智樹がリリスとの戦闘を行っている時シュウは自室のパソコンでリアルタイムでアニメを視聴していた
ウィンドウを二つ開き左側ではアニメの中継を見て右ではシュウのネット仲間と一緒に放送しているアニメの感想が次々に投稿していっている
「バトルシーンが凄いな」
『でも技名がダサいwww』
『それは言わないお約束www』
「本音は?」
『技名ダサいwww』
などと話している内にアニメはエンディングを迎えて次回予告に入りそして放送が終了する
「戦闘シーンは過去編を入れて結構引っ張ったね」
『来週で決着!』
『つくの?』
『知らんwww』
などと話しているとシュウのパソコンにテレビ電話の着信が入った
「ゴメン。電話が来たから落ちるね」
『まさか彼女か!』
『抜け駆けで御座るか!』
『リア充爆発しろ!!!!!』
「彼女はいねぇよ。切るぞ」
嘘はついていない。彼女
『ではまた明日』
『いい夢見ろよ!』
『あばよ!』
「さいなら~」
ネット回線を切ってホーム画面に戻るとマイク付きのヘッドフォンを装着してプラグを伸ばしてパソコンに繋げて電話に出る
「もしもし」
『うぉぉぉ!シュウ殿!!!』
「うるさぁ!」
繋ぐと同時に物凄い大音量が耳に流れ込んできたので大きな声を上げてヘッドフォンを投げ飛ばしてしまった
すぐにヘッドフォンを取り上げてもう一度装着する
「もう少しボリュームを抑えろノブ殿」
『これは失敬。拙者としたことが取り乱してしまった』
電話の相手はノブというネット仲間の一人
「それで何の用だ?」
『実は・・・今週の日曜日のコミケを手伝って欲しいのです』
「いつメンはどうした?」
『その日だけ予定が合わず拙者一人なのです。ですから助けて欲しいのです』
「そう言われてもな・・・」
カオスが家に来てからシュウの傍を片時も離れようとしないあいつがいる以上それは難しい。最近になってようやくシュウが学校から帰って来るまでは我慢できるがここからコミケの会場までは普通に言ったら1日かかる
単純計算すれば行きに1日、コミケで1日、そして帰りで1日の計3日はかかる
これにカオスが我慢できるとは到底考えられない
『お願いします!一生のお願いです!』
「お前の一生のお願いを聞いたのはこれで5回目の気がするんだが・・・」
『違う!7回目だ!』
「はぁ・・・分かったよ。何とかしてみる」
『ありがとう!このご恩は一生忘れないで御座る!』
電話を切りシュウはどのようにしてコミケに向かうか考え始めた
※※※※※
電話から数時間が経過して朝を迎えるといつもの時間にカオスがシュウの部屋にやって来た
「おにぃちゃ~ん」
「おはようカオス」
「あ!おにぃちゃん起きてた」
「おう、起きていたぞ。行こうか」
「うん!」
カオスと共に居間に向かうとみんなすでに起きておりみんないつもの指定席についていた
「おはようございますシュウ君」
「おはよう日和。みんな、ちょっと話があるんだけど」
「なんでしょうかマスター?」
「実は週末にちょっと東京の方にまで行く事になってな。少なくても3日は家を空ける事になるんだが一緒に来るか?」
朝まで考えたがこれしか方法はない
「シュウ君、東京っていつものイベント?」
「実は友人からそのイベントの手伝いを頼まれたんだが人手は多い方がいいからな。お前達がもし暇なら手伝ってくれないか」
「私は構わないわよシュウ君」
「はい、マスター」
「仕方ないわね。手伝ってあげるわよ」
「はいは~い!私も頑張ります!」
「私は医療用ですが出来る限りの事は頑張ります」
「おにぃちゃんを助けるのも愛だよね?」
「よし、じゃあ週末はみんなで東京に行くぞ!」
「おぉ~!」
こうしてシュウ達の東京への旅行が決まった