DD153冒険記   作:塚崎響木の冒険

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結局私は戦闘に巻き込まれる。

 

ミサイルが敵機群に向かって突き進んでいく。敵機は90年も昔の機体だから、撃墜は容易だろう。

 

 

 

「出来れば撤退して欲しいんだけど………」

 

 

 

無駄な戦闘は極力避けたい。そうしてる内に、迎撃ミサイルは敵機の中心で炸裂した。

 

 

 

 

『敵機13機を撃墜。残り41機。再発射を具申します』

 

 

 

 

一気に26人の命が………でももう後には戻れない。

 

 

 

 

「弾種迎撃ミサイル、弾数3、目標敵機群!ファイヤー!」

 

 

 

 

謎のアメリカ。ちなみにドイツではフォイヤー。そんな事はどうでも良く、敵機は火達磨になりながら墜ちて行った。

 

 

 

 

『敵航空機を殲滅。母艦空母の撃沈を具申します』

 

 

 

 

結局そうなるか。相手は一世紀も昔の艦だから、航空機を撃墜した様に撃沈をするのも簡単だろう。

 

 

 

 

「SSM-2Aってある?」

 

 

 

 

『SSM発射筒には、侵食弾頭搭載対艦ミサイルが装填されています』

 

 

 

 

うわー禍々しいー。何が起きるかわかんねーなおい。

 

 

 

 

「威力は?あの艦隊の艦を撃沈出来ちゃったりする?」

 

 

 

 

『1発でも当たれば木っ端微塵。重力波で近くのの艦にも損害を与えることが可能です』

 

 

 

 

マジ重力波パネェですね。てか、それ撃沈しちゃったら戦争になるよ。あんな事は絶対起こさない。そう決めたんだから。

 

 

 

 

「対話呼び掛けてみて。出来れば戦闘はしたくないから。」

 

 

 

 

『了解。会話を促すよう呼びかけます』

 

 

 

 

マジでお願いね………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達第五遊撃部隊は、装備の試験中に謎の深海棲艦に遭遇した。深海棲艦は此方に気付いていないのか、攻撃を仕掛けて来る様子は無い。大型の駆逐艦の様だったが、その艦体は黒を基調とした金色の塗装が。所々青が混じっているが、それはまさしく深海棲艦の中でも特に強いフラグシップ級の印だった。幸いにも敵艦には気付かれてい無いため、逃げる事も出来る。いや、むしろ逃げたいと思っている。 しかし。それではこの海域があの深海棲艦に封鎖されてしまう。たくさん船が沈められ、沢山の人が死ぬ。そんな事は私の提督が望んで無い。

 

 

 

 

 

そこで、私と僚艦で妹でもある瑞鶴と共同で攻撃隊を放つ事にした。次々と艦載機が飛び立って行き、5分程で攻撃隊は全機が発艦を終えた。私は攻撃隊からの報告を待つ。どうにも胸騒ぎが止まらず、私は不安になってしまっている。すると顔も不安そうだったのか、瑞鶴が心配して話しかけてくれた。

 

 

 

 

「大丈夫だよ翔鶴姉。翔鶴姉の子達ならきっとやれるよ。」

 

 

 

 

「ええ。そうね瑞鶴。」

 

 

 

 

しかし、その期待は早々に裏切られた。

 

 

 

 

「通信が………」

 

 

 

 

攻撃隊からの通信が途絶し、どの子とも繋がらなくなったのだ。瑞鶴の方の子達も同様らしい。敵艦は、54機もの攻撃隊を一瞬で葬る能力を持っている。そう考えただけで戦うのが間違っていると考えてしまう。そして、敵艦はさらに私たちの心を折ってきた。

 

 

 

 

『不明艦隊に告ぐ。貴艦隊からの攻撃隊はすべて撃墜した。我々は話し合いを望む』

 

 

 

 

 

旗艦である駆逐艦の吹雪が震えてる。隣に居る雷巡の北上と大井も震えていた。会談をする場所などを次々決めて行く敵艦の無機質な声に対し、私は恐怖で動くことが出来なかった。

 

 

 




やっと艦娘出せた………
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