どこまでも続く氷の床、滑らないように透明の液体かなにか撒いているのか、すこし鈍った光を放っている。その廊下に身長155センチの白髪の少女が歩いていた。その少女はなにを思ったのか突然立ち止まり、目の前の氷の鏡に目を向けた。
「やっぱラムダとニューって似てるなー…まぁほぼ同一人物みたいな感じだけ
ど。」
と鏡の前でくるりと一回転する。
「……うん、やめようこの一回転、男としてのなにかが確実に擦り減っていく。封印だ封印。」
うんうんとうなずくラムダ。そこに、突然、コウモリのような翼をもったメイド服
の少女がこっちにちかよってきた。
「あなたがラムダとかいうふざけた名前のおかしな子かしら?」
うんこの子あれやわ、レミリアさんだわ。というか、メイドって、いや案外コスプ
レではなかろうか。と軽く現実逃避していたラムダだが
「無言は肯定と受け取るわ、はじめまして、私は当館のメイドをしているレミリア・スカーレット・デビルよ」
悪い予感とはことごとく当たるものであるByラムダ。いやいや心のなかで名言を残している場合じゃないだろ。というか、名字は一緒なんだな。どういうことだ?
「なぁ、あんたチルノのぉおおお!?」
どこからともなく赤い玉が飛んできた、その玉は俺の目と鼻の先を通り壁へぶつかる、そして着弾したのと同時に爆発がおきる、その爆発により壁が50センチほど抉れていた。
「チルノ様よ」
どうやら、主をよびすてにしたのが気に食わなかったらしい。
「お、おーけーおーけ、でち、チルノ様と同じファミリーネームでいらっしゃる。レミリア様はいったいどういったご関係なのでしょうか」
その言葉にレミリアは一瞬顔を歪める、しかしそこに殺意とか嫌悪などはなく、ただたんにまたこの質問か、とめんどくさそうな顔をしていた。
「当主様は本家の養子よ、幼いころに庭で倒れていたのを私の父、前当主に拾われたのよ。そして私はその前当主の娘ってわけ。」
なんとも複雑な家庭事情を聞いたラムダは悪いことを聞いてしまったと口をとざしたが、それを見てレミリアは言った。
「別に現当主である、チルノ様を恨んだりしてないわ、私が小さいころ当主様に助けられ、この人になら私の誇り、スカーレット家としての誇り、その両方を託せると思ったから、仕えているだけよ。それに当主様はなんども姉妹として接してくれと言ってくれているしね。それに…まぁ色々あったのよ。部外者のあなたに話すのもちゃんちゃらおかしなことだけどね。」
アカン、別になにも感動するところなかったけど泣きそうだ。
「ちょ、ちょっとあなたなに泣きそうになってるのよ。私がいじめたみたいじゃない」
そう言い、ちょっと顔が赤くなっているレミリアもかわいいとおもったラムダであった。
「で、レミリア様は「レミィでいいわ」…じゃあレミィはなんで俺のところにきたの?」
当然ながら疑問である、なぜなら少し前にチルノにメイドに見つかる前に出ていけと言われたばかりであるのに、そのメイドがなぜかチルノから俺の名前を聞いた言った。どういう心境の変化か。
「今日の夜は境月といって堺目から狩人たちが出る日なのよ。だからこの館には当主様のご厚意で泊まらせてあげようってわけ。」
狩人?ってのがなんなのか気になるがそれ以前に
「チルノ…様のご厚意なのに、なんでお前が偉そうなんだ」
なによ?あたりまえじゃない、みたいな目でラムダを見るレミリア。
「だって、姉妹だもの。妹を自慢するのは当たり前じゃない」
「さいですか…ん?妹?ちょっと、今聞き間違いかもしれないが妹って言ったか?」
「えぇ、言ったわよ」
妹だったのかチルノ…やめろレミィその、頭大丈夫?救急車よぼうか?みたいな目でこっちをみるな。
「あれ?でもそうしたら、お前妹に背で負け――――」
ジュ、となにやら肉が焼ける音がした…おもに鼻の先で
「な・に・か、言ったかしら?」
「イイエ、何も言ってません」
その言葉を聞き満足したのか
「よろしい」
と笑顔で返された。
俺このままこの東方の世界でやっていけるのだろうか。
「ま、いつまでも客人を廊下に立たせたままではスカーレットの名に傷かつくわね。ついてきなさい、あなたの部屋にあんないするから。」
そういわれたので、大人しくついていくことにした。そしてもう二度と吸血鬼にはレミィにさかわらないほうがいいと思ったラムダであった。
これ、誤字の確認修正してるときに友達からあしたのレポート終わってる?って聞かれた。
終わってないね。アハハハハ。
そして1000文字に戻ると