「さて、諸君。ゆっくり休めたかな?ここは委員会が経営するホテルじゃが、決勝が終了するまで君たちの貸切となっておる」
前世でもよく見たどっかの宮殿風のホテルについた我々。
今いる場所は本来ならホールとして使うのだろう。
無駄な備品を一切置かず、ホールが持つ本来の広さを見せている。
「最終試験は1VS1のトーナメント形式で行う。その組み合わせは次の通りじゃ」
この場所に置かれた唯一の物。
ホワイトボードにかけられた布を取り払う。
普通のトーナメントなら戦う数は奇数でもない限りは同じでありますが、そのトーナメントは異様な形をしていました。
ルールも少し違いますね。
たったの一勝の勝利で合格。
つまり、不合格者はこの中から1人だけです。
負けたものが登っていくシステムですね。
全員が2回以上戦えますし、なかなかに公平ですね。
1人の参加者が組み合わせの不平を問いてます。
今までの試験を加味してチャンスを多く与えたのでしょう。
名前を見ればそれがなんとなく分かります。
この結果には家の弟は満足しないでしょう。
資質で友人のゴン君に劣っていると言われたのですから。
他二つも競ってはいるとは思いますよ。
キルアの方が上ですが。
資質でいうならハンゾーさんは経験で、ゴン君は可能性といったところでしょうか。
あともう1つルールが。
殺してはいけない。
相手がまいったと降参するのみとする。
やはり、イルミ兄さんやヒソカに厳しい試験になりましたね。
というわけで最初の試合はハンゾーさんとゴン君。
良い試合になるといいのですが。
フフッ
いえ、失礼しました。
つい、堪えられず笑ってしまいました。
ゴン君はやはり素晴らしい才能をお持ちだ。
彼の存在は場の空気を良い方向に持っていく。
そしてキルアの成長にも繋がる。
ハンターは決して1人で生きる職では無い。
協調性も必要です。
キルアは家のこともありますがやはり、暗殺者に向いていますね。
知らず知らずのうちに思考が
暗殺一家の身としては嬉しい限りですが、純粋な兄としてはもっと協調性を持ってほしいところです。
友達は多い方が人生楽しいですし。
私の試合ですが、まずは殺気をぶつけて見極めてから戦います。
ですが、このまま順当で行けばポックルさんなので名前の通りポックリいきそうなです。
手加減、したほうがいいですかね?
まあ、楽しみは特には無いでしょう。
さて、他に楽しみは無いので少し整理でもしていますか。
後は惨劇のみですから。