この素晴らしい世界にハジケリストを!   作:ジャギィ

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さて、実は今回の話は昨日唐突に思いついた構想です!かなりすごいことになってると思うのだ


奥義47 暴かれた秘密!!!

前回のあらすじ

 

死んでしまったボーボボとカズマに代わって、新たな主人公が現れた!!それは僕らの首領パッチ!!

 

「俺たち死んでねーよ!なに捏造してんだコラ!!」

 

改めて本編始まるよん♪

 

 

 

「オレが主人公じゃーーーーい!!!!」

「来るぞ!」

 

突っ込んでくる首領パッチにボーボボがカズマに呼びかける

 

「スティーール!!」

 

カズマは手をかざして《窃盗》発動。首領パッチをゲットした

 

「ああ、キタネー!!!」

 

捕まった非常食(首領パッチ)の抗議に耳を貸さず、ボーボボが用意したスライスミキサーの中に突っ込む

 

「「協力奥義「首領パッチCOOKING(クッキング)」!!!」」ズギャギャギャギャ

「ぎゃあああああ!!!」

「おやびーーーーーーーん!!!!」

 

スライスミキサーで刻まれる首領パッチを見て破天荒は涙を流して叫んだ

 

「首領パッチマヨネーズ完成!!」

「ヘンなのできた!!!」

 

どちらかというとケチャップなそれをサラダの上にかけるカズマ

 

すると首領パッチサラダが入った皿を手に、首領パッチの頭になってる大量の等身大キューピーがカズマに突撃してくる!

 

「奥義「ドレッシング突撃隊!」!!」

「ぐわあああああ!!!」

「不気味な人形が大量にでてきた!キモイよ!!」

 

そんな中ヘッポコ丸は、突撃隊の中に青い人形が1体混ざってるのに気づく

 

「よく見たら天の助混ざっとる!!!」

 

そのまま静かに退場しようとし

 

「テメーーよくもおやびんをやりやがったな!!!」

「うわっ、破天荒きた!!」

「安心しろカズマ…」ガシッ

 

肩をボーボボに掴まれて

 

「カギ真拳奥義「修羅錠」!!!」

「こっちには鉄壁の盾がある!!!」

「ぐばあああぁーーーー!!!!」ズガガガガッ

「言ってるそばから天の助くんやられてるーーーー!!!!」

 

修羅のようなカギ攻撃の盾にされた

 

ガチャ

 

「あぁ、天の助くんの体のカギが開いて…」

 

カギ真拳を受けた部位が小さい扉になって開くと

 

「って中身本棚!!?「ボーボボ」と「このすば」置いてあるし!」

 

楽しそうに「ボーボボ」と「このすば」を読む天の助とアクアだった

 

「ジャマ!!!」

「「ぎゃ!!!」」

 

2人を蹴っ飛ばしたボーボボはカズマの後ろに立つと腰に手を回す

 

「おし、次にあの技いくぜ!!!」ガシッ

「えっ!一体何する気!?」

 

首領パッチも負けじとボーボボに背を向けて天の助の腰に手を回す

 

「ヤロウ、負けんぜ!!!」ガシッ

「なんでオレ!!?」

 

戸惑うカズマ、天の助を無視して、ボーボボと首領パッチは背中合わせで海老反りに倒れて

 

「「レインボーブリッジスープレックス!!!」」

「「ぐばぁ!!!!」」

「敵同士の見事なコンビネーションが炸裂したーーーーーー!!!!!」

 

カズマと天の助の頭をぶつけてカチ割る

 

「敵同士の巌流島コンビによるタッグ技だーー!!!まさに虹のごとき一撃!!!」

「出た、バトルオタク!!」

 

メガネをかけてマイクを手に実況するヘッポコ丸にビュティは叫んだ

 

多大なダメージを受けたカズマはボーボボに掴みかかる

 

「テメー何しやがる!!」

「おっしゃー!隙あり!!!」

 

そこに首領パッチが首領パッチソードを手に強襲してきた

 

「マズイ!こうなったら…!!」

 

襲いかかってくる首領パッチを迎撃するためにボーボボのアフロを鷲掴み引きちぎる

 

「オラァ!!!!」ブチィ!

「ぐばぁ!!!!」

「『ティンダー』」メラァ

 

吐血したボーボボをよそ目にアフロをブーメランにして火をつける。よく燃えるアフロブーメランを首領パッチたちめがけて投げつける

 

「協力奥義「ファイヤー・アフロブーメラン」!!!」

「ぎゃああああああ!!!!」

「くっ!!」

 

命中した首領パッチは燃え上がり、破天荒は腕でガードし火だるまを防いだ

 

「クソッ、ボーボボ、次の勝負で決着をつけるぞ!!」

「望むところだ!!!」

 

首領パッチの提案を受け入れたボーボボは水の入ったバケツと釣り竿を2つ取り出し、それを首領パッチに手渡す

 

「「最後の勝負は釣り対決だーーー!!!!」」

「最後の勝負だけショボっ!!!!」

 

ビュティのツッコミが裁判所に響き渡る

 

破天荒がカギを虚空に挿して回すと暗い空間につながる穴が開く。そこに釣り糸を飛ばすバカ2人

 

クイィ

 

「「キタ!!」」

 

同時に糸が引いた2人は力を合わせて釣り竿を引き

 

「「どっこいしょーーー!!!」」

「魚じゃない何かを釣り上げたーーー!!!」

 

そして穴から()()()()を釣り上げた

 

「ヒュー、ヒュー…あれ?ここ、どこかなぁ?」

 

それは細身の男だった。整っているが無表情で不気味な雰囲気を出すその男を見て、アクアとクリスが大声を叫んだ

 

「みんな逃げて!!ソイツ…悪魔だよ!!」

「え、悪魔!?」

「しかもこの強烈すぎる悪魔臭、公爵級の悪魔だわ!!」

 

シーン…

 

魔道具が反応しない事実に傍聴席の人は全員青ざめる。公爵級の悪魔とは神々と渡り合えるほどの強さを持った悪魔であり、世界を滅ぼすことも可能なのだ

 

そしてアルダープはみんなとは違う意味で青ざめていた

 

「あ、アルダープ!ヒュー、ヒュー!よかったよ、アルダープがいてくれて!」

「バ、バカが!来るんじゃない!!」

「ヒュー、どうしてだい?僕と君、契約した仲じゃないか」

「ワ、ワシはキサマなど知らん!!!」

 

とっさにウソを吐くアルダープだが、この場に置いてそれは悪手だった

 

チリーン

 

「音が鳴ったぜ。どうやらクロみてえだな領主のオッサン」

「キ、キサマ!これはどういうことだ!」

 

先ほどまで戦っていたボーボボと首領パッチとカズマもアルダープと悪魔の男…マクスウェルを見ていた

 

ボーボボが前に出てきて言う

 

「お前はワナにかかったということだ」

「何!!!」

 

 

 

カズマとボーボボの裁判が決まったあの日の夜…

 

「領主が悪魔を使役している!?」

「そうだ。オレが調査したからな、まず間違いないぜ」

 

あの日の夜、破天荒はアルダープが強力な悪魔を使っていることをボーボボとカズマに教えにきたのだった

 

「黒い噂はあるのに不正の証拠は一切見つからない…おそらく事実を捻じ曲げる悪魔“マクスウェル”を使ってるんだと思うぜ」

「事実を捻じ曲げる!?」

「そうだ。普通に戦えばまず勝てねえ…だがボーボボの鼻毛真拳にある無限の力があれば話は別だ」

 

ウソ探知機の魔道具を取り出して破天荒は言う

 

「だからボーボボ、ちょいと協力してくれ」

「いいだろう。オレの仲間を傷つけようとした罪、その裁判でヤツに精算させてやる」

 

 

 

「スズ!!!」

「ハッ!」

 

軍艦はスズに命令を出す。スズは超能力の力で戦えない人たちの避難を開始した

 

『テレポート!!!』

 

シュン!

 

「消えました!」

「これだけの人を一斉にテレポートさせるとは…」

「え!?もしかしてあのやばそーなヤツと戦うの!!?」

 

めぐみんは杖、ダクネスは剣を構えて法廷に出て、天の助はマクスウェルの虚ろな目を見て大泣きする

 

「悪魔を使ってあらゆる罪を捻じ曲げた外道が!!!キサマだけは絶対に許さねーー!!!!」

 

コスチュームに着替えたボーボボ、首領パッチ、天の助がステッキを持って構える

 

「「「月に代わってオシオキよ!!!」」」

「いいからマジメにやれ!!!!」

 

そう言いながら後方に下がるカズマ

 

「こ、このクソガキどもが!!ワシの計画を台無しに……マクス!逃げたヤツらをここに戻せ!そして殺せ!!」

 

しかしマクスウェルの捻じ曲げる力はパカッと開いたアフロの中に吸い込まれていく

 

「ヒュー、ダメだよアルダープ!あの男がジャマして事実が捻じ曲げられないんだ!!」

「やれと言っている!!」

(下級悪魔だと思ったら公爵級の悪魔だと!?だがこの壊れた悪魔の頭が悪いことに変わりはない!今まで通りこき使ってやればいいだけだ!!)

「対価は後でいくらでも払ってやる!!だからとっとと()れマクス!!!」

「ホント!?分かった!頑張るよアルダープ!!」

 

マクスウェルはゆらりと立ち上がると、無表情とは打って変わって嬉しそうな声音で喋り出す

 

「君たちには死んでもらうよ!特にそこのアフロの男は念入りに殺すからね!ヒュ、ヒュ、ヒューーー!!!」

 

黒いオーラを発しながらマクスウェルはボーボボたち向かって殺しにかかった




オキテ破りのマクスウェル戦突入!!実はマクスウェルのことって原作4巻までしか読んでないので、ハーメルン内のこのすばでしか知らないんですよねー。多分今後も出てくるご予定だったんでしょうけど、その時は代役を立てるので大丈夫と思います

あとマクスウェルの口調ってこんなんでいいんですかね?テンションはボーボボ補正で高くなってます

運営から替え歌に関する答え返ってきた……規約に抵触するんだって……ネタが1つボツになったからショック

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