はい、一語一句手に取るようにわかります。
霊「言い訳は?」
リアルの方がとても忙しかったです。
霊「残す言葉は?」
………本当にみなさま一ヶ月以上も待たせてしまい本当にすみませんでしたーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
「夢想封印!」
ピチューン
始まるよー
おっすおっす博之だ。
本当はいつも通り半分ふざけのような挨拶をしたいところなのだが、今はそれどころではない。
霊「ここには強い花の妖怪がいるから気をつけなさいよ。」
霊夢の言葉が脳裏に浮かび上がる。姿は見えていないがおそらく俺の後ろにいるものが噂の花の妖怪だろう。なぜわかるかって?実際ここに立ってみろ。普通の人間でもわかる殺気。全身を打たれているような感覚の妖気。間違いなく化け物レベル。もうこの数秒間だけで気絶しそうになっている。
?「もう一度聞くわ。一体あなたはここで何をしているのかしら?」
さらに一段と妖気が強まる。もう意識が飛びそうだ。ここで答えなければすぐにでも殺されてしまうだろう。なるべく会話で時間を稼ぎ隙をみて逃げ出すしかない!俺はそう考え懐にある短刀に手をかけ、口を開いた。
竜「俺は興味本意でここにきたただの人間だ。別にここを荒らしに来たわけじゃない。」
?「……ふーん。その割には随分物騒な物を隠し持っているみたいだけど?」
分かるの?!何それ、やはり妖怪だからか!いや、そんなはずないよな…おそらく殺気などを悟られたのだろう。(俺に殺気などあるかはわからんが)
竜「こ、これはご、ご護身用だ。」
うわー声が震えてるよ〜。いや無理もないよね。怖いもん俺死にたくないもん。
?「…あそこにいる。博麗の巫女はあなたのつれかしら?……もしそうなら……。」
その時いきなり背中に悪寒が走る。さっきより濃い妖気。殺気。「やばい‼︎」そう本能的に感じた。とっさに右に転がる。そのコンマ一秒後程だろうか。俺の立っていたところに大きなクレーターができていた。体制を立て直し懐の短刀を取り出し構える。え?なんで逃げないのかって?いや今の状態で逃げたとしてもほんの数秒で殺されてしまう。そう確信があった。だったらいっそのこと抗ってみてはどうか?どうせ死ぬなら最後ぐらいカッコつけたいじゃん?まぁそんなくだらない理由で俺はあの妖怪に目を向けた。
?「……………へえ。今のを避けるなんてね。さすが博麗の巫女の連れと言ったところかしら。」
竜「そりゃどうも。ところで何で俺を襲うんだ?」
?「あら。私のテリトリーに入った物は排除するのが普通でしょ?」
竜「それは一理ある。」…いや。俺何納得してんだよ。
妖怪が手に持っていた傘を俺に向ける。すると傘の先端に光が集まり。その後数々の光の弾が俺に襲いかかって来た。
竜「なんじゃこりゃ。」驚きながらも光の弾を避ける。弾と弾の間に隙間があるためギリギリで避けることができた。短刀を持ち妖怪に向けようとした時…………首に大きな衝撃が来た。意識を手放しそうになる。手放す瞬間あの妖怪が笑っている姿がぼんやりと見えた。……………俺…死ぬのかな。………ごめん………霊夢。そう言って俺は意識を暗がりに落とした。
竜「………は‼︎」
目を覚ますと俺はベッドの上に寝ていた。肌色の壁に小さな窓。部屋は整っていてとても綺麗。……あれ?俺死んだんじゃねーの?ここはあの世か?全然イメージと違うんだが。周りを見渡し、立ち上がろうとすると下半身がうまく動かなかった。まぁそりゃそうだ。妖怪との戦闘で今までにないくらい跳んだり走ったりしたのだから。あの時の戦闘に今更恐怖を感じたその時。
?「あら?目が覚めたのね。」
あの恐怖の声が聞こえた。振り向くとそこにはあの傘を持った妖怪が不気味な笑みをして俺を見つめていた。
竜「てめえ。なんでここにいる?」
?「そんなに警戒しないでちょうだい。ここは私の家よ。」
竜「……は?…なんで俺をここに?」
?「そうね……少し話したいことがあるからかしら。」
そう言って俺に紅茶を出して来る。何か入ってるのではないかと疑ったが、喉がカラカラだったため、一気に飲み干してしまった。
?「そうね…まずは自己紹介と行きましょうか。私は風見幽香。ここの花畑を支配する花妖怪よ。」
竜「……竜禅寺博之だ。」
風「博之ね…なかなか面白そうな人間ね。」
竜「何が面白い…?」
風「そうね……あの嫌われ者の巫女の周りに人間がいるなんて、興味を持つことが普通でしょ?」
竜「何だと…霊夢が嫌われ者ってどういうことだ⁉︎」
風「そのままの意味よ……その調子だとまだ紫から何も聞かされてないようね…。」
竜「詳しく聞かせろ!どういう意味だ?」
風「あら…私に命令するつもり?人間のくせに。」
信じられないほどの殺気が俺に当てられた。思わず俺は尻餅をついてしまう。体が恐怖で動かない。
風「いい?私はあの博麗の巫女…霊夢を、霊夢が子供の時から知っている。よくあの子は母親と一緒にここにきて遊んでいたからね、私はあの子のことをいつも見守ってきた。実の子供のように扱っていたわ。……さっきなぜ私がここにあなたを連れてきたか?と聞いたわよね?簡単な話よ霊夢に変な虫がついていないか確認したかっただけ。」
殺気が解け、体を動かせるようになる
風「この先あなたは霊夢の過去にぶつかることでしょう。あなたがそれを知ったあとどんな行動をとろうが私には関係ない。だけどもし霊夢を泣かすようなことがあるならば、わたしはあなたを全力で殺しにかかる。よく、覚えておきなさい…。」
約束を………………果たすためにも…………
幽香から放たれた意味深な言葉、正直あまり意味は分からなかった。だが一つだけわかったこと、それは霊夢の心の傷は異常なほど深いということ。こんな俺でもこれだけは理解することができた。
竜「………教えてくれ。霊夢に何があったか……。」
風「…………,……………」
幽香が口を開こうとした瞬間。ドアが勢いよく開いた。
そこには霊夢が立っていた。
霊「風見幽香…うちの居候に何してんのよ?」
風「あら…霊夢。何もしてないわただ少し話していただけよ。」
霊「そう……帰るわよ博之。」
そう言って俺の手を引っ張る霊夢。結局話を聞けないまま俺は風見幽香の家を後にした………。
風「竜禅寺博之……可能性はあるの?紫?」
その言葉の直後空間に紫色の割れ目ができる。
紫「さあ…わからないわ。でもあの子ならやってくれる。そんな気がするのよね……。」
そんな会話は空間へと溶け込み、消えていった………
To be continued
はい。本当にお待たせしました。本当にすみません。いやー戦闘とシリアス。とても難しいですね、書いてる途中で何回も悩みました。次回もシリアス。そしてできたらあの白黒の魔法使…ゲフンゲフンも出せたらなーと思います。
次回もよろしくお願いします‼︎