第四話 「友達ってすごく大事だと思うんだ……」
あの運命の日から一年が経ちました。
え? いきなり飛び過ぎてないかって?
作者の文才ではこれ以上の完全オリジナルは無謀です……
「(思い返せば、色んな事があったな~)」
義姉さん(はやてさん)と一緒に住み始めてから大体一ヶ月が過ぎたころ、あの女の神様(名前はアテネと言うらしい)と会い、義姉さんに念話が通じる事が発覚。魔法の事も教えて、一緒に簡単な練習をし始める事になった。
魔法といえば、ボクの使う魔法は特に名前が決まっていなかったので、義姉さん命名で『アルフォース式』と呼ぶことにした。ちなみに意味は『始まりの魔法』らしい。
「【マスター、そろそろ時間です】」
「《うん》」
この一年で一番変わったこと、それは……
「琴音く~ん! 学校行こう!」
「《アキくんだ》」
「今日も元気やね~」
私立聖祥大付属小学校の3年生になりました。
「《いってきまーす!》」
「いってらっしゃい。気をつけてな~」
白い聖祥大の制服に身を包み、鞄を背負って家を出た。
「今日の体育は何やるんだろうね?」
{さあ? ボクは体育出れないし、一昨日と同じじゃない?}
ボクと一緒に歩いているのは、吉井明久君。
聖祥大に転校してきたボクに一番最初に声をかけてくれて、友達になってくれた人です。
{あれ? 前歩いてるの秀吉君と優子ちゃんじゃない?}
「ほんとだ。お~い! 秀吉! 優子ちゃん!」
「「?」」
この二人は木下優子ちゃんと木下秀吉くん。
近所に住む、同じ学校の生徒です。ちなみに、優子ちゃんとは同じクラスで、秀吉くんはアキくんと同じクラスです。
異性双生児なんだけど、一卵性双生児なんじゃないかってくらいそっくりです。
「琴音に明久ではないか。おはようなのじゃ」
「八神君に吉井君。おはよう」
「うん。おはよう二人とも」
{おはようございます}
この二人は元々近所に住んでいたのと、秀吉君が去年同じクラスだったことから付き合いが始まりました。
今では、二人とも手話を理解してくれて会話に困ることがなくて助かっています。
そんな二人を加えて、学校へ登校し、それぞれの教室へ向かいました。
「じゃあ、またね」
「お昼にはそっちにいくのじゃ」
アキ君と秀吉君は3年一組、ボクと優子ちゃんは三組です。
そうそう、同じクラスと言えば
「ぎゃああぁぁぁぁ! 追いかけてくんな!!」
「…………雄二、逃げちゃだめ」
「………(南無」
赤い髪が特徴の坂本雄二君と口数が少ない土屋康太君。
雄二君を追いかけているのが霧島翔子ちゃん。
翔子ちゃんは隣のクラスなんですけど、朝は大抵ボクらのクラスにきています。
三人ともボクの大事な友達です。
「まったく、また追いかけっこしてるのね」
「………(コクコク」
{飽きませんよね。まあ、翔子ちゃんの気持ちを素直に受け取らない雄二君にも非があると思いますけど}
今日もボクらのクラスは平和です。
「どこがだーー!!」
「…………雄二待って」
作「やっと、四話目おわりました! 今回はおしゃべり控え目にキャラの簡単な紹介を」
吉井明久 男
聖祥大付属小学校 3年一組
茶髪でふわっとした雰囲気を出している。琴音の友達第一号。
女子からわりとモテているがそれに気づかない鈍い奴。
木下秀吉 男?
聖祥大付属小学校 3年一組
姉の優子とは異性双生児だが、一卵性と思われるほど似ている。そのためよく女子と間違われることも。
爺言葉を使っているのは男だと思われたいがため。琴音の友達。
木下優子 女
聖祥大付属小学校 3年三組
弟の秀吉とは異性双生児だが、一卵性と思われるほど似ている。性格上たまに男なのではと疑われることもしばしば。女に見られる秀吉に嫉妬することもあるが、わりと仲は良い。
秀吉を通じて琴音と仲良くなった。はやてと図書館で本を読んでいることも。
坂本雄二 男
聖祥大付属小学校 3年三組
少し前まで神童と呼ばれるほど頭が良かったが、とある事件以降平均的な成績にダウン。
それ以来、翔子にまとわりつかれて嫌がっているように見えるが、まんざらでもなさそう。
ときどき琴音と共にランニングしている。
土屋康太 男
聖祥大付属小学校 3年三組
必要最低限のことしか話さない。友達思いだが、その性格ゆえわりと友達と呼べる人は少ない。
女子のスカートがめくれる瞬間なぜかカメラを構えようとする。
霧島翔子 女
聖祥大付属小学校 3年二組
自称雄二の婚約者。雄二に追い付きたいと努力した結果、アリサと渡り合えるほどの成績をもつようになった。最近の目標は雄二に自分の料理をおいしく食べてもらうこと。
たまにはやてに料理を教わっている。
作「以上、新キャラもといバカテスキャラの紹介でした」
琴「わりとそのまま出してるね」
作「でも、結構変えてるんだよ? 特に雄二と翔子の関係とか、優子のこととか」
琴「まあ、ほどほどにしておいてね」
作「できたらね~、では次回もお楽しみに!」