この素晴らしい世界にハジケリストを!   作:ジャギィ

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「みなさん、こんにちは…いよいよやってまいりました…」

暗い部屋の中、スポットライトを当てられたビュティがマイクを手に呟き…

「「「2017年度「このハジ」、大人気大賞結果大発表ーーーーー!!!!!」」」

次の瞬間部屋全体が明るくなり、ボーボボ・このすばの主要キャラ全員が姿を現した

カズマがマイクを持つと大きな声で宣言

「それではさっそく発表だ!今回は投票が少なかったから1位〜5位の結果をそれまでの名場面にのせて、それ以外のキャラは簡略化して発表するぜ!!まずは同率の4位2人!」

最初に発表されるシーンは、すさまじい功夫(クンフー)で数多くの敵を倒していく魚雷ガールの姿

4位 魚雷ガール 4票

「何コレ!!?なかったよこんな場面!!!

次に流れていくシーンは、オリの中で衰弱していく様子の天の助だった

4位 ところ天の助 4票

「これもないよ!!!」

響き渡るビュティのツッコミを無視してカズマは発表を続ける

「ここでトップ3(スリー)に入る前に5位より下を発表だー!!!」

8位 田楽マン 2票
8位 アクア 2票
8位 ボボみん 2票
16位 ビュティ 1票
16位 ヘッポコ丸 1票
16位 ソフトン 1票
16位 破天荒 1票
16位 ゆんゆん 1票
16位 ハンペン 1票
16位 マクスウェル 1票
16位 関東野菜連合のヘッド・ニンジン 1票

一斉に公開される多くの名前とバナナで敷き詰められた背景

「なぜに後ろバナナ!!?」

無意味なバック絵をビュティが指摘する

「ちなみにめぐみん・ダクネスには誰も投票してなかったぞ」
「我が爆裂魔法がニンジンに負けた!!!?」
「エリス教徒の私が悪魔に負けた!!!?」

投票されてない事実にガクリと膝をつけるめぐみんとダクネスであった

カズマはマイクを首領パッチに渡して発表の役をバトンタッチする

「それではいよいよベスト3(スリー)の発表だー!!!」

3位の発表と共にスポットライトが首領パッチを照らす。照らされた首領パッチはなんか見たことある勇者の格好をしながら崖の上で剣を掲げていた

「第3位、俺様こと首領パッチ!!!」
「あれ?3位なのに首領パッチくんおとなしい」

いつもなら怒り狂いそうな首領パッチのおとなしい反応にビュティは疑問符を浮かべる

3位 首領パッチ 7票

次にパッと照らされるのは、弓を構えてポーズを取るカズマ

「第2位、サトウ・カズマこと首領パッチ!!!!」
「違った!!コイツ最初から乗っ取る気だ!!!!」

ーーに扮した首領パッチだった。トップ3(スリー)の独占を企む首領パッチにビュティが叫んだ

「そしてそして、栄光の第1位は…!」

ドラムの音と共にスポットライトが目まぐるしく動きやがてそこに首領パッチが飛び込み

ドゴゴンッ!!!!

ボーボボとカズマのツイン・ハジケ・シュートが命中して目玉を飛び出させながら血を吐いた

2位 サトウ・カズマ 8票
1位 ボボボーボ・ボーボボ 10票

「ふざけんなよテメーー!!」ドカ!バキ!
「ぶっ殺してやる!!!」ドカ!バキ!

せっかくの晴れ舞台をジャマされたボーボボとカズマは殺意を込めて首領パッチを殴り始めた

「本編は下にスクロールしてすぐです。お楽しみ下さい」

いつもの光景を背にしながらビュティは読者(我々)に挨拶するのであった


奥義66 アルカンレティアに行こう!

「…………」

 

ゆんゆんのところへ一晩泊まりにいってためぐみんは目を疑った

 

「最高級の紅茶が入りましたわよ、カズマさん」

「カズマくん、超高級なヨウカンも食べたまえ」

「うむ」

 

バスローブのままアクアが入れた紅茶のカップを持ち、天の助が用意した半透明でプルプルした長方形の食べ物をつまようじで刺し、口を運ぶ

 

そしてカップの中身を一口飲んでカズマは言う

 

「お湯とところてんなんだけど」

 

普段ならブチ切れるだろうカズマの反応は不気味なほど穏やかだった

 

「もしかして、紅茶は浄化しちゃってところてんは間違えちゃったからかな?」

「あらあら、私としたことがうっかり」

「すまないねぇカズマくん」

「次から気をつければいいさ。ありがとう2人とも。これはこれでいただいとくよ」

 

そう言ってところてんを一切れ食べ、ティーカップのお湯を飲みながら笑顔で一言

 

「うん、お湯!!」

「キモチワルイデスゥゥゥ↑!!!!!」

 

その光景に恐怖するめぐみんだった

 

 

 

この素晴らしい世界にハジケリストを!

奥義66「アルカンレティアに行こう!」

 

 

 

絶叫してから5分後、めぐみんはカズマの肩を揺らしながら必死に説得していた

 

「お願いですから元のカズマに戻ってください!!今のカズマはすごく気持ち悪いです!!」

「さっきから何を言ってるんだ?俺はいつもこんなんじゃないか」

 

微笑むカズマとアクアと天の助を見てめぐみんは涙目になる

 

「めぐみん」チョイチョイ

「!!」

 

そんなめぐみんに離れていたダクネスで小さく手招きする。近くにはビュティとヘッポコ丸もいた

 

めぐみんは3人に近づくと詰め寄って質問する

 

「一体何があったのですか!?見ていて不気味なんですけど!」

「ああ、実はな…」

「待て、ここはオレが説明しよう」

 

ダクネスが質問に答えようとした時、横から首領パッチが割り込んできた

 

「そう、あれは……」

 

 

 

200年前も前の話だ…

 

「いや初っ端から話間違ってるよ!!!」

 

世紀末邪神アクアと盗賊キングカズマが世界征服をすべく全世界に侵攻を開始。1年の戦いの末、場末のスナックが秘密基地として制圧されてしまった…

 

「ショボっ!!!!世界の何パーセントとかじゃなくて!?」

 

奪われたものを取り戻すべく勇者は立ち上がり、ついに店の広告のビラを見つけて敵の秘密基地を探り当てた

 

「モロバレじゃん!!!ビラって!

 

スナックに乗り込んだ勇者は剣を手に取り

 

『おさわり厳禁!!!!』バキ!

『ぎゃあ!!!』

 

店長の一撃で力尽きた

 

(店長(つえ)ぇーーーーー!!!!)

 

そしてなんやかんやでカズマとアクアは金持ちになりましたとさ。めでたしめでたし

 

「アバウトだー!!!!」

 

 

 

「ということが昨日あってだな。さらに…」

「つまりあの見通す悪魔との商談でさらにお金が手に入ることになったから、3人は似非セレブ気取りな状態なのですね」

「そういうことだ」

 

首領パッチの話を無視してダクネスから事情を聞くめぐみん。正しい判断である

 

「まあお金があるのは素晴らしいです。だから早速討伐にでも行きますか!カズマのレベルを上げる必要もありますし!」

「え?嫌だよ、何言ってんの?」

「……は?」

 

カズマにそう言われてめぐみんは固まる

 

「だってあんだけ装備と作戦整えても俺死んだんだぞ。俺もうこれ以上死ぬの嫌だし…決めた!これからは商売で金を稼いでヌルい人生を送っていくぞ!!!」

「ちょっ、本気!?」

 

ビュティの言葉に頷きながら優雅にお湯を飲むカズマ。それを聞いたアクアは少し戸惑う

 

「ねえカズマさん。それはさすがに困るんですけど。魔王と倒してもらわないと色々困るんですけど」

 

そんなアクアの不安にカズマは立ち上がりながら答える

 

「なら、もっとお金を稼いでスゴ腕の冒険者をたくさん雇おう!!そして冒険者の大軍を率いて魔王の城を攻略するんだ!これなら俺たちでもいけるだろ?」

「それだわ!さっすがカズマさん!!」

 

アクアは札束を持つと邪悪な笑顔で天の助に向かって軽く往復ビンタをする。女神がしていい顔じゃない

 

「冒険者のほっぺをお札で叩いてこき使い、魔王を弱らせたところで最後のトドメはもっていくわけね!」ペチン ペチン

「そういうことだ!伊達に長い付き合いじゃないなー!」

「「アッハッハッハッハッ!!!」」

 

息ピッタリに意見を述べて笑い合う2人。それを聞いていためぐみんはプルプル体を震わせ…眼を真っ赤に光らせて怒鳴る

 

「2人とも、魔王を「魔王をぶっ殺すのはオレだろがぁーーー!!!」ドゴ!

「ええ!!!?」

 

そして首領パッチが乱入する形でカズマを殴り飛ばした。あまりの暴挙にビュティは困惑する

 

「ちょっとちょっと、大丈夫なのカズマさん?」

「ああ、心配するな…」

 

吹っ飛んだカズマに近づいて心配するアクアに、カズマは返答しながら起き上がる……首の向きが真逆の状態で

 

「問題ないぞ」ぐるりん

「問題だらけですーーー!!!!」

 

首が真逆なカズマを見てめぐみんは涙を流した

 

「今治すからジッとしてなさいよ」ぐーる ぐーる

「そんなゼンマイじゃないんだし…」

 

おもちゃのネジみたいに首をぐるぐる回すアクアを見てビュティはツッコミを入れる

 

そして首が元に戻ったカズマはめぐみんの方を向く

 

「でもな、めぐみん。俺この間のクエストで首をバカ(首領パッチ)のせいで折れたばっかなんだぞ。こんな状態じゃクエストなんかムリだろ」

「なら、湯治に行くのはどうだ」

「あ、ボーボボとソフトンさん」

 

話しかけてきたのは屋敷に帰ってきたボーボボだった。後ろにはソフトンもいる

 

「ここから遠く離れたところに水と温泉の都と呼ばれる街がある。そこで一時傷を癒せばいい」

「水と温泉!?ねえねえ、それってもしかしてアルカンレティア!!?いいわね!!行きましょう、アルカンレティアに!!」

 

ボーボボが口にした言葉にアクアが過剰に反応する。それを見たカズマ・ビュティたちは首を傾げたが、まだ見ぬ街に想像を膨らませる

 

「温泉かぁ」

「旅行に行くなら田楽くんとゆんゆんちゃんも誘おっか」

「ゆんゆんも誘うのですか?旅行に誘ったら嬉しさのあまり発狂しそうな気がするのですが」

 

そして最後に天の助が優雅に紅茶をすすりながらキメ顔で一言

 

「行きましょう……その美しい都とやらに………」

(この天の助ウゼーーー)

 

満場一致により、ボーボボ・カズマたちは温泉旅行に行くことになった




皆さんおまたせ!!ハジケパワー充電完了!!!
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