ところで皆様ブレイブルー最新作を買いましたか?投稿者はあいかわらずニューを使っています。
幻魔郷にある半分紅くそしてもう半分は氷細工でできている紅い館『紅魔館』そしてそれを囲うように設置された壁、この壁には術式が設置され上空そして地中まで壁という概念がありネズミ一匹すら通さない、まさしく要塞そのものだった。そしてその紅魔館のただひとつの例外である客専用の出入口の門の前には守るということに基づけば最強の門番が今日も居眠りをしていた。居眠りをしていても何処か男の情欲を誘う容姿、そして炎のように赤く、横髪の一部をお下げにしたストレート。同性の鼻孔すらくすぐる香り、まさに美女という容姿にふさわしいだろう。
「ふみゅー…眠ってませんよぅ…ZZZ」
さて、どこから突っ込もうか。
私、ラムダこと山田は今紅魔館の門前にいます。これから咲夜さんと人里に向かう予定なのですがどうにも咲夜さんが遅くてここで待っていたのですが、ただ待っていてもつまらなかったので外を見ておこうかと一度敷地の外に出たのですが、その時中国こと美鈴さんを見つけたのです。そして先ほどから横っ腹をくすぐってみたり、鼻をつまんでみたりしているのですがまったく目覚める気配すらありません。
「どうしたもんかなぁー」
別に目覚めさせる必要はないのですが美鈴の居眠りがバレて咲夜さんに怒られるのも目覚めの悪いのですが…まぁそのままでも問題ないでしょう。頑張ってください美鈴さん。生きていたらまた会いましょう。そして私は右手を上にあげ敬礼する。そして後ろを振り返ったその時、自動的にはられていた障壁に衝撃がはしった。
「あいやー待たれよ」
穏やかな静流のような声とは裏腹に醸し出される闘志、ただひたすらに練り上げられていく膨大なまでの気、そして彼女はゆっくりと構えこちらの出方を伺っているようだ。
「ご予約がないのであればここでお引き取りを、私も手荒な真似はしたくはありません」
笑みを浮かべながら彼女は言葉を紡いだ。そして俺はその闘志を前に冷汗をかきながら反論する。
「嘘付け。顔がいますぐにでも戦いたいっていう気持ちで満ち満ちてるぞ。」
その言葉に困ったように笑う彼女。しかしその間にも隙は一寸とも生まれず彼女がすでに戦闘にスイッチを切り替えているのが伺える。そして互いに視線は交差に緊張がこの場を支配する。互いに動けない、しびれを切らした瞬間に首を取られる、それによってつくられた仮初の均等しかしそれは確かな硬直状態を生んでいた。そしてその均等を破ったのは咲夜であった。
「美鈴…あなたなにをしているの?」
ジト目で美鈴をにらみつける咲夜にいたずらがばれた子供のような顔で目をそらしながら笑う美鈴。
「いや~サクヤさん?これは違うんです。…そう!たまたま目の前に不審な者がいたのでここで捕えておこうかな~と思っていまして。ですので決して久々に強い人にあったので闘ってみたかったという理由ではないんですよー!!」
その言葉に呆れながらどこからか銀で作られたナイフをとりだし次の瞬間には美鈴の頭に刺さっていた。
「美鈴…あなたがバトルジャンキーなのは仕方ないことだと思っているわよ?」
そしてだんだんと笑顔のまま声だけが低くなり表情と声色が一致しなせいか、それが逆に不気味さを醸し出していた。
「でもね?お客様に手を出すとはなにごとかしら?」
咲夜の後ろに般若が見えたのはいうまでもないだろう。そして美鈴がこってり絞られたのもいうまでもないことだ。
結局人里には俺一人で向かうことになったのだが…さて先ほどから視線を感じる。そしてそこを見ると大きな赤いリボンが草木の間から見え隠れしていた。
「おーい…リボンが隠れてないぞー」
そう俺がリボンのある方へ語り掛けるとそのリボンはピクッと反応しそしてそのまま静止した。そしてきまずい空気が流れる。そしてその空気を壊すように爆発音が響いた。
「とうッ!博麗仮面ここに見参!!!」
その言葉と爆発の演出とともに現れた黒髪をポニテにした少女がポーズをとっていた。俺はそれに口をあけ唖然としていた。言葉にならないというのはこういうことなのだろう。
「でたなー妖怪!ここを通りたければ私の屍を超えていくがいい!」
そして俺を指さして大きなを声をさらに大きく張り上げた。
「この博麗の巫女が一柱、『博麗 久遠(ハクレイ クオン)』様を倒せたらの話だがな!」
正直今自分の危機よりこの子の頭の方が心配だ。先ほど博麗仮面となのりながらそのあとに名前をなのっている。名前を隠したいのか隠したくないのか…この子からさいきょーの臭いがするのだが気のせいだろうか?ついでにここでのさいきょーは強いという意味ではなくおバカな子という意味である。
「むむむ!?貴様よからぬことを考えているな!私のセンサーが反応しているぞ」
そういわれ思考にひたっている意識を彼女に向けると彼女のポニテが回転していた。あれがセンサーというものだろうか?
「悪即斬!」
(ッッッ!?速い!)
気づいたときには彼女が懐に潜り込みこちらに霊力を纏った拳を向けていた。その拳は障壁に当たったが完璧には防ぎきれず障壁の上から吹き飛ばされる。そのまま俺は木をいくつか突き破り地面を転がりようやく止まった。
「ぉいおい…拳巫女かよ。先代巫女じゃあるまいし」
口の中の血と砂利のまじった唾を掃き出し、門より剣を取り出す。
「てめぇがその気なら上等だ!巫女だかなんだかしらんが地面に這いつくばってもらうぜ!」
怒りによって体の限界を解放する。だが思考は鋭く、冷静を保つ。
「我が正義!正義は絶対!」
そう言い放ち拳巫女は霊力を噴射し、こちらに木を突き破りながら突っ込んでくる。そして俺は門よりあらかじめセットできるだけの剣をセットし、手に剣を構え相手を出迎える。
片や暴風のごとき霊力を操り圧倒的な暴力により蹂躙する巫女。
片や体に慣れておらずいまだ戦闘など満足にできない少女。
勝敗は明白、すぐに決着がつくと博麗久遠は思っていた。しかしその予想は裏切られる。拳と剣が交差する瞬間少女の目を見てしまった久遠は彼女に見とれてしまった。先代である歴代最強の博麗霊夢の目にとても彼女の目は似ていた。いや奥深くに眠る彼女の信念を久遠は勘により察した。そしてその隙が彼女の命運を分けた。
「ウグッ!」
ラムダは止まっている久遠の背後より刃のつぶれている刃をだしそれを久遠に発射した。それは久遠の首を捕え見事意識を刈り取ることに成功する。そして薄れゆく意識の中、久遠は博麗霊夢の姿が目の前の白髪の少女に重なって見えた。
さて…どうするか。紅白の腋を露出させた衣装を着ていることから博麗の巫女の一柱だと思われるが…気絶させたはいいが正直彼女が襲い掛かってきた理由がわからん。いやだいたいの予想がつくが勘がいい博麗が間違えるとは思えない。となるとこの道を通る人外らしきものを襲っているのか…はたまたわかっていて襲い掛かってきたバトルジャンキーなのか。幻魔郷を守る守護者がバトルジャンキーとかやめて欲しい。
「ほっとくわけにはいかないか」
そのまま俺は博麗の巫女と思わしき人物を後ろにおんぶしそのまま人里に向かう。紅魔館を出た瞬間に美鈴に襲われかかったり、博麗の巫女と思わしき人物に襲われたり、ホント不幸の連続だ。
「不幸だー!」
ここで某不幸体質少年の名言が出てくるのは仕方のないことだった。
山田「なぁ…ラムダはもういないんだよな?」
作「カラーバリエーションでラムダっぽいカラーならあるね」
山田「(´・ω・`)ショボン」
作「…ガンバ」