前回のあらすじ
機動要塞デストロイヤーがやってきた!!
街の外へ移動したボーボボたちは遠目にデストロイヤーを確認していた。デストロイヤーを見たビュティが口元を隠す
「デ、デカい!!!」
「あれがデストロイヤーか……ポマードリングやヤミキングを思い出すな」
かつて戦った敵が乗っていた空中要塞や浮遊城を思い浮かべながらヘッポコ丸は言う
「あれ、ボーボボは?」
「そういえばいないな」
そんな時、辺り一面が大きな影で覆われた
「なんだ!?」
みんなが振り向いて空を見る
空に超絶巨大な人の頭部、ハヤトくんが浮いていた
「変なの出てきたーーー!!!!」
「ん?」
そしてカズマが《千里眼》で目を凝らしてよく見ると、鼻の穴から鼻毛に化けたボーボボが逆さに伸びていた
(何やってんのアイツ!!!?)
「ハヤトくんが突っ込むぞーーーーー!!!!」
「対ショック用意!!」
そこに首領パッチと天の助の声が飛び交う。見ればハヤトくんは徐々にデストロイヤーに近づいて、突撃しようとしていた
やがてデストロイヤーとハヤトくんが激突し
ドゴーーーーーーンッ!!!!!
「きゃあああああああ!!!」
「うわあああああああ!!!」
爆音とともに巨大な火柱が立ちデストロイヤーとハヤトくんを包んだ
「どうなったんだ!!?」
めぐみんを抱き寄せて庇うダクネスが叫ぶ。土煙がやがて晴れ火柱が消えると……デストロイヤーに頭が生えたようにハヤトくんが合体していた
「「「キモッ!!!!」」」
その場にいた全員が心の底から本音を吐いた
「…………」カッ
その言葉に反応するようにハヤトくんの目が光り、そしてデストロイヤーの進行の再開と同時に、目から発射されたレーザー光線が大地を縦横無尽に焼いていった
そして男性冒険者のほとんどが巻き込まれる
「「「ぎゃあああああ!!!!」」」
「何やってんだテメーー!!!!」
「新手の地獄絵図だーーーーー!!!!」
みんなが巻き添えを食らう中、吐血しながらもカズマは元凶のボーボボに対して毒を吐く。そんな冒険者たちを見てビュティは悲鳴をあげる
チュイン
「危ないビュティ!!」
「きゃあ!」
ソフトンがレーザーの雨からビュティを守る
チュイン
「ぐはぁ!!!光に身体中を好き放題焼かれるとは、なんて新感覚!!!」
「こんな時くらい自重しろ変態ダクネス!!」
節操なしの残念美人にカズマは声を荒げた
「ちょっとちょっと!!こんな状況じゃデストロイヤーのバリアなんて破壊しにく」
チュイン
「ぶべら!!?」
「アクアさーーん!!!」
レーザーで吹き飛ばされるアクア。ほっぺに直撃してなお無傷なのは女神だからこそできる芸当
そしてハヤトくんから戻ってきたボーボボ。ボロボロの首領パッチは殺意を込めてボーボボの脚を掴む
「ボーボボ殺す…」
チュイン
「あ!ボーボボ危ない!!」
新しいレーザーがボーボボに迫り
「鼻毛真拳基本奥義「バカガード」!!!」
「ぎゃああ!!!!」
いつものように仲間を犠牲にして防いだ。黒コゲになった首領パッチを持った手を振りかぶり
「フン!」ブォン
デストロイヤーにブン投げた
「ぶ!!」びたん
ハヤトくんにぶつかったそのまま地面に落ちて、デストロイヤーに踏み潰された
そしてボーボボは焼き尽くされた自然と冒険者たちを見て怒りに震える
「この美しい自然と仲間の冒険者たちをよくも焼き尽くしてくれたなデストロイヤー!覚悟しろ!!」
「一から十までアンタが原因だよ!!!!」
ビュティの指摘を無視するボーボボ。レーザーの中でも無事だったソフトンが話しかける
「どうするボーボボ。あのレーザーを躱しながら結界を破らせるのは至難の技だ。仮にできたとしてどうやって
「安心しろ。要するに攻撃を防げて、高速移動できる乗り物にアクアを乗せればいい」ガサゴソ
「そっか!そうすれば安心して結界を破れる!!!」
そう言ってボーボボは乗り物を取り出す
「これだ」
「ロケット!!!?」
「ロケット」と書かれたネームプレートがついた立派なスペースシャトルの登場に目を剥くビュティ
「よし、乗り込めアクア!!」
「分かったわ!」
女神的身体能力を駆使してロケットに飛び込むアクア
「そして首領パッチと天の助!!」
「「オッケー!」」
2人も順調に乗り込む
「最後にフォレスト森本!!」
「誰!!!?」
そして最後に笹の葉の服を着て、枯れ枝をブンブン振り回す小人が乗り込む
「イクゾー!」
チュイン
「ギャアアアアア!!!!」
しかし途中でレーザーの集中砲火を受けて倒れた
「この中にいればレーザー光線も防げそうね」
「オッシャー!オレたちでデストロイヤーをぶっ壊してやるぜ!!」
「ボーボボー!!もう発射してもいいわよー!!」
アクアのその言葉を聞いたボーボボはコントローラーを操作してロケットを飛ばす
その時、「ロケット」のネームプレートが外れて「ミサイル」と書かれたプレートが出現
「了解!!「ロケット」もとい「ミサイル」発射!攻撃目標は機動要塞デストロイヤー!!!」
「「「何ィーーー!!!?」」」
3人は驚愕するが時すでに遅し
バシュゥッ!
「「「わああああああああ!!!!」」」
アクアたちが乗ったミサイルはデストロイヤーの頭部であるハヤトくん向かって突撃する
「イヤアアアアア!!!『セイクリッド・ブレイクスペル』!!!」
ヤケクソになったアクアは魔法を唱え、デストロイヤーの対魔法結界を破壊した。しかし危機は去ってない
「首領パッチさん天の助さん、なんとかしてーー!!!」
「オレにいい考えがある!」パカッ
「そこ開くの!!?」
ミサイルの頭頂部を内側から手動で開けたことに天の助は驚く。首領パッチはそこに天の助を押し付ける
「え?え?なにこれ!!一体なにするの!!?」
「やるぞアクア!!」
「ええ!!」
そして天の助の口にホースを突っ込んで2人は息を吹き込む
『協力奥義「友情のところ風船」!!!』
「ボフッ!!!」
すると天の助の体が大きく膨らむ。そのままクッション代わりにしてハヤトくんの頭に直撃
パァン
耐久値が底辺だった天の助はすぐに破裂したが、その勢いのおかげで軌道が変わり、ミサイルは地上めがけて落下していった
「おのれボーボボーー!!!!」
「あ、戻ってきた!」
「やっちまえ首領パッチー!!!」
いつの間にか元に戻ってる上ミサイルに帰還していた天の助が叫ぶ。ふとアクアが呟く
「……ねえ、これ、どうやって降りるの?」
「「あっ」」
…………
「「「わあああああああああ!!!!」」」
助かってないことに気づいた3人は互いに抱き合って泣きまくる
そして地上のミサイル発射口まで近づき
「おふざけ禁止ーーーーー!!!!」
「「「ぎゃあああ!!!!」」」ドゴーン!
そこから手脚の生えた女顔の魚雷、魚雷ガールが発射して、ミサイルごと中の首領パッチたちを制裁
ドゴーン!
さらにそのまま貫通してハヤトくんをぶっ壊し、撃墜させた
地上に着地した魚雷ガールを見てカズマが声を上げる
「魚雷に手脚が生えとる!!!」
「おだまり!!!!」バキッ
「きゃあああ!!!!」
理不尽な暴力がカズマを襲う!!
「待ってました魚雷先生ー!!!」
「頼りになる助っ人が来たか」
そして彼女は
「おふざけは許さない。なぜなら私は魚雷だから」
最凶にして最後のボケ殺し、魚雷ガールが現れた!ハジケリストたちの明日はどうなる!?
さあ、とうとう出て来てしまった最凶キャラ!!彼女がこのすば世界に来たからには女神だろうと魔王だろうと容赦なく蹂躙し尽くす!!!
なぜならあの人は!!!