リリカルなのは~晴天の物語~   作:菜兎騎

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{}=手話


第二話 「人はそれを運命という」

sideH

 

「えっと、必要な物はこれで全部やね」

 

初めまして、八神はやてです。

いきなり私なのにびっくりするかもしれませんが、どうぞよろしゅう。

って、誰に話してるんやろ……

 

「~♪ ~♪」

 

今日は、久しぶりに隣町近くのデパートまでお買いものしてきました。

遠出するのも一カ月ぶりくらいかなぁ?

昔から足が動かなくて車椅子生活やから、これだけでも結構遠出なんよ。

 

「あれ? (なんやろ、この感じ。この先に何かある気がする)」

 

帰り道の途中、公園の横で不思議な感覚に襲われた。

 

「(行かないと後悔する気がする)」

 

たったそれだけで、私は普段なら絶対通らない脇道へ入って行った。

 

 

sideK

 

体が痛い。ボクはどうしたんだっけ?

兄さんにお礼が言えなくて。神様に会って。イルに会って……

そう、不思議なお兄さんに会って、それで……

 

「ぅぅ……」

 

目を開けると、白い天井が見えた。

 

「あら、目が覚めたかしら」

 

声のした方を見ると、白衣を着た、青紫のような色の髪の女の人が立っていた。

 

「昨日公園で倒れてるのを発見されたのよ? 体に怪我はなかったけど、具合は平気?」

「ぁ……」

 

頷く。それを見た女の人は、窓へ近寄り、カーテンを開ける。

どうやら、朝になったばかりのようで、太陽の日差しが眩しかった。

 

「そう、良かった。どこの子かな? お名前言える?」

「ぁ……(どうしよう)」

 

また、イルに代わりに話してもらおうかと思い、ブレスレットを着けていた腕を見るが、寝せるときにはずされたのか何も着いていなかった。

 

「ぅぁ……(イル、どこ?)」

 

横の机の上や枕元を見るが、どこにもない。

一緒にいたはずのイルがいないことにボクは心細くなり、どうしたらいいのか分からなくなった。

 

「ぁぁぅ……」

「まだ、お名前言えないのかな? お母さんは?」

 

違う、ボクは……

どうやって、この人に伝えようかと考えていると、扉が開いた。

ガラガラ……

 

「先生、あの子起きました?」

 

車椅子に乗った茶髪の女の子が部屋に入ってきた。

 

「あら、おはようはやてちゃん。ついさっき起きたところよ」

「よかった。起きんかったらどうしようかとおもいました。」

 

昨日から全然起きないんですもん。と楽しそうに話している。

どうやら、彼女がボクを見つけてくれた人のようだ。

その子は、ベットの方へ近寄ってくる。

 

「こちらはやてちゃん。あなたが公園で倒れていたところを見つけて、知らせてくれたのよ」

「初めまして八神はやてです。よろしゅうな」

 

これが、ボクと夜天の主八神はやてとの出会いだった。




作「はい、三話目でした!」

琴「いきなりはやてとの邂逅か……」

作「個人的にはやてが好きなんだよね。というか八神一家はみんな好き」

琴「そういや、イルがいなかったけど、どこに行ったの?」

作「ああ、それは次回に持ち越しかな? まあ、ちょっとした軽いハプニングかな? どうなるかはまだ決めてないんだけど」

琴「そういや投稿直前に書いてたね。よくそれで公に出そうと思ったよ」

作「フッフッフ、ネタ及びストーリーの軽い流れは学校で書いているのだよ!」

琴「まだ高校生だったね……」

作「だって、書きたいんだもん。昼休み暇だし……」

琴「まったく、ダメ人間の典型だよ!」

作「成績は安定してるもん。次回は、はやてとのこれからの関係が明らかに!? お楽しみに!」

琴「(どうするつもりなんだろう……)」
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