バトルスピリッツ~転生してきた未来のカードバトラー 作:ジ・アンサー団
バトルが終わり、シュンは倒れているクラッキーを見に行き、色々叱りたいところを言おうと思った。
「…何で諦めた?」
「力の差があり過ぎた。どんな攻め方をしても打ち返される。だから諦めた」
「…そうか。……一つ教えてやる」
クラッキーに背を向け、アドバイスを教えた。
「どんなエースも消える時がある。バトルってのはそういうものですよ。だが、一瞬で現れてから消えても、戦ってくれたスピリットの思いや気持ちは、いつまでもバトルフィールドに現れている。例え見えなくても、支えてくれる仲間がいる。…それだけは忘れないでください」
シュンはその言葉をクラッキーに教え、ミミの村から出て行った。
「にしても、出番無かったね」
[きゅる~]
クラッキーのバトルで全然ライドが全然活躍していない事に落ち込んでいた。
「ま、まあいつかタイミングによって出てくると思うよ」
[きゅる?]
「……ゴメン。タイミング無いわ」
[きゅるる~]
更に深く落ち込んでいた…。
「ほんとゴメン」
謝っても意味が無いけど…でも、何故か謝りたくなってしまう。
ライドがカード状態になってデッキケースの中に戻った。
「(……もしかして落ち込んでしまった?)」
何とも言えない状況になってしまったシュウどうしようか考えても、どうすることには出来なかった。
歩き続けて数日、腹減って厳しい暑さに体力は限界に感じていた。
『こんな時、こんな状況で何処かにカードショップあるのかな?』っと考えてしまう。
「ん?あ、あれって!」
そんなことに運がよく見つかった。
走って店の中に入った。
「疲れた~」
店のカウンターに座り、先ずは水を飲んだ。
って、何か別の席でバトルしているな。
興味ないが、見に行ってみると。
「(あ、あれって!紫乃宮まゐ!?)」
この作品のメインヒロインで紫のコアの光主。
「(こんなにも早く2人目の光主に出会うとはね……いや、長かった方ですかね)」
長い旅路をしてやっと店が見えてきたから、違うと思っていた。
「負けたぁー!」
いつの間にかバトルは終わっていたようだ。
バトルを終えても相手を探している。
緑デッキ限定で……
「すみません。バトルできますか?」
一回、相手にしてみるか。
「何色で?」
「全部使えますけど…緑を入れた混色デッキでは相手になれませんか?」
セルジュに全部の属性と混色デッキを言ってからまゐは深く考える。
この時代混色デッキは弱くは無いと思うが、この世界じゃ弱く見える。
だがこれで良い。この弱いと思っているデッキがこの後に絆のコンボにつながる
「……いいわ」
答えはyes。許可を取れた。
だが、この未来の力をここでこの人たちに見せるのは危険だ。
「すみませんが、バトルフィールドで受けられますか?」
「どうしてかしら?」
「この人たちに僕の実力を見せたく無いのです。圧倒的な実力を他人が見たら、いずれ異界王にも目を付けられる。出来れば目を付けられたくないのです。最強デッキを他人が見たら色々文句を言われそうで」
こんな質問をしても決して断りそうだが、やるしかない。絆のコンボと言えば、無論アレです!
「……いいわ」
「では」
「ゲート・オープン!開放♡」
「ゲート・オープン解放!」
絆のコンボと言えば、当然あれではないですよ。