れてきてしまった。

 

「マードーカ♡ちょっとここに行ってこいつ殺して来てくれない?」

 

「ヒー兄が行けば良いでしょ」

 

「ダーメ♠僕は別の奴()って来るからさあ♢あ、こいつブラックリストに載ってる奴だから首持って来てね♡」

 

「……分かった」

 

 ブラックリストに載っているって事は犯罪を犯した相手。

 放っておけば何をするか分からない。

 それにお金にもなる。

 

 現地に到着した。

 飛行船を使ったら問題なく辿りつけた。

 ここはヨークシンから南に十五キロにある衛星都市だ。

 

 ヒソカからもらった写真と情報を元にターゲットを探して行く。

 念能力者らしいので陰で隠した円を展開させながら探す。

 探す事一時間、ついにターゲットを見つけた。

 絶をしターゲットを追いかける。

 人気の少ない所へ出た所でターゲットの前へ出た。

 

「マーティス・グルマスですね」

 

「ああ、何だ餓鬼か。殺されたくなかったらどきな」

 

「そうはいきません」

 

「いんや、退いてくれんかねお嬢さん」

 

「!?」

 

 ターゲットに確認の為声をかけた。

 間違えなくマーティスの様だ。

 反撃される前に狩ろうとした所で、背後から声がかけられた。

 そこに立っていたのは、白髪に青い瞳のお爺さんだった。

 服には『一日一殺』と書かれている。

 

 そうゼノ・ゾルディックが立っていたのだ。

 

 




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