アスノヨゾラ哨戒班   作:如月美鈴

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よくよく考えたらあらすじと呼べるものではないですが……まぁ気にせずにお願いします。
先程言った通り更新は遅いです…(最悪失踪とかも…)
まぁ更新したらTwitterでは宣伝しますのでよろしくです。
それでは、物語の始まり始まりぃ!!


アスノヨゾラ哨戒班Ⅰ

──夢を見ていた。

 

夢と言ってもとても現実のような夢。

もし今、目覚めていなければきっと現実だと思ってしまっていただろうか…

 

とても綺麗な“紅い“空から堕ちていく夢、そこで出会った人達を……人達を……?

思い出せない、あの空も夢にいた少女も“私“も……どうして、どうしてなんだ。

 

もう何も残っていない私にこれ以上何を奪い取っていこうとするんだ…

 

「………」

まだ少し暗い窓…「ピピピピッ」と鳴り響く目覚まし時計。止めてしまうとまた眠ってしまう気がして敢えて止めないことにした。

布団から起き上がった少女は布団から出ると直ぐに布団を畳んで、壁の淵に持っていくとようやく午前4時30分の時計を止める。

 

時計を止めたら冷蔵庫にある冷凍食品や鍋焼きうどん等から今一番食べたい物を適当に選び、電子レンジに放り込み、5分30秒という決められた時間で温め、その間に脱衣所に行ってそこの洗面台で顔を洗う。

 

「……また、か」

鏡を見ると変わりつつある自分の髪の色を見る。

白く色落ちたその髪に触れようとして──チンッとレンジの音がしたので止めた。

 

同じような味のする冷凍食品を食べ、美味しいと自分に言い聞かせて、その思考から逃げるようにもう1度脱衣場に行き歯を磨く…これがいつもの流れで今日も変わらない。

 

以前はこれに学校なんて物もこの後にあったのだがもう必要なくなった。

どうせ、言ったところであの()達をどうにかするなんて私にはできない事だ。

逃げ場のない、降参も言えなければ助けも呼べない監獄のような学校に行く位なら私はその場所に行く前に逃げた方がいいと思う。

 

後悔はしていない。

学校だけが全てじゃないしどうせ叶えたい夢も無ければどうしても都会に行かなければいけない理由も無いくせにただ都会に憧れて来てしまったんだ。何してたっていいだろう。

 

いつものように食後に少女はそう言い聞かせ電源のついたテレビの前に座る。

田舎から都会に来たので両親から離れ一人暮らしをしているので誰もこの家にやって来ることはない、誰も邪魔しにこない、素晴らしい空間だ。

 

「うっ─」

 

………心に何かが刺さった気がした。

もう痛みなんて感じたくないのに、どうして感じてしまうのか分からな─

 

「プルルル─」

突然の電話にビクリと体を動かす。

 

誰だよ、この素晴らしい時に邪魔しにくるなんてと思いつつも少し心に謎の軽さを感じる彼女はゆっくり受話器を取る。

 

「おぉ、繋がった、嬢ちゃんの両親●●●●だよね?嬢ちゃんの両親が首吊って死んでてなぁ借金がまだ返せてないん─」

 

最後まで聞かずに少女は受話器を置いた。

 

「……終わったな…」

涙なんてものはもう出なかった。少女の涙は、心は枯れ果てていた。

…もう誰も邪魔をしにこない、もう誰もこない、素晴らしい事だと思っていたのに。

どうしてそれがこんなにも悲しいのだろうか…。

 

ふと、目に付いた机の上にある睡眠薬の入った瓶を見て少女は────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開くと彼女は空から降っていた。

「……え」

垂直落下する彼女はその言葉の後は声にならない程の悲鳴を出す。

 

なんでなんでなんでなんで!?

なんで堕ちてるの私は、これどうしたらいいの?

しかし少女が考えても考えても答えは出てこない。

パラシュートの様なものを背負ってる訳も無ければ、落ちている体制が頭を地に向けているため到底助かるとは思えない。

普通の人が見ても助かる様には見えないが少女は諦めずに考えていたが、考えれる程脳内状況は良くない。

 

雲を突き抜けながら冷静を失った少女は気づかなかった…

 

 

“もう目の前に地があるということに“

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─とてつもなく大きな音がした。

近くにいた人達は蜜柑星が落ちたのかと駆けつけた……しかし落ちてきたのは星ではなく、少女だった。

 

「……これ、どういうこと?」

 

群がる野次馬の一人がこぼす。

 

何故なら落ちてきた少女の近くは確かに壊れた後があるのだが、少女は地に倒れていたわけではなく浮きながら気絶しているのだ。

 

「……んっ」

 

落ちてきた少女が少し動くと野次馬もビクリと警戒をする

しかし数十秒たっても、少し近づいても、一向に目を覚まさない少女にホットする。

 

 

そんな野次馬を気にはするが近くには寄らず街を歩くイヤホンをつけた長い黒髪少女がいた。

 

「…なんかわかんないけど今日はあんなに人が集まる程のイベントがあるのかな……」

 

でも今日は事前に調べていたところに行くのがメイン何だから、よく分からないイベントによる暇なんてないわ!

 

せっかくの夏休みなんだもん憧れていた都会で何も“結果“を出さないで終わらすなんて絶対嫌だ!

 

そう少女は

黒髪の少女はスマートフォンのマップを開いてイヤホンから流れる音楽に合わせて鼻歌をしながら街の中に進む。

その時たまたま見えた白い髪の少女を見て、何か特別な物を抱いたまま…黒髪の少女は街の中に飲み込まれていった。

 

 

 

……今回も…今年(今夜)も彼女らは……何度も同じ夢を見て、同じ行動をし、同じ結末に向かい消えて行くのどろうか……

 

夏休み初日の朝、今年(今夜)も彼女等は世界を駆ける。

 

 

 




正直次何書けばいいか迷ってます。
個人的にはアスノヨゾラ哨戒班の中にイヤホンと蝉時雨や牆壁などの作品をストーリーにして作ってみたいのですがね……
アスノヨゾラ哨戒班だけでやるのも…(3話とかで終わりそう失踪的な意味で)
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