galaxyangel?違いますSEEDです   作:シャト6

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第7話

あれからマリューとナタルは、満足そうな表情でブリッジに行き第八艦隊との合流を急いでいた。モリスは自分の艦に戻っており、アークエンジェルと並行しながら飛んでいる。

 

モリス「AI、後どれくらいで第八艦隊と合流できる?」

 

AI『後三十分ほどで合流できます』

 

モリス「三十分か…周囲に敵艦は?」

 

すると、別のAIが答える。

 

AI『今現在、周囲にはアークエンジェル以外に反応はありません』

 

モリス「了解した。しかし…」

 

AI『艦長?』

 

モリス「いくら神に貰ったとはいえ、お前らみたいに色々な性格のAIがいるなら、そろそろ名前でもつけようかと思ってな」

 

AI『名前…ですか?』

 

1つのAIが話す。

 

モリス「ああ。折角この世界に来て、ギャラクシーエンジェルの紋章機とルクシオールを貰ったんだ。なら、それにちなんだ名前がいいと思ってな」

 

AI『はぁ…』

 

モリス「…決めた。お前らは今日から、アルモとココだ。ま、見事にGAのキャラの名前をパクったけどな」

 

こうして、二つのAIの名前が決まったのであった。

 

モリス「ま、まだ決まってない連中は後程出いいだろ。基本はお前達と話す事が多いしな」

 

そう言うと、ブリッジに警報が鳴り響く。

 

モリス「報告!」

 

ココ『Nジャマー反応!四時方向より敵艦確認!オレンジ・アルファーにローラシア級です!!』

 

モリス「紋章機出撃準備!本来は、人が乗ってる方がAIとリンクして力を発揮するんだが…」

 

アルモ『仕方ありません。流石にあの方も人までは呼び出すことは出来ませんので』

 

モリス「分かってるよ。アークエンジェルに通信を繋げ」

 

アルモ『了解です』

 

すぐにアルモは、モリスの指示でアークエンジェルに通信を繋げた。

 

マリュー『モリス艦長!』

 

モリス「落ち着けマリュー!こちらでも敵艦を既に確認済みだ。しかも、向こうはMS三機投入していたとはな」

 

ナタル『あいつら…チィ!合流を目前として!』

 

モリス「ストライクの発信準備を急がせろ!こちらも既に紋章機の発進準備中だ!!」

 

マリュー『は、はい!』

 

そしてアークエンジェルも、ストライクとメビウス・ゼロの発信準備を急がせるのである。

 

ココ『敵機確認!ローラシア級から高エネルギー反応!』

 

モリス「狙いはアークエンジェルだ!本艦は、アークエンジェルの背後に周り楯になる!後方にエネルギーシールドを集中させろ!!」

 

アルモ『了解!!』

 

ルクシオールは、アークエンジェルの後ろに回り込む。

 

ココ『敵艦から攻撃…来ます!』

 

モリス「艦全域!衝撃に備えろ!!」

 

艦全域とは言っても、艦に乗ってる人間はモリスとフレイだけである。まぁ、他のAIがフレイに指示を出しているので心配はない。

 

モリス「ぐっ!?」

 

ココ『敵艦の攻撃直撃!ですが、シールドで防げたので無傷です!!』

 

マリュー『モリス艦長!』

 

マリューから通信が来る。

 

モリス「そっちの回避アルゴリズムは解析されてるみたいだぞ?」

 

マリュー『その様ですね』

 

敵のMSは、3機が集まり敵艦の砲撃を隠していた。

 

モリス「…アルモ!今回出すのはトリックマスター、ハーベスターの2機だ!残りの4機はアークエンジェルの護衛だ!」

 

アルモ『了解しました』

 

モリス「見た感じ、向こうは3機しか出撃していない。イージスやクルーゼがいないなら、それで十分なはずだ」

 

そして、2機の紋章機が発進された。

 

モリス「トリックマスターはMSの1機を相手に!ハーベスターはメビウス・ゼロのフォローだ!」

 

『了解』

 

紋章機六機は、各機モリスが指示した通りに動く。

 

ムウ『まだ他にもあったのかよ!!?』

 

モリス「ああ。流石に出し惜しみはしてられないからな。今回は六機全て出撃させた」

 

ムウ『ありがたいことで』

 

そう言いながら、再びブリッツとの戦闘に戻るムウ。しかし、流石はMS。動きが素早く紋章機と引けを取らない。すると、アークエンジェルのオペレーターが叫ぶ。

 

『艦長!ブリッツに取り付かれました!』

 

マリュー『何ですって!?』

 

モリス「くそっ!ミラージュコロイド・ステルスで近づいたか!」

 

アルモ『艦長!あのままでは紋章機で攻撃が出来ません!』

 

ギリッと口を噛むモリス。すると、ストライクが今までにない動きでアークエンジェルに近づき、取り付いてるブリッツを蹴り飛ばした。そしてすぐさま、背後から来たデュエルの攻撃をかわし、ダガーで胴体部分を貫いた。

 

モリス「なんて奴だ…」

 

ココ『ブリッツ、デュエル、バスター離脱していきます』

 

モリス「そうか。なら、警戒レベルを引き下げて紋章機を帰還させろ」

 

『『了解』』

 

何とか無事に艦隊と合流できモリスはホッとする。

 

モリス「俺はアークエンジェルに行く。後の事は頼んだぞ。何かあれば向こうから指示を出す」

 

そう言い残して、ブリッジを後にした。通路でフレイと出会う。

 

フレイ「モリスさん」

 

モリス「…もういいのか?」

 

フレイ「はい。何とか気持ちの整理が付きました」

 

モリス「そうか…俺は今からアークエンジェルに行くが、一緒に来るか?」

 

モリスがそう言うと、フレイは首を横に振る。

 

フレイ「いえ、私は良いです。まだ、キラ達とは会いにくいので」

 

モリス「分かった」

 

そう言うと、モリスはブローチの様な物をフレイに渡す。

 

フレイ「これは?」

 

モリス「通信機だ。俺も右胸に同じのを付けている」

 

そう言いながら、自分の右胸の部分を見せる。

 

モリス「これからこの艦にいるんなら、渡しておいて損はないと思ってな。この艦、無駄に広いし…」

 

フレイ「フフッ、確かにそうですね。公園に食堂、ラウンジに温泉に娯楽室にジム、挙句の果てに映画館まであるんですもの。驚いちゃいました」

 

モリス「ま、初めてこの艦を見れば誰でも同じ反応をするよ」

 

呆れながらモリスはフレイに言う。

 

モリス「因みにこの通信機の使い方は、横のボタンを押しながら話したい相手の名前を言えば、その相手に繋がるから」

 

フレイ「随分と簡単なんですね」

 

モリス「まぁな。じゃ、俺は向こうに行ってるから、何かあれば通信してくれ」

 

フレイ「分かりました。いってらっしゃい」

 

フレイに見送られ、俺はアークエンジェルへと向かったのであった。

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