……今更ながら、よく5章も続けて書いてるなーってしみじみ思います
奥義89
激戦の末、カズマは幹部ハンスに勝利した
そしてハンスの座を乗っ取り、カズマによるアルカンレティア遊園地の真の支配が始まるのだ…
「始まらないから!!!」
「参ったな…こんなすごいハジケリストになっていたとは…」
「!」
敗北したハンスはその場であぐらをかきながら独り言を言った
「俺の負けだ…………完敗だ」
すると首にかけていたキング・オブ・ハジケリストの証であるペンダントを外すと、手に持ってカズマに差し出す
「これはキング・オブ・ハジケリストの証だ。このペンダントはオマエにこそふさわしい…受け取ってくれ」
ハンスの意思を汲み取ったカズマはキング・オブ・ハジケリストの証を受け取ると、それを自分の首にかけた
今この時をもって、新キング・オブ・ハジケリスト サトウカズマが誕生した!
「ではキサマには代わりにこれをやろう」
「え?」
するとそれを見ていた天の助がハンスにある物を差し出した
「ところてん推進グッズ」
それは「I ❤︎ LOVE ところてん」と書かれた三角帽子とタスキだった。腐臭がするのかハエにたかられている
「ありがとう」
「着ちゃった!!!!しかもお礼まで!」
そしてところてん推進グッズをすぐに身につけたハンスを見てビュティはビックリするのだった
「カズマ」
話がひと段落つくとハンスがカズマに話しかけた
「ベルディア、バニル、俺を倒し、ウィズを仲間にしたお前たちは魔王軍の幹部を半分倒したことになる………だが気をつけろ。魔王はある者と手を組んだと聞く。そいつらの戦力は魔王軍と同等かそれ以上だ、必ずお前たちの邪魔をしてくるだろう…」
しかし、と前置きを言い
「お前たちならば必ず魔王とヤツらを倒すことができると信じている。世界を救え、カズマ」
「ハンス……」ガシッ
ハンスの激励をしっかりと耳にしたカズマはハンスの腰を後ろから抱き
「敵のくせに馴れ馴れしいんじゃボケ!!!!!」
「ぎゃぱぁ!!!!」
(キビしーーー!!!!)
ジャーマンスープレックスをハンスに叩き込んだ
「カズマー!!源泉の浄化終わったわよー!!!」
「おー、終わったかー」
ピクピク痙攣するハンスを無視してみんなの元へ向かうカズマ
「よし、今日は疲れたし宿に帰るぞ」
『おー』
ボーボボの提案に賛成したみんなはアルカンレティア遊園地で夜を過ごした…
翌日…
「このアルカンレティアともお別れだね」
「まさかハンスと戦うことになるとはな…」ハァハァ…
アルカンレティア遊園地の入場口前で呟くビュティにダクネスが顔を赤くしながら答えた。絶対にロクなこと考えてないな
「ありがとうございましたアクア様ー!!」
「まさか毒に侵された源泉を全て聖水に変えるとは、さすがは女神様です!」
「これよこれ!!やっぱり女神はこうやって慕われてなくちゃ!!」
近くではアクアがアクシズ教徒たちに褒められていい気になっていた
「それじゃ、最後にアクシズ教の教義を言うわ!みんな大きな声で一斉に言ってねー!!」
小学校の先生みたいなことを言いながら、アクアと信者たちは一斉に叫んだ
『エリスの胸はパッド入りー!!!!』
「どんな教義!!?」
「ちょっと待てアクア!?今の発言はいくら私でもエリス教徒である以上見逃すことは」
カキン!
「ぐはぁ!!!」ドゴ
「きゃああああ!!!!」
アクアたちの胸パッド発言に異議を申し立てるが、信者の1人が打った野球ボールを顔に受けて中断されるのだった
グニョーン
しかもボールには微妙に味の残ったガムがくっついていた
「「「ぺっ」」」
さらに信者全員にツバを吐き捨てられる始末
「ああ…こんなゴミクズのように扱われてボロボロになるなんて騎士の名折れではないか…そう思うだろうビュティ?」ハァハァ…
「私に話しかけないで…」
それでもすごく嬉しそうなダクネスにビュティは1歩距離をとるのだった
ドドドドド……
「ん?」
そんな時、遠くから地鳴りと一緒に土煙を上げて何かがやってくるのをビュティが気づく
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」
「きゃああああああああ!!!!何事ー!?」
その正体はヘッポコ丸・めぐみん・ウィズの顔が出てる風船を持ったリスのきぐるみのボーボボ、一輪車に乗って海パンゴーグル姿でフルートを吹くカズマ、ゴミ箱に入ってゴロゴロ転がってくる首領パッチ、ぬのスポーツカーでくつろぎながら並走する天の助の4人だった
あまりにカオス過ぎる絵面にビュティは絶叫した
「赤ヤッくん青ヤッくん黄ヤッくん!!!」ゴロゴロ
変な早口言葉を言いながら1番前に出る首領パッチ
「ピッチャー第1球!!」シュパーン
「ぐわっ!!」
「ナイスショット!」
それを一輪車に乗ったままのカズマがゴルフクラブで打って阻止する。その隙をついて天の助が独走を狙う
「コパッチパチパチ
「ぎゃ!」
しかし飛ばされた首領パッチが天の助の上に落ちてきた
「あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜」ギュルギュル
ドゴーーーン!!
「ぎゃあああああ!!!」
そのままスリップした天の助は土産屋さんに激突して爆発した
「喰らえ、ヘッポコアタック!!」ドゴ!
「「ぶっ!!!」」
さらに激戦は続き、ボーボボはヘッポコ風船をぶん回してカズマの顔面にぶつけた
「やりやがったなテメー!!」
「うおっ!」
キレたカズマはボーボボに飛びかかり、互いに揉みくちゃになりながらゴロゴロ転がっていく
ドカ!バキ!ベキ!
「わあああああ!!!」
そして首領パッチも2人の殴り合いに巻き込まれ、3人が見えないほど土煙が広がる
シュゥゥゥ…
やがて騒音と土煙が収まると……ヘッポコ丸、めぐみん、ウィズと一緒に組み体操を完成させていた
「なんで!!!?」
ビュティは突っ込むのだった
タッタッタッ
「みんな、大変よ!!」
「え、ゆんゆんちゃん!?」
その時、息を切らせてゆんゆんが走ってきた。その手には手紙があった
「さっき紅魔の里から手紙が来て…!」
「紅魔の里って…」
「めぐみんやゆんゆん、紅魔族が住む秘境の里だ」
いつの間にかいたソフトンが紅魔の里の説明をする
「魔王軍の幹部が軍隊を率いて里に侵攻してるって…このままじゃ紅魔の里が滅びちゃうの!!」
「そんな!」
恐ろしい未来に戦慄するビュティ。ゆんゆんが渡してきた手紙をカズマが読み上げる
「『……この手紙が届く頃には、きっと私はこの世にいないだろう。愛する娘よ。お前さえ残っていれば紅魔族の血は絶えない。この世で最後の紅魔族として、決してその血を絶やさぬように……』」
「ちょっと待ってください!!ここにもう1人紅魔族がいるんですが!!?」
手紙の内容にキレるロリっ娘を無視するカズマ
「ボーボボ!これはヤバいぞ!」
「ちょうどいい!!その紅魔の里を狙っている魔王軍をオレたちでぶっつぶしに行くぜ!!」
『おお!!!』
ペラリ
「ん?」
ボーボボとカズマたちが気合いを入れる中、ビュティは手紙の裏に書かれた文字を見つける
『……という設定の話です。2章が書けたらまた同封させて送らせてもらいます。紅魔族随一の作家を目指す者、あるえより』
(設定ーーーーーーー!!!!)
手紙の内容が創作だという事実にビュティは内心叫んだ
「よし!さっそく急ぐぞ!!」ぴしゃん!
「「むー!むー!」」
「!」
しかしその事実に気づかないボーボボはカズマと一緒にソリに乗ってバカ2人をムチで打って走らせる
「待ってよボーボボー!!」
残りのメンバーもボーボボたちを追いかけて紅魔の里に向かった
そしてボーボボは、ソリの上でハンスの言っていたことを考えていた
(荒野であった横浜ジョー、あいつのゾンビは毛狩り隊だった…まさか魔王軍が手を組んでいる相手というのは………)
魔王城奥地 王の間……
暗いそこでは2つの玉座に魔王と1人の男が座っていた
「魔王よ、さきほど情報が入った。ハンスがやられたらしい」
「そうか…」
「だが安心するといい。これからは我々も本格的に戦う予定だ」
「勝てるのか?」
「問題ない。このために私たちはこの世界に来たのだ」
すると男が立って笑いを浮かべる
「ボボボーボ・ボーボボは我らの宿敵…必ず殺さねばならぬ…そしてヤツが死んだ時」
両腕をバッと広げた時
ゴロゴロゴロ…カッ!
雷の光が、男の正体をあらわにする!
「その時こそ、このツル・ツルリーナ4世が支配する新マルハーゲ帝国の敵は完全に存在しなくなる!ハーハッハッハッハー!!!」
かつての宿敵の皇帝が今、ボーボボとカズマたちの前に立ちはだかろうとしていたのだった
5章入ったので、活動報告にて読者の皆さんによるキャラクター募集を始めました!詳しい内容やアイデアの投稿は活動報告にてお願いいたします