人里へ向かう途中で博麗3柱が一人の博麗久遠が目を覚ましたため自分を襲った理由を聞こうと思ったのだが、なぜか目を開いたと思った瞬間抱き付かれた。特にフラグを建てた覚えはないのだが…まさか負けたものと結婚するなどと抜かすわけではあるまいし。
「お姉さま~」
どうしてこうなった…。と自分がうなだれていた時に久遠がこちらを上目づかいで目を覗き込むように見てきた。
「お姉さま?どうかいたしましたか?」
「…いや、人里の方角ってどっちかな」
その言葉に久遠は指右に向け「あちらです」と笑顔で答えた。そしてそれに対して素直に感謝を示す。
「で、お姉さまはなぜ人里に向かうのですか?見たところ人外ではありますが妖力は感じられませんですし、人間にしては霊力が極端に少ないですし、まるで人形みたいですね」
博麗の勘…侮りがたし。確かに原作のラムダはある目的のためにつくられた人形のようなものであり、厳密にいえば人間ではない。久遠が化け物と呼ぶのも仕方がないだろう。そうして俺が何もいわず黙っていると久遠は慌てて謝った。
「あ、いえ言いたくなければそれでいいです。人はそれぞれ歩んできた道というものがありますので、それを詮索する気などありませんので」
「いや、別に大したことじゃないんだ。俺の過去なんて所詮で済むような大したものじゃないから」
しかし作られた人形かー…言い得て妙だな、神様に作られた体と人形師に作られた人形。似て非なる物だけど最も近い模範的な解答だな。と俺が考えていた時に久遠が落ち込んでいると勘違いしたのか久遠が場の空気を変えようと質問を問いかけてきた。
「そ、そういえばお姉さまの名前を聞きそびれていたのですが…お名前聞かせていただけませんか?」
覗き込むような上目づかいに一瞬胸が鳴ったが、今は同性だからだろうかそんな自分を気持ち悪くおもってしまった。このまま何も言わないままだとまた勘違いを起こすかもしれないため急ぎ回答する。
「ラムダだ。それが俺の名前」
その言葉に久遠はなんどもラムダと呟いた。
「ラムダ…ラムダお姉さま。うんラムダお姉さま!」
自分に懐く姿に一瞬残してきた妹を重なった。…どうしてるかなー。俺が呆けていると久遠が自分の腕を引っ張り霊力を足に集中させはじめた。
「えっと…久遠?なにしてるんだ?」
自分の質問に満面の笑みで回答する。
「人里に向かうならこっちのほうが早いので。しっかりつかまっていてくださいね」
俺はあわてて止めようとしたがもうすでに準備を終え跳ぶ寸前だった。
「ちょっまて!」
「いきますよー…ちょいサー!!」
そして俺の意識は流れゆく風景とともに流れおちた。
「…ハッ!ここはどこ私はだれ!」
いつ間にか私は布団に寝かされていたことからどうやら体が急速にかかる重力に耐え切れず気絶したらしい。どうやらこのいつも展開している障壁はGまでは吸収してくれないみたいだ。それとも吸収する限界量以上のGが障壁に掛かったかのどちらかだろう。
「おきたか。ずっと目を覚まさないから心配したぞ」
その言葉に振り返ると蒼いセーラ服の上下をつなぎ合わせたような服を着た銀髪の女性がふすまを開けこちらに近寄ってきた。
「初めまして、私の名前は『上白沢 慧音(カミシラサワ ケイネ)』人里にある学び舎の講師をやらせてもらっている。」
「こちらこそ、初めましてラムダです」
「あぁよろしく」
とその言葉ともに慧音は手を差し伸べた。そしてその手を握り返し
「よろしく」
と返した。そして手を離すとともに自分の腹が音をたてた。
「プッハハハハ」
そして自分は笑った慧音に対して睨みつけながら口を尖らせ苛立ちと恥じらいを混じり合わせながら口を開く。
「そんなに笑うことはないじゃないですか…」
その言葉に腹を抱え笑い泣きで流した涙を掬いながら答えた。
「いやいやすまない。こんなに大きな腹の虫の声を聴いたのは久しぶりだ。うむ…君は見たところ夢幻入りしたばかりと見受けるが相違ないかな?」
「厳密にいえばもう2日経つからしたばかりとは言い切れないかもしれません」
その言葉に何か考えるように顎に手を添え、そして何か決心し、こちらを見た。
「もしよかったら住む場所ができるまで私の家にいるか?」
「いいのか?自分でもあきらかに怪しい人物だと思うんだが」
その言葉に慧音は女神のような笑みを浮かべこう答えた。
「私からすれば君はまるで子供のような存在だ。それに私は先生だ、もし君が悪童だとしても更生してあげるから心配など必要ないぞ」
その言葉に逆に心配になったのはいうまでもないことだろう。
作「休みの日はテルミのコンボの練習がはかどりますなー」
山田「ニューはいらない子はよラムダだせ!」
作「これを機にサブでテルミを入れてみるのもいいですなー」
山田「ラムダ!ラムダ!さっさとラムダだせや」
作「……」
山田「……」
作・山田「「(どうしよう正直話すネタがない)」」