この素晴らしい世界にハジケリストを!   作:ジャギィ

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ほぼ2ヶ月間、お待たせしてすみません

スランプ中だったり、ゲームしてたり、ボーボボの漫画探してたり、仕事でセール中だったり…あ、ボーボボの4巻ようやくゲットしました。休みの日に古本屋回りまくった甲斐がありました


奥義81 スライムの野望

前回までのあらすじ

 

「だまされるな!!!!そいつは魔王軍幹部の1人だ!!!!」

 

突如現れたハンスに向かってカズマは叫んだ

 

「…………」

 

そんなカズマの言葉を聞いたハンスは少しの間口を閉ざし

 

「違うよ。僕、スライムだよ」

 

ベホ◯スライムになったハンスはそう答えた

 

『…………』

 

少々の沈黙

 

「てめーー適当ぶっこいてんじゃねーぞ」どかどか

「どー見てもスライムさんじゃねーか」

「本当だ!本当なんだ!」

「よせ!カズマに手を出すな!!やるなら私を思いっきり殴れ!!」

 

サングラスをかけた首領パッチはカズマのスネを蹴りボーボボは胸ぐらを掴む。ダクネスが隣で戯言をほざくが無視してカズマは続けて言う

 

「なぜならその男は、この街の温泉を汚染している元凶なんだ!!!」

 

それを聞いた首領パッチは驚きの表情でハンスに問いかける

 

「何ィ!!!それは本当か!!!?」

「違う違う。僕、スライムだもん」

 

触手を振りながら否定するハンス

 

「テメーー話が違うじゃねーか!スライムさん違うってよ!」

「イタ!イタ!」

「便所のスリッパなめるか、あーん?」

「ああっカズマ、なんて羨ましい…!!」

「お前ちょっと黙ってろ」

 

顔を赤くして興奮するダクネスにヘッポコ丸は冷たく言い放つのであった

 

「ボーボボ、カズマくんこんな時にウソつかないよ!信じてあげてよ!」

 

見てられなかったビュティは思わずカズマを擁護するが、ボーボボと首領パッチは木刀を持った特攻隊になってビュティを()めつける

 

「うっせーよ」

「オレらに指図してんじゃねーよ、バカ」

(今日はビュティにも厳しいのか…)

 

2人の反応を見たカズマはそう思うのだった

 

ボン!

 

「うわ!!!!!」

 

その時、ハンスの真横に緑の短髪の女が急に現れた

 

「ハンス様。手筈どおり魔王軍I(アイ)ブロック基地を壊滅させてきました」

(ウソ…あの女の人、1人で魔王軍の基地つぶしたの…)

 

たった1人で魔王軍の基地を壊滅させてきたという女を見ながらビュティは思った

 

「ナイススラー、ナイススラー」ぴょん ぴょん

「ありがとうございます」

 

ハンスに褒められても緑髪の女は静かに返事をするだけだ

 

「クックック、これで魔王軍の力関係も崩れてきた。俺の野望が叶う日も近い」くねくね

 

触手をくねくねさせながらハンスは邪悪な笑みを浮かべる

 

そんな中、ボーボボが古ぼけたツボを横になるように床に置きながらハンスに問いかけた

 

「ハンスよ、さっきから聞きたかったのだが、キサマは今、魔王軍幹部の1人なのだろう?なぜ魔王軍を潰すのだ?」ゴト

「いいだろう。教えてやろう」

 

ツボの中にしゃかしゃか入りながらハンスは話を始める

 

『俺は確かに魔王軍幹部になった』

 

キラーン

 

「!」

 

ツボの中に入ったハンスは暗闇の中にいる影の気配に気づく

 

『しかし、それはあくまで俺の野望の第一歩にすぎん。魔王軍をのっとるという野望のな…』

 

中にいたのは頭部以外がベ○マスライムになっているパチ美だった

 

『さいわい魔王軍は実力があれば簡単に幹部になれるのでな、潜入は楽だったぜ』

 

あまりに恐ろしい敵の出現に頭だけが人間形態になるほどハンスは戦慄した

 

『魔王軍幹部になった俺は魔王軍をのっとるため、幹部を含めた魔王軍の実行部隊を潰すのが1番てっとり早いと考えた』

「チューよ、チューよ」

「ぎゃああああ!」

 

無理やりチューしてくるパチ美にハンスは思わず叫び声をあげる

 

『そんな時キサマらが魔王軍、そして幹部を潰しているという情報が入って都合が良かった』ガタガタ

 

パチ美の猛攻とハンスの抵抗でツボが揺れる

 

『なんせ魔王軍を潰しても、全部お前(ボーボボ・カズマ)達のせいになるんだからな』しーーん

 

ツボの揺れが収まるとツボの中の喧騒も聞こえなくなる

 

しゃかしゃか

 

するとツボから頭が元に戻ってない(雑コラなままの)ハンスとパチ美が出てきて

 

しゃかしゃか

 

さらに後ろからそれぞれハンスとパチ美に似た小さい2匹の子供がついてきた

 

「ええっ!!!!!産まれたのですか!?

 

唐突に出てきた子供の存在にめぐみんが驚愕する

 

「おい、小娘」

「!」

 

その時、めぐみんを見上げる形でハンスが声をかけ

 

「キサマごときが俺を見おろすんじゃねえ!!!!」ヒュンヒュン!

 

憤怒の形相でめぐみんに触腕を伸ばして攻撃してきた!

 

「危ねえ!!!!!」バッ!

「きゃ!」

 

しかしカズマが飛び込んだおかげで、めぐみんはハンスの攻撃から逃れられた

 

どっ

 

「大丈夫か!?」バッ

「は、はい、大丈夫です」

 

そう言うめぐみんは少し頬を赤らめていた

 

(カズマって意外と優しいですね…)

「?」

「………」

 

めぐみんのしおらしい態度に疑問符を浮かべるカズマ。そしてそんな2人を見ている首領パッチ

 

(ちっ、役立たずが!)どがっ!

「ぐばっ!!!!」

 

めぐみんを排除できなかったハンス(ベ◯マスライム形態)に向かって苛立ちながら首領パッチは蹴りつけた

 

(ちっ…忌々しい、忌々しいわ…あの女…。なにさ、デレデレしちゃって…今に見てなさい、今に見てなさいよ…)

 

“めぐみん”と書かれた紙を貼ったワラ人形と五寸釘を手に、パチ美は恨みのこもった目でめぐみんを睨みつけるのだった

 

「ふん、爆裂魔法を使う小娘を消せなかったが、まあいい。どのみち本気の俺を倒すことなどできないからな」

 

人間の姿になったハンスは自信満々にそう言う。なお、ハンスの後ろでは首領パッチが吐血しながら十字架に(はりつけ)られていた

 

「カズマ、ボーボボ、俺はこの山の山頂にある源泉を汚染して街を壊滅させるのが目的だ。俺を止めたければ山のテッペンまで来てみろ。そこで相手をしてやる」

「上等だぜ!!」

「こんな山ソッコーで登りきって…」

 

チャキ

 

サングラスをかけたボーボボ・カズマ・首領パッチ・天の助・アクアの5人はピストルやマシンガンを構える

 

「「「正々堂々倒してやる!!!」」」ダダダッ!

「行動と言動がまったく一致してねーー!!!!」

 

登る前に多人数で不意打ちする5人を見たビュティはそう思わざるを得なかった

 

「魔王軍相手ならどんな手を使っても、最終的に勝てばいいのよ!!!しかも幹部なら懸賞金もオマケ付きじゃない!今夜は酒盛り決定よ!!!」

「アンタ本当に清き水の女神なの!!!?」

 

あまりに俗物的な考えに、ビュティは本当にアクアが水の女神なのか疑わしくなっていた

 

しかし銃撃の嵐は着実にハンスの肉体にダメージを与え…

 

ぐにょーーーーん

 

「!!」

 

否、ハンスの体はゴムのように伸び、体の一部が弾丸に伸ばされながらも全て受け切り

 

『スライム真拳奥義「軟体の報復(ガン・カウンター)」!!』ダダダダダッ!

「「「うわあああああ!!!」」」

 

弾を全部ボーボボたちに向かって跳ね返した。思わぬ反撃に決して無視できないダメージを負ってしまう

 

「ボーボボさん!カズマ!」

「コイツ、かなりの手練れの真拳使いか!!」

 

ソフトンの考察が当たったのか、ハンスは鼻で笑いながらボーボボたちを見下ろす

 

「くくく、山の道中には、我が忠実なハンス5人衆を配置してある。せいぜいそいつらに殺されないことだ」

 

スゥ

 

『『テレポート』!』

「ハーッハッハッハッハッハッハッ!」ボン!

 

高笑いを残して、ハンスは側近の女性と一緒に《テレポート》で消えていった

 

「く、さすがは魔王軍の幹部といったところか…」

「ボーボボ、どうするの!」

 

不安がるビュティにボーボボはある提案をする

 

「ハンス5人衆……ならばこちらは宿に置いてきたヤツを仲間に引き入れるか」

「まさか、その人って…!」

 

宿に置いてきたヤツの正体とは一体!!?




ハンス5人衆は出すかどうかスゴく迷いました。だって絶対話数多くなりますもん
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