あと利用規約で歌詞がどうこうありますけど、替え歌とかってセーフなんですかね?
1週間後…
快晴の下で行われる青空裁判
「いよいよ裁判が始まるね」
そう呟くビュティやアクアたちは傍聴席で不気味なくらいおとなしく座っていた
被告席にはボーボボとカズマの2人、検察側にはセナ、そして弁護側にいたのは…
「検察側、準備完了です」
「弁護側も問題はない」
「頑張りましょう軍艦様」
「ええ!!軍艦とスズさんが弁護士!?」
ボーボボの親友、軍艦と側近の女性、スズであった
「軍艦、またお前に弁護される時が来るとはな…」
「オレとお前の仲じゃないかボーボボ」
「大丈夫なのか!!?本当に大丈夫なのかコレ!!?」
過去のボーボボの裁判の真実を知るカズマとしては気が気でならなかった
そんな中、ビュティとヘッポコ丸はあることに気づく
「あれ、裁判長は?」
ウィーン
機械音と共に裁判長の席から豪華な座席がせり上がってくる。そしてそこにいたのは
「それでは、これから首領パッチの首領パッチによる首領パッチのための裁判を開始するのじゃ」
「「何やってんだオマエーーーー!!!?」」
ヒゲを蓄えて実に偉そうにふんぞり返る首領パッチの姿だった。どうやら本気でボーボボたちを抹殺する気らしい
木槌で机をココンコンココンコンッコン♪とリズミカルに叩く
「これよりボーボボとカズマの裁判をするわけだけど……ぶっちゃけ死刑で良くね?」
「ふざけんなテメー!!!」
青筋を2つほど浮かべてカズマは叫んだ。理不尽にもほどがある
「被告人!私語は慎んでください!!」
「ええっ!?今ので怒られんの俺!?理不尽すぎね!!?」
「静かにと言っています!……裁判長も私語を慎んでください」
「はーい」
子供のような返事を返す首領パッチ。明らかにおかしい…というか人外な裁判長に対して何も言わないセナをカズマは変だと思った
「おいボーボボ。あの人なんで首領パッチを見逃してんだ?どう考えてもほっとくハズないだろうに」
「セナの目をよく見てみろ」
「え?」
カズマは検察席にいるセナの目を見た
……ハイライトの消えたセナの目を見てカズマは察した
「セナの精神はすでに崩壊している」
「そうか…耐えられなかったか…」
「被告人、その……なぜアナタがかわいそうなものを見る目で私を見ているのですか?」
常識が崩壊したセナから目をそらすようにカズマは目を瞑った。真面目なセナさん、安らかに眠れ
「えーと、サトウカズマの罪状は……国家転覆罪とアクセル中の女性の下着を盗んだ罪…」
「ちょっと待て!!?俺そんなことしてねーぞ!?特に後者!!」
首領パッチが読み上げたデタラメな罪状によってアクアたちを除いた全ての女性が敵に回った
「あと白い布をかぶってそれをたくし上げて下半身を露出するわいせつ罪…」
「それ絶対違うヤツのだろ!!!?」
かつて出会ったオ○Qみたいな男を思い返しながらカズマは否定する
そこに今回の裁判の告発人のハゲ頭の領主、アレクセイ・バーネス・アルダープことアルダープが首領パッチ裁判長に話しかけた
「裁判長、とっととそこの小僧とアフロ男を死刑にしてしまったらどうだ?」
「まあまあお代官様、最終的に死刑にしてしまえばいよかろうなのです、ここはじっくりと攻めていきましょうや」
「なかなかいいシュミをしているな」
「「ハーハッハッハッ!!」」
完全に意気投合していた
「今あからさまな不正発言をしたぞ!!?この裁判は無効だ!!」
「では証人を召喚するのじゃ」
カズマの抗議は華麗にスルーされた
そしてボーボボはデュエルディスクにセットされた天の助を墓地に送る
「了解!
「ぎゃああああ!!!!」
「ええっ!?なんて血塗られた登場なのアタシ!」
血を吐きながら闇に飲まれる天の助を見て待機してたクリスは叫んだ
〜証言開始〜
クリスの証言
「確かにスティールでパンツ取られたのは事実だけど、そもそもあれは事故だからね!?」
「事実という確認が取れただけで結構です。ありがとうございました」
クレメアとフィオの証言
「自分から決めた決闘のルールを破って不意打ちしたのよ!しかもその時仲間を道具だって言ってたわ!」
「そうよ、間違いないわ!……ところでキョウヤは?」
ウィーン(首領パッチ裁判長の隣からミツルギが磔にされた十字架が迫り上がる音)
「「キョウヤーーーー!!!?」」
ダストの証言
「チェキラウ!カズマは
「なんでラップ調!?」
「ウゼーーー!!!」
「ぎゃああああああああああ!!!」
〜証言終了〜
「…以上で検察側の証言は終了します」
「なんで俺のばっかり証言が集まってんだよ!!ボーボボのは!?」
いきり立つカズマにボーボボは肩を叩く。振り向くと天の助と一緒にタケノコを採っていた
「まぁ落ち着けカズマ」
「お前はお前で何やってんだーーー!!!」
「被告人は静かに!!!」
もはやカズマの死刑は確定した…そう思ったその時!
「「異議あり!!!!」」
2人分の異議が唱えられた。声の主は弁護側の軍艦と傍聴席にいたアクアであった
「おおアクア!!お前でもこんな状況なら頼りになる!1発デカイの言ってやれ!」
「そんなのないわよ。ただ言ってみたかっただけ」
カズマは無表情になった。そしてボーボボからスイッチを受け取ってそれを押す
ポチ
巨大な掌が現れてアクアを張り飛ばした
「ぶ!」バキ!
ズザザザーッ
「隠れキャラ スリー地蔵!!」べちゃ
「ぎゃあああ!」
地蔵が3体乗ったつり天井(トゲ付き)に潰されたアクアは気絶した
「…弁護士側の異議を認めます」
(今のはアクアさんが悪いよ)
そして何事もなく裁判は続行された
「カズマが魔王軍だと言うが、ならば1つ不可解なことがある。カズマとボーボボが冒険者と協力して幹部ベルディアを討伐したことだ」
軍艦の指摘に傍聴席がざわめく
「仮にカズマが魔王軍だとするならばベルディアを倒す理由がない」
「そ、それは、我々の目を欺くための…!」
「そのためにわざわざ魔王軍の幹部を使い捨てるのか?あり得んな。テロリストにしたってそうだ。ランダムテレポートを使わずに直接領主の屋敷にテレポートを設定すればいいじゃないか。その方が確実だ」
軍艦は言い終わるとカズマを見る。何を伝えたいのかが分かったカズマは大声で言う
「はっきり言うぞ!俺は魔王の手先でもテロリストでもない!!!」
シーン…
裁判所に置かれていたウソを暴く魔道具は鳴らなかった。つまり、カズマは魔王軍やテロリストでないことを証明していた
「ふざけるな!ソイツは魔王軍の関係者だ!殺せ!死刑にしろ!」
それに納得できないアルダープはカズマを指差して怒鳴った
「もう1度言う。ソイツは魔王軍の関係者であり魔王の手先だ。さあ、その男を死刑にするのだ」
その時、アルダープの体から不可視の煙が現れてセナに迫り
ガシッ
「さ、勝訴祝いの飾り付けの準備をしないと」ガサゴソ
「ボーボボ、その黒い綿取ってくれ」ガサゴソ
「何イイィィィーーーーー!!!?」
ボーボボたちに飾り付けの素材として使われた。予想外の事態にアルダープは飛び出しそうなほど目を見開く
「……?いえ、さすがに死刑にするほどのことではありませんが」
アルダープの反応に疑問符を浮かべるもセナはそう返した
「やった!ボーボボとカズマくん助かったよ!!」
「私の出番がありませんでしたね…まあ無事に終わったので良しとしましょう」
「そうだな。無事に終わって本当に何よりだ」
しかし、ビュティたちは忘れていた。この裁判の裁判長が誰であったかを…
「ハイハイ、それではボーボボとカズマは無罪……って納得できるかーーー!!!!」ブォン!
(((キレた!!!!)))
木槌を投げ捨てキレる首領パッチ
ガンッ
「がはぁ!!?」
跳ね返った木槌はアルダープの頭部に直撃した
「こうなったら今ここでテメーらを処刑して真の主人公になってやるぜ!!カモン破天荒!!」パチン
「へいおやびーーーん!!!」
「破天荒さん来ちゃった!!!!」
破天荒は首領パッチの隣に立つとカギを取り出して臨戦態勢をとる
「つーわけだ。ワリーなボーボボにカズマ」
「あのクソコンペー糖が!!とうとう強硬手段に出やがった!!」
「上等だぜ首領パッチのクソヤロー!!!」
ボーボボとカズマも証言台から乗り出して構える
「「「
主人公争奪戦が、今始まった!!!
次回、怒涛の主人公バトルが開幕!ファイ!!