DD153冒険記   作:塚崎響木の冒険

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チャラ神余計な物しか入れない。

 

私は寝ていた。何故かって神(チャラ男)に転生させて貰ったからだ。神からのプレゼントとやらが気になるところだが……体を観察してみる。まず身長は150センチから160センチくらい。髪は黒色で、腰の辺りまでのびている。やはりあの髪飾りが付いてる。顔も、乗組員が読んでた「らいとのべる」という本で描かれている女の子と同じ位可愛い。胸は………まああるんじゃないぐらい。あまり大っきくはない。ただ、腰周りもすっきりしているし、脚もスラーってなってるから所謂、美少女と呼ばれる分類に入ると思う。服装は海上自衛隊の将官と同じ格好。階級は2等海佐。ただしスカートでそれもかなり短い。

 

 

 

(チャラ神め………)

 

 

 

チャラ神の思惑に腹を立てる私。しかし今いる場所が不思議でならない。個室の中にいるのだが、どうも私の元の姿に似ている。

 

 

 

 

「まさかとは思うけど………」

 

 

 

 

その個室のドアを開け、外に出る。しばらく歩いていると、外に繋がるドアがあった。そのドアを開けると、そこには……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大海原を航行する黒を基調とし、ところどころ黄と青色の線(?)がある塗装をされた、私の元の姿であるDD153ゆうぎりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ………あのチャラ神私の沈んだ理由知ってんのかな………」

 

 

 

 

 

甲板に出て、チャラ神に文句を言う。戦いで沈んだのにまた戦いに巻き込むつもりなのか。取り敢えず4次元ポケットの中身を確認しよう。

 

 

 

 

「えーと。……………は ?」

 

 

 

 

なんか拳銃出てきた。何々コスモガン? なに拳銃入れてんの馬鹿なの死ぬの。にしてもコスモか。

 

 

 

 

 

「なんかあんま怖くなさそうな名前だけど」

 

 

 

 

 

その時誤ってトリガーを引いてしまった。あれ、 安全装置は? そして私はその威力に絶句。丁度飛んでた鳥に当たったのだが、鳥は一瞬で肉片へ。

 

 

 

 

「何このチート拳銃」

 

 

 

 

まさかとは思いながらも他に何が入っているか調べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果。私が頼んだ物より、あいつが入れたものの方が多い。しかもほぼ武器。マジで馬鹿なの死ぬの?

 

 

 

 

 

一旦落ち着いて状況を整理する。まずここは私の元の姿に良く似てて、しかも謎の塗装がしてある。更に、4次元ポケットにはほぼ武器しか入ってない。ちくせう。で、この船は何処かの海を航行していると。あれ?この船誰が操艦してんの?船員に一回も会ってないんだけど。

 

 

 

 

「幽霊船か………」

 

 

 

 

 

だって変な塗装だし。船員に一度も会わないのはおかしい。CICに向かうのだが、やはり船員には会わない。CICには入っても船員はいない。だが機械が何か光っていてり、モニターが付いてたりしている。

 

 

 

 

『CICへの侵入者を確認。認証開始……認証終了』

 

 

 

 

「誰!?」

 

 

 

 

いきなり背後から声をかけられ、思わずコスモガンを向ける。だが、そこには何も無く……

 

 

 

 

『私は貴方のサポートAIです。』

 

 

 

 

機械からそんな音が聞こえた。サポートAI?この船本当に私?そんなことを考えていたら、AIが…

 

 

 

 

『艦艇が6隻接近しています。IFF反応無し、撃沈を具申します』

 

 

 

 

 

私はしばらく考え、敵かどうかを判断する事にした。IFFが壊れているなんて事もあるし、この前の様な事には絶対したくない。

 

 

 

 

 

「……………接近する艦艇の特徴は?」

 

 

 

 

 

『90年前の戦艦2隻、航空母艦2隻、駆逐艦2隻、計6隻です』

 

 

 

 

 

なんでそんな昔の船がいるのか分からないけど、取り敢えず呼び掛けてみよう。しかし、なんでこうも戦いに巻き込まれそうになるのだろうか。

 

 

 

 

 

「接近する艦艇に通信。我 海上自衛隊『接近する空母から航空機と思われる物が発艦。トラックナンバー1と割り当てます。』………え?」

 

 

 

 

 

もしかして敵と間違われてる?じゃあ今すぐ私が敵じゃないって事を……

 

 

 

 

『空母から艦載機更に発艦。数54。攻撃隊と思われます。接近艦艇を敵勢力と断定。攻撃を具申します。』

 

 

 

 

遅かった。

 

 

 

 

「敵勢力との距離は?」

 

 

 

 

 

『40キロメートル。航空目標は残り6分で到達します』

 

 

 

 

戦闘になるとは。これちゃんと法的措置だよね。ね?

 

 

 

 

「えーと。主砲、シースパロー発射用意………てかそもそも何があんの」

 

 

 

 

『迎撃ミサイル、76ミリ単装レーザーが使用可能です。』

 

 

 

 

今レーザーって言ったよな。想像以上にチートなんだけど。どうしよ。

 

 

 

 

「………試しにその迎撃ミサイルを1発、敵機群に向けて発射して」

 

 

 

 

そう言うとAIが何やらミサイルを撃つ準備をし始めた。そして。

 

 

 

『ミサイル発射しました。目標群に向け、飛翔開始』

 

 

 

轟音と共に、この世界とのファーストコンタクトが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




蒼き鋼のアルペジオに登場する兵器って大抵チートですよね。76ミリ単装レーザーはアルペジオ艦の主砲とほぼ同じです。
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