追記:改訂しました。
朝早く学校に行くと下駄箱で岡崎と春原が立ち塞がった。岡崎は申し訳なさそうにしているが、春原は何だかしたり顔でこっちを見ている。その姿ははっきり言ってうざすぎる。
絡まれると厄介なので無視して行こうとしたが失敗。下足ロッカーを開けようとする腕を春原の手が止める。
「遅いぞ伏見!」
「おはよーさん。岡崎も朝から大変だな。こんなアホに付き合わされるなんて」
「伏見もな」
春原の思いつきに巻き込まれるのはいつもの事だ。
今日はどんな思いつきに巻き込まれるか、それを考えるだけで気が滅入ってくる。早くこの場から離れなくては。
「んじや、僕はこれで」
「先輩のことを無視してるんじゃないよ!!」
アンタこそ元同級生にそんなこと言って悲しくならないのか?
腕を振って手を引き剥がそうとしても、一向に春原の手が離れる様子がない。いっても聞かないと思うので、ここは一発蹴りをお見舞いしてやろうか。
蹴る前のルーティーンとして右足のつま先で地面をコツコツとする。
「落ち着け春原! 伏見がお前に蹴りを入れようとしてるぞ! そんな事されたら、これからやる事に支障が出ちまう!」
「ちっ! 助かって良かったな伏見」
僕は何を見せつけられているのだろう。漫才かな? コントかな?
春原は岡崎の助言で僕から手を離す。結構強い力で掴まれていたから、少しだけ跡が残っている。
「それじゃ僕は教室に行くから」
春原の拘束から解除された為、出来るだけ早く離れる。自由になった腕でロッカーを開けて靴を履き替える。
向かうは教室ただそこのみ。
「ちょちょちょ! 待ってよ!」
一手目で離脱失敗を悟る。
渋々ながらも二人の近くに歩み寄る。
「それで結局どうしたの? 早く教室に行って特段やりたい事があるわけじゃないけど、君らといて変な噂が立つのは嫌なんだよ」
「そんなこと今更じゃんか」
「それじゃ春原またね」
春原の態度に少しイラッとしてしまう。再び教室に向かうため体の向きを変える。
確かに今更なのは認める。しかしそれは、二人が僕を巻き込むからであって、暴力沙汰以外は二人が原因である。言い換えれば、暴力沙汰は僕の方からなんだけどさ。
「ほんっと待ってよ!!」
泣きそうな顔で春原が僕の体にしがみついて来る。僕よりも力が強いから、簡単に引き剥がすことが出来ない。なので脚でゲシゲシ蹴る。
口から息を漏らしながら少しずつ春原の腕の力が弱くなる。
「もう一回聞くけどなんの用?」
「それはだな……何と僕はこれから 「お前坂上智代と何か話してただろ? アイツとの仲を取り持ってもらいたいんだ」 ちょっと岡崎! 僕の台詞取らないでくれる!?」
坂上になんの用があるのだろう? ……いや、どうせくだらない理由だろう。女なのに強いのが気に入らない、なにか裏がある。こんなところかな。
「それで今回は何をしでかすんだ?」
「ふふふ。それは来てからのお楽しみだ」
◆
「春原に
春原に嫌々連れて来られた先で春原は坂上と対峙した。気持ちが高ぶっていたせいか、僕が春原を坂上に教える前に春原が自分で喧嘩を売りに行った。
僕がついてきた意味がないじゃないか。
因みに春原は、女子であんなに強いなんてあり得ない。ヤラセなんじゃないのか。と思ったそうだ。
そしてそのヤラセに僕も巻き込まれたとか。そんな心優しい傍迷惑な思い込みでここまで付き合わされた。
その後は春原が殴り掛かって坂上に文字通り死一蹴されたわけだ。しかし、あの蹴りはやはり魅入るものがある。僕の無骨なヤクザキックを止めて坂上に弟子入りしたい。冗談だけど。
ぶっ倒れる春原に岡崎と共に駆け寄る。
傷は深いが春原なら大丈夫だ。心臓が動いて、呼吸をしてるなら一安心である。
「伏見じゃないか!」
坂上は春原を介抱している僕に気が付き、声をかけてくる。僕としては昨日一緒に不良を退治しただけの僕に話しかけてきてくれることが嬉しい。昨日の昼に何故か隣りに居た一般生徒B位に思われてると思っていた。
しかしこのタイミングはあまりよろしくない。普通に廊下ですれ違うのが最高。次点が喧嘩している場所で会うこと。
「お、おはよう坂上。君も変なのに目をつけられちゃったね」
「コイツのことか……」
僕らの目線は廊下に突っ伏す春原に向けられる。既に意識が回復しはじめているようで、岡崎による坂上講座を受けている。
そして僕は内心冷や汗。昨日の放課後に情報収集した限り、僕のやってきた事は彼女の何かしらの琴線に触れることは間違いない。
幸い『伏見』はこの学校に二人いるから、フルネームを言わなければ厄介なことになることはないだろう。
「コイツ……春原の執着心はゴキブリの様にしぶといよ。これからしばらくは付きまとわられることを覚悟したほうがいい」
「それは面倒だ。あまりこういう事はやりたくないのだが」
ふむふむ。坂上は好戦的ではないと。昨日や今日のことから推測するに、ヤラれたらヤる感じなのか。
「しかし、先輩に対して随分と仲が良さそうな物言いだな」
「仲がいいとかではないけど、気のおけない友だちであることは確か、かな。こんな感じに学年が変わっても付き合わせられるほどにね」
昨日古河にしたように僕のワッペンを見せる。続いて岡崎と春原のワッペンを指差す。
「ふむ。となるとお前が悪名高い伏見か」
坂上の発言から、僕の発言が迂闊だったことに気づく。そりゃそうだ。ダブった伏見なんて一人しかいないよね。
「ははは。坂上は何を言っているのかな? 僕は伏見じゃなくて
自分で苦しいと分かってはいるが、仕方がない。僕のうっかりでこうなってしまったのだから、ここは騙されてもらうしかない。
「嘘をつくな伏見青葉。俺と春原で去年はやりたい放題やった癖に」
「私に嘘をついたのか!?」
岡崎のやつ! 僕が君に何かしたか? ……してましたね。心当たりがありすぎる。
だがしかし、今は岡崎に愚痴を言う暇はない。坂上に対してついたくだらない嘘のツケをどうにかしなくてはならない。
「昨日一緒に不良を退治したからお前が『悪名高い伏見』ではないと信じたかったが、お前がそうだったとはな」
ガシっと腕を掴まれる。ちょっと君力強くありませんこと? 全く腕の拘束を解除できないまま、僕は坂上に引き摺られていく。
ちょっとニヤリと笑う岡崎と、ボロボロの癖に大笑いしている春原にとてつもない程怒り覚えた。
◆
連れて来られたのは僕が所属する教室だった。坂上も同じクラスだそうだ。どうしてこれまで気づかなかったのだろうか。教室に着くと坂上は自分の机にかばんを置く。
ちなみに、ここに来るまでの途中で有紀寧とすれ違った。有紀寧なら助けてくれると思い、視線で助けを求めた。しかしその結果は頬を少し膨らませてそっぽ向かれてしまい、作戦は失敗。そして現状に至る。
「クラスはどこだ?」
「ここ」
「……お前と同じクラスだったとはな」
「そうだったみたいだね。坂上も僕みたいなのに関わると折角の評価が悪くなっちゃうよ?」
「私は気にしないから安心しろ」
ここまで押しが強いと何も言えない。
僕の席がどこか聞かれてそれを伝えるとそこまで連れて行かれ、席に座らせられる。
「それで君は僕に何を言うつもりなのかな?」
「みんながお前に迷惑していると聞いた。だから私が叱ってやる」
優しいやつだな。
なんて言って、感涙を流すほど僕は素直じゃない。
坂上の行為自体には目を見張るところがあるが、教室の隅や教室の外にいる生徒数名がくすくす笑っているのがその気持ちを薄れさせる。
「君はどんな事を聞いたのかな? そういうのって本人が無自覚のうちにしていることが多いでしょ。だから教えて欲しいな」
「いろいろ言われたが、最も多いのは授業を聞いてほしいというものだ。お前が一人ペンも持たずに授業を受けるだけで、周りの人のやる気が下がるそうだ」
中弛みの理由付けとダブった不良野郎を陥れる所としては妥当な所かな。でも、そう言うのは面と向かっていって欲しい。
それは当人だから言えることで、他の人からしたら僕は人の革を被った悪魔や鬼に見えるのかもしれない。
「確かにそれは申し訳ないと思ってるよ」
嘘だけど。
これでも頑張ってるんだ、これくらい許して欲しいという本音。でも、認められないと思う。
「でも、僕にもそれなりの理由があるんだ。他の人ならともかく、君なら察してくれると思ってたんだけど」
ここで目の前に立っている坂上の左手を掴む。
昨日と同じように坂上が顔をしかめる。大体のことは理解、と言うより再認識してもらったのかな。
「そこまでなのか?」
「言っちゃえばね」
「しかしどうしてそれを言わない?」
「自業自得なんだ。そんな事を言っても、悲劇の主人公を演じている様にしか思われないよ」
掴んでいた手を離す。
掴んだ時から彼女のファンらしき娘がギラギラ視線をこちらに向けていた。その中の数人に坂上にお願いした人がいたので、更に僕に対するヘイトが溜まっただろう。
「そして君に一つ。年上の僕からおせっかいね」
男子としては背が低いけど、坂上の背より高いから耳元には囁く事ができる。
「物事には理由ってのが必ずと言っていいほど憑き纏う。呪いと言っていいほど必ずね。そして物事の結果と共に理由にも大きな割合を置いている人も多い。
君は素直だ。人を信じる綺麗な心を持っている。それは美点だ。僕ですら羨ましいと思うほどだ。
でも、それじゃあこの世界は生き難いだろう。
何が言いたいかというと、物事の表面だけじゃなくて裏面や中身を見ることも大切になるんだよ」
そう言い残して僕は教室を去っていく。キザ過ぎて自分でも気持ち悪すぎる。
それでは、さよなら無遅刻無欠席。来年は会えることを祈ってるから。
なんて坂上に言ったが、僕も僕で何を言ってるんだと恥ずかしくなってしまった。若気の至りと言っていいのか分からない。
でもまぁ。2歳上からの忠告ということになるので、それなりに聞いてもらえるのではないか。裏でコソコソ企んでる奴のために使い潰されるような人ではないと、僕は期待しているのだから。
◆
このまま人がいない家に帰ろうと思ったが、有紀寧が自分の為に弁当を作って来ていることを思い出す。このまま帰っては昼ご飯を作ってきてくれた有紀寧に申し訳ないので、校内で時間を潰すとする。図書館はそこに住み着いてる人がいるらしいので、資料室が開いていることを祈りながら、先生に見つからないようにして資料室まで向かう。
運良く資料室は資料室の鍵は開いていて、周りに人がいないことを確認してから中に入る。
「どなたですか?」
無人と思われた資料室で声がしたことに驚く。しかしこの声はここの主の声で、今の僕の心に深く染みる。
「僕だよ」
「やはりそうでしたか。今飲み物をお出ししますね」
「あぁ、頼むよ」
有紀寧はさも当然のようにコーヒーをコップに入れ、座った僕の前に差し出す。
この状況はあまりにもおかしすぎる。もしかして隠れながら移動している中で、お昼になってしまったのだろうか。
なんておかしなことは無く、時計を見ても一限から数分経った時間を指していた。
「隣のクラスの奴が教室を飛び出した」
「えっ?」
「そのようなことをクラスの方が言っていたので、もしかと思って。なんて思って先回りして来ちゃいました」
少し舌を出しながら有紀寧は言った。
「授業は?」
「青葉さんと一緒にさぼりです」
どうしてこの子はサボりをこんなに可愛く言うのだろう。
彼女に偽りはないようで椅子に座り、かばんからおまじないの本を取り出す。その椅子はいつもの向かい側の椅子ではなく、僕の右隣の椅子であることに疑問を覚える。
「ダメだよ。君は僕に付き合う義理は無いんだし」
「義理とかじゃなく、私が青葉さんと一緒にいたいからサボるんです」
椅子を移動させ僕の右肩に身体を預けてくる。
予想外のことの連続で僕の心臓は鼓動を早める。
いつもは可愛い後輩としてしか見てなかったのに、距離が近くなると異性として意識してしまう。
有紀寧は何も変わらず占いの本に視線が行っている。
「なんて冗談です」
「えっ?」
「少し青葉さんを驚かせようと思って、あんなこと言っちゃいました」
目線を上に向けた有紀寧の顔はイタズラが成功した子供のように、ニッコリとしていた。タレ目の童顔さもあってか、先程までの異性として意識していた気持ちはどこかへ行った。
「でも一緒にいますよ。嘘をついたのは理由だけです」
「どうしても?」
「はい。本当は青葉さんに会って、ここに先生方が入れないように鍵をしてから、私は授業に戻るつもりだったんです。でもあなたのその顔色を見たら、私……」
差し出された鏡を覗くと、青白い顔が写っていた。
これは酷い。足元が覚束無いから体調が悪いとは思っていたが、顔色にまで出ているとは思ってなかった。
「まだ
「まぁね。これは中々慣れないね」
僕の右手に腕を回し、両手で僕の右手に触れる。女の子らしい柔らかい手だ。
「最近聞かれることが多くてね。それもあったのかな」
昨日と今日の坂上への説明。
昨日の夕方の秋生との会話の中。
僕の握られた右手を有紀寧は簡単に解いていく。
握る力を強めて抵抗しても、ものの簡単にすべての指が解かれ、有紀寧の左手が当てられる。そして、優しく握られる。
「でも、私はそのお陰で青葉さんと手をつなげます」
その有紀寧の優しい言葉に自然と僕の目から涙がこぼれた。
◆
後輩に涙を見せるという、二度としないと決めた事の四度目くらいをした後は、教師が資料室の前を通るときに気をつけながら二人で話をしていて過ごした。
気が付いたら全ての授業終了のチャイムが鳴ってから一時間ほども経過していた。
「ごめんね。本当にここまで付き合ってもらっちゃって」
「気にしないで下さい。私も私で青葉さんが聞き上手だったので、沢山話してしまいましたし」
玄関までの途中、一年生の教室を通った時、一人の生徒がポツリと教室にいた。その光景に目が釘付けになってしまった。
一年生の教室にいるから、という理由で断言は出来ないがきっと彼女は一年生だろう。何をするでもなく、席について何かしらの形をしている木片を見ていた。
「どうかしましたか?」
「ちょっとあの子見てくる」
「青葉さん!?」
僕の体は意識とは関係なしに動いていた。
その女の子に近づくと手に持っている木片がヒトデの形をしているのに気が付く。それと同時に彼女の手がボロボロとなっていること分かる。
急に動いた僕の後を有紀寧が歩いてくる。
「どうしたんですか?」
「手を怪我している。絆創膏は貼ってるけど剥げそうだ。保健室で薬箱を貰ってきてもらってもいいかな?」
「分かりました」
有紀寧が薬箱を取りに行ってる間に僕は目の前の子とのコンタクトを図る。
机の正面に行き、最初に顔を拝見。
少女Aの顔はとても童顔で、なおかつ何処かにトリップしているように幸せそうな顔をしている。ついでに、ワッペンの色から一年であることを確認。
「どうして君はヒトデを見て幸せそうな顔をしてるんだ?」
「あなた風子が言ってないのにコレがヒトデだと認識しました! もしかして風子の兄ですか!?」
どんな理論だそれは。
そして、あんなトリップしている状態でも僕がいた事を認識していたことに驚く。
「っ! あなた誰ですか!?」
前言撤回。分かってなかったのか。
「僕は伏見、善良な高校2年生だよ。そういう君は?」
「伊吹風子です」
「何をしてたのかな?」
顔だけでなく喋り方や雰囲気までも実年齢より幼い感じなので、女児に話しかけるようになってしまった。だが、伊吹は気にしていないようだった。
少し言うか言わないか躊躇ったあと(躊躇いの過程は顔や行動に出ていた)僕に教えてくれた。
「ヒトデを彫っていたら変な人に変なことをされて、彫刻刀を奪われてしまったのです」
変な人に変な事って、事件じゃないか。学校の中なのでその変な人が生徒である可能性は高いし、伊吹の手を見て彫刻刀を没収したのは立派な行動だと思う。
「しかしそこで風子は諦めませんでした! 既に作ってあったヒトデたちを見て、彫刻刀が帰ってきたら何をするかを考えてたのです!!」
椅子から立ち腰に手を当てドヤ顔をする。
「それでそれで?」
「恥ずかしながら、風子の自慢のヒトデたちに惚れ惚れしてしまってました!!」
元気があって大変よろしい。
話にオチがついた所に、タイミングよく有紀寧が戻って来た。
「お待たせしました!」
「ありがとう有紀寧」
有紀寧の言葉の後に、がっと腰に衝撃があった。
何かと思って見てみると、伊吹が腰に抱きついていた。顔をグリグリと僕に押し付けている。
「おにぃちゃん! この人だれですか!?」
「はじめまして、宮沢有紀寧です。私も青葉さんの妹です」
いつから伊吹は僕の妹になったんだ。まだ出会って数分しか経っていないだろう。そしてさっきのは冗談じゃなかったのね。
そして、有紀寧はむしろコチラからお願いしたい。
「あなたと風子は妹仲間です!」
「仲間です!」
二人それぞれ独特の空気を持っているのだが、どうやらそれがマッチしたようだ。この二人の世界が創りだされたら僕はついていけないだろう。
「挨拶はそれまでとして、ほれ風子。座って」
「どうしてですか?」
「伊吹さんは手が痛くないのですか?
「い、痛くありません!」
強がって嘘をつく伊吹の手を、有紀寧は珍しく小悪魔な笑みを浮かべて触る。
「痛っ……くない! はずがないじゃないですか!?」
「やっぱり痛いんですね。青葉さんお願いします」
怪我人の扱い方を分かっているというか、そっちの方向に慣れてしまったのか。そんな事を考えながら僕は伊吹の手の手当を始める。
日頃から野球少年たちの怪我を手当してあげてるので、これくらいはお手の物だ。消毒の時にしみて痛いかな、と思ったが有紀寧と話していたためか、大きなリアクションは無かった。
「これで終わりっと」
「伊吹さん、痛くないですか?」
「はい! 元気です!」
使った道具を救急箱に戻す。
「お星様を彫るのもいいですが、手には気をつけなければいけませんよ? こんなに可愛らしい手をしているのですから」
「お星様ではありません! ヒトデです! しかし有紀寧さんの意見は参考にします。風子の相棒も攫われてしまいましたし」
「その攫われた相棒が戻って、また怪我をしたら資料室においでよ。あそこなら保健室には劣るけど、そこそこ手当に使えるものがあるからさ」
「はい! 怪我をしたら行きます!」
伊吹に別れを告げて、保健室に救急箱を返して、再び有紀寧と一緒に帰路に着いた。
有紀寧と風子は書きやすく、智代は難しかったです。でも、一番難しいのが伏見くんでした。
軸がぶれっぶれなので、書くタイミングによって変わり情緒不安定野郎になってしまいます。何とかしなくてはなりませんね。
作品のことについて述べたところで、お気に入り登録と評価ありがとうございました!
特に評価については当日に2つも付くなんて想像もしてなかったのでとても嬉しかったです。
今後もこの作品をよろしくお願いします。
感想や疑問点、おかしな所の報告待ってます。