galaxyangel?違いますSEEDです   作:シャト6

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第3話

ユニウスセブンから物資を補給していると、キラが救助ポットを持って帰って来た。

 

ナタル「君は、つくづく落とし物を拾うのが好きなようだな」

 

モリス「まぁまぁ」

 

マードック「開けますぜ」

 

そして、ポッドの扉を開けると、中からピンク色の髪の女性が出てきた。その少女を見てモリスは驚きを隠せない。

 

モリス「おいおいマジかよ…何で彼女がここにいるんだ」

 

マリュー「モリス大佐?」

 

「あら?」

 

すると少女はモリスに気が付く。

 

「モリス様!!」

 

そのまま浮遊し、モリスに抱き着く。

 

マリュー「なっ!?」

 

ナタル「な、何をしてる!離れろ!!」

 

マリューとナタルは、慌ててモリスに抱き着いてる少女を引き離す。

 

「な、何をなさいますの?」

 

ナタル「「何をなさいますの?」じゃない!」

 

マリュー「そうです!そんな羨ま…じゃなくて、不謹慎な事は控えて下さい」

 

「??」

 

2人の言葉を疑問に思うのであった。

 

ムウ「あ~お2人さん」

 

ムウが2人に話しかける。思いっきり睨まれながら。

 

「「何でしょうか?フラガ大尉」」

 

ムウ「取り敢えず、そこの嬢ちゃんに話を聞こうぜ」

 

マリュー「…そうですね。ではバジルール中尉とフラガ大尉、そしてモリス大佐もご一緒にお願いします」

 

モリス「えっ!?俺も?」

 

「「何か文句でも?」」

 

ナタルとマリューに、物凄い表情で言われるモリス。

 

モリス「いえ…何でもありません」

 

ムウ「大変だな…お前さんも」

 

モリスに同情し、肩に手を置くムウであった。その光景を見た他の連中はモリスに合掌を送っていたそうだ。モリス達五人は、艦長室(仮)の部屋に集まっていた。

 

ラクス「ポッドを拾って頂いて、ありがとうございました。私はラクス・クラインですわ」

 

『ハロ!ラクス!ハロ!』

 

ラクス「これは友達のハロです」

 

モリス「相変わらずだな」

 

ハロ『ハロハロ!オ前モナ』

 

マリュー「はぁ…」

 

ムウ「やれやれ」

 

ラクスの言葉に、マリューとムウは頭を抱えていた。外ではモリス達の会話に聞き耳を立てていた連中がいたが、ナタルに説教を喰らい撤退していった。

 

ムウ「クラインねぇ…かの、プラント現最高評議会議長も、シーゲル・クラインと言ったが?」

 

ラクス「あら、シーゲル・クラインは父ですわ」

 

モリス「やれやれ」

 

素直に答えるラクスに、モリスは頭を抱えていた。当然モリス以外にも頭を抱えている連中もいたが…

 

モリス「ラクス」

 

ラクス「はい、何でしょうモリス様」

 

モリス「お前はもう少し発言に気をつけろ。この艦は地球軍なんだぞ?万が一ザフト側にいるお前を利用しないとは限らないんだぞ」

 

ラクス「ですが、モリス様が助けて下さるのでしょう?」

 

モリス「あの時は仕事だ」

 

再び頭を抱えながら答えるモリス。

 

マリュー「そんな方が、どうしてこんな所に?」

 

ラクス「私、ユニウスセブンの追悼慰霊の為の事前調査に来ておりましたの。そうしましたら、地球軍の艦と私共の艦が出会ってしまいまして」

 

モリス「なるほど。地球軍側からしたら、ザフトに味方してるシーゲル・クラインの娘だ。普通に話し合いじゃ終わらないだろな」

 

ラクス「はい。地球軍の方々には、私共の艦の目的がどうやらお気に障られたようで。些細な諍いから、船内は揉め事になってしまいましたの」

 

その言葉に、モリス達は黙ってしまう。

 

ムウ「取り敢えず、悪いが彼女は暫く部屋にいてもらうしかないな」

 

マリュー「そうね」

 

モリス「まぁ仕方ないか。他の連中が何仕出かすか分からないしな。ま、俺が当分面倒見てやるよ」

 

ラクス「よろしくお願いします」

 

これで話は済んだので、モリスは部屋を出ようとする。しかし。マリューとナタルに肩を掴まれる。

 

ナタル「何処に行かれるのかな?モリス大佐」

 

モリス「えっ?話は…すんだだろ?」

 

マリュー「ええ、確かにラクスさんのお話はすみました。ですが、お2人の関係はまだ聞けていません」

 

モリス「……」

 

2人の言葉に、モリスは固まってしまった。

 

ムウ「じゃ、じゃあ俺はお邪魔みたいだからこの辺で…」

 

ムウは巻き込まれまいと部屋を出ようとする。しかし、モリスに足を掴まれてしまう。

 

モリス「お前だけ逃げようとしても無駄だぞ。一緒にいてもらうからな」

 

ムウ「は、離せ!!」

 

モリス「離すか!!」

 

2人は口論するが、マリューとナタルはお構いなしにそのまま2人を部屋に引きずり込んだのであった。ムウは完全なとばっちりである。

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