「ヒック・・・ヒック・・・うぅ・・」
午後7時、太陽が沈み辺りが暗くなっていて誰もいない公園。そこで一人の少女が泣いていた。
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「うぅ・・・・ヒック・・うぇ・」
はじめまして高町なのはです。
なのはのお父さんがさいきんケガをしてからお母さんもお兄ちゃんもお姉ちゃんもみんないつもとちがってなんだかピリピリしているの。なのははまだ小さいからみんなにめいわくがかからないように一人でいい子にしてなきゃダメなの。
でもやっぱり一人はさびしの。はやくお父さんのケガがなおってお母さんたちもいつもみたいにもどってほしいの。
わたしがそんなことを思っていると、
ピカッ ←何かが光る音
とつぜんこうえんにある森が光ったの!?
わたしはいそいでその森の中に入っていった。
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「ふぅ。着いたみたいだね。みんなちゃんといる?」
「ええ。」「うん。」
どうやら無事に転移したらしい。
しかしここはどこだ?周りは森だらけだけど・・・
「なあ、マリア。ここがどこだかわかる?」
「いいえ。というかこの状況じゃよくわからないわね。」
「じゃあ、少し散策してみようよ。」
「「そう(ね)(だね)。」」
「そうと決まれば早くここから離れよう。さっき結構明るく光ったから誰か来るかもしれないからね。」
そうして俺たちがその場から離れようとしたとき、
ガサッ ガサッ
「「「ッ!?」」」
茂みの向こうから誰かがこっちに歩いてきている音がした。
「(ヒソヒソ)誰か来てるわね。」
「(ヒソヒソ)ゆ、夢人~!どうしよう!?」
「(ヒソヒソ)見つかったらめんどくさそうだし、ここは隠れよう。ふたりとも俺に捕まって。」
二人が俺に捕まったのを確認するとを認識されなくなるスキル「
その正体は栗色の髪をツインテールで結んだおそらく5、6歳くらいだろうか。目がはれていてよく見ると頬に涙の痕がある。
「たしかこのあたりで声が聞こえたと思ったのに。おかしいの。」
少女はそういってあたりを見渡して誰もいないとわかると疑問に思いながら元来た道を戻っていった。
「あれ?ここどこだろう?」
・・・・・はずなんだけど。どうやら道に迷ったみたいだね。
それから少女は10分くらいどこかに行ってはここに戻ってを繰り返して、今は疲れたのか泣きそうな顔で木の下で座っている。
「マリア、記紀。」
「なに?」「どうしたの?」
「あの子、完全に森から出られなくなってるよね?」
「「そうみたいね(だね)。」」
はぁ、しょうがないか。
「ちょっと行ってくるよ。」
そう言って。ヴィーナたちに「無監心」使ってから畏れを解いて少女の方に歩いて行った。
「どうしかしたの?」
「にゃっ!?」
にゃ?変わった驚き方をする子だなぁ。
「・・・おじさんだれ?」
少し警戒した様子で聞いてきる。
まぁ、さっきまで誰もいなかったのに急に知らない人が話しかけてきたんだから当然のことだね。ましてやここ森の中だし。
とりあえず怪しい人と思われないようにしないと。
「僕かい?僕はね・・・・・・通りすがりの手品師だよ。」
「・・・手品師さん?」
「そうだよ。・・・ほら。」
そう言って僕は少女に手のひらを見せてから物質創造のスキル「何も無いなら作ればいい《レッツメイキング》」を使って花束を作り少女に差し出した。
「わ~!きれいなの!」
「それはよかった。他にもあるけど見たいかい?」
「うん!」
「よし、それじゃあ・・・・・・」
それからしばらくの間、俺は少女にいろんな手品(スキルや魔法)を見せていった。
そして今は俺の作った椅子に座って二人で話している。ちなみにマリアと記紀はもう一つ作った椅子に座ってMH3Gをしている。
「楽しかった?」
「うん!すごく楽しかったの!」
「それはよかった。ところできみh「なのは。」・・ん?」
「わたしの名前は高町なのはっていうの!」
「・・・・・・はははっ。そうかなのはちゃんっていうのか。じゃあなのはちゃんはなんでこんな時間に外で一人でいたのかな?親御さんは心配してるんじゃないかな。」
俺が今まで疑問に思っていたことをなのはちゃんに聞いてみると、なのはちゃんの表情が暗くなった。
ヤベッ、地雷ふんじゃった?
「あ~。ごめんねなのはちゃん。言いたくなかったら別に言わなくてもいいんだよ?」
「ううん。大丈夫なの。実は・・・・・・・・・・・・」
それからなのはちゃんになんであんなところにいたのかを聞いた。
曰く、なのはちゃんのお父さんが大けがをして入院してから家族みんなが忙しくなって誰も相手にしてくれないらしい。
曰く、自分はまだ小さいからみんなの迷惑にならないように一人でいたのだがやはり寂しくて家族を心配させないために公園で泣いていたらしい。その時に森が急に光ったので森の中に入ったのは良いが迷子になって出られなくなったらしく、そこに俺が現れて現在に至るということだ。
それを話しているときのなのはちゃんの表情はどこか悲しそうで何かを望んでいるような表情だった。
ここで人生の先輩としてアドバイスしてもいいんだけど何か後々めんどくさそうなことになる予感がするんだよな~。・・・・・そうだ!
「よし!なのはちゃん。」
俺は突然椅子から立ち上がりなのはちゃんの前に立つ。
「???」
そんな俺をなのはちゃんは不思議そうな顔で見てくる。あ、なんだかカワイイな・・・。
「僕の手品を見てくれたお礼にいいものをあげよう。」
「いいもの?」
「そうだよ。っと、はい、これ。」
そういってポケットから取り出したのは・・・、
「わ~。キレイなの。」
そう言ったなのはちゃんの手の中には白い刀身にほのかに茜色を帯びている小さな剣のストラップが握られている。
「それは勇気や元気を与えてくれるお守りだっていわれているんだ。だからなのはちゃんが今よりもっと元気になるようにおじさんからのプレゼントだよ。」
「本当にもらっちゃってもいいの?」
「うん。いいよ。」
「手品師のおじさん!ありがとうなの!!」
遠慮がちに聞いてくるなのはちゃんにそういうとなのはちゃんは嬉しそうに笑ってお礼を言ってきた。
「大切にしてね。」
「うん!」
その後、またしばらくなのはちゃんと遊んでいると上の方から声が聞こえてきた。
・・・・・・ん?上から?
うわあああああああああああああ!! 「「「「ッ!?」」」」
不思議に思い、上を見上げてみると何やら男の子が落ちてきているような気がするんだけど・・・・・あれ?よく見るとあの子、神様が見せてくれた転生者の名簿に載っていたような・・・・。
そうこうしているうちに男の子は段々地上に近づいてきて、
ズドーーーーーーン!!!
勢いよく地面に衝突した。
このまま此処に居たらめんどくさいことになりそうだな・・・・・。
よし、少し他人任せだけど後はこの転生者に任せよう!
なのはちゃんが落ちてきた子のところに行っている間にマリアたちと合流する。
「ヴィーナ、記紀。待たせてごめんね。」
「別にいいわよそんなこと。」
「ねえ、あの子は連れて行かないの?」
「大丈夫だよ。少し他人任せかもしれないけどさっき落ちてきた子は転生者だからね。なのはちゃんのことは任せて、今のうちにここから離れよう。寝所も確保しないといけないしね。」
そういって俺たちはその場から離れ町の方へ歩いて行った。
カオスな文章ここに極まり(涙)