東方理念描 ~Outside Girl making full use of the phantom power. 作:とまとの妖精
ついに何人もつくってきたオリ子たちが動き出す時がきました。今のところ一人だけな上に、この少女そもそも名前が決まってませんが、、
不定期及び間が空きまくる投稿ペースになりそうですっが、できるだけ早く書き上げるようにがんばりまーす
何でもできるはずのその道具は、私を幻想へと連れ込んだ。
これが正しい道だったのか?確かめなくても分かることだろう。
飾り気のない面白味もない道具は、私を現から連れ出した。
私は幻想に誘われていたらしい。
この可笑しな道具を拾った時も今日みたいにぼーっと考え事をしていた。
いつもそうだ。いつも、よそ見をしながら歩くから、変なところに迷い込むんだ。何度も注意されたことだが未だに治らない。
だけど今回だけは何かが違った。
それは現実とはかけ離れた、発展しかけの浮世からは想像できない、
まるで
その中、集中的に太陽の光に照らされた部分に、周りよりひと際光を反射させる何かが転がっていた。
あれは...
ペンだ。普通の。
何だろうか?こんな煌びやかな場所に飾り気もないペンだ。
まぁ良いか。最近使っているペンも古くなってきたところだし、記念に持っていくとしよう―――
趣味の程度のものだが、私は日々絵を描いていた。
美術的な絵はとてもじゃないが無理なので、絵と言っても大抵 吸血鬼 や 魔法使い 等、
「もっとその画力を有効活用しないか」
とよく言われ、行事のしおり等の挿絵を描くことを勧められるが、仮に私が高い画力を持っていて、良いものを完成させることができるとしても、私は却下する。
私はあくまで趣味で絵を描いているわけで、そもそも相手の意思を潰して自分のしてほしい事を押し付けるような者のために絵を描こうとは思わない。
そうだ、あの蓬莱の国(仮)で拾ったあのペン...あれで絵を描いてみよう。
しかしその
体が軽くなった...というより、下から引っ張られる力がなくなった様に感じた。
その時私が描いていたのは
「重力に縛られず空を飛ぶ程度の能力 博麗 霊夢」だった
このペンで(例え空想上の存在でも)なにか
そうか。
面白い。
このペンを使えばこの退屈で平穏な毎日を変えることが出来るだろう。そう、
今の私には何でもできるのだから。
吸血鬼のメイドを描くことで私は時を止めることができる。
貸本屋の看板娘を描くことで私はあらゆる言語を読むことができる。
動かない大図書館を描くことで私は月曜日を日曜日に...いや、あの能力は曜日を操るわけではない。
このペンを使えば何でも出来る。
そんな驕りが自分自身をあらぬ方向へ動かした。
このペンでなら不可能結界を超えることも出来るのかもしれない。
思考よりも行動が先に走った。
「境界を操る程度の能力 八雲 紫、いざ幻想郷へ!」
後先を考えずに行動するから失敗する。このペンを拾ったときもそうだ。
そもそも、しっかり歩くことに集中していれば、どこへも迷い込むことは無かっただろう。このペンを得ることもなかっただろう。
残念ながら、「時間を