暗殺者のお兄さん   作:飛翔するシカバネ

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第2話

 

どうも、こんにちは。

ミルキ・ゾルディックです。

 

私ただ今天空闘技場に来ております。

 

まあ、お小遣い稼ぎと念能力を使った戦闘のやり方を学ぶ為にですね。

 

とりあえず一つ念能力を作りました。

戦闘用では無いですが私は容量がいいようで数値的な事は少しばかり弱いのです。

 

ということで念能力一つ目。

 

容量会計(メモリベース)

 

特に名前にこだわりは無いです。

戦闘念では無いですし、人にひけらかすものでもないですから。

 

効果としては自分の念能力を作れる容量の把握、作ろうとしている念能力の容量の把握、作った念能力の把握、そして念能力の破棄です。

 

まあ、これを作るだけで容量があるので少し無駄なんですがね。

制約として具現化してカタログの様にするので人に見られるという事位です。

 

これを作って分かったのですが私の容量多いみたいです。

 

これも転生特典のようなものなのでしょうか。

神様には会っていませんがそれ位しか納得する理由がないですから。

 

 

長々と400文字も話して来ましたが本題基、戦いに集中しますか。

 

私、頭の中で説明しながら戦闘中でした。

天空闘技場に行くとか言っていましたが今はもう既に199階。

これに勝てれば200階のステージに行き、ついに念能力者との戦闘です。

 

あ、倒してしまいました。

 

特に戦闘描写は必要無いですね。

漫画でいうやられコマの小ささでどれ位の敵か分かりますし。

 

 

この頃はピエロもいなさそうです。

だから思いっきりやっても問題は無さそうですね。

 

「カモだ、カモが来た」

 

200階の廊下を歩いていると目の前からギョロ目の人がいました。

 

その隣にも3人ほどいましたが普通の人なので気にしません。

 

「こいつは念を知らなそうだな。感覚で使ってる節はあるが」

 

「確かにカモですね。しかも子どもだ」

 

「俺がやる。こいつ倒せば次はフロアマスターだ」

 

「それは誰も同じですよ。だから期限が1番早い人順と決めたじゃないですか」

 

 

原作では見たこと無いところを見ると数年で消えていった若しくはフロアマスターになれた人ですかね。

 

力量的には父さん以下でしょうから多分大丈夫でしょう。

 

「私はミルキと申します。これから宜しくお願いします、先輩方。とりあえずいつでしょうか一番早い期限の方は?その日で構いませんので」

 

「俺だ」

 

4人の中で筋肉質の男が声を出す。

 

「期限は丁度、1週間後だ」

 

「では、その日に。心配ならついてきても構いませんよ」

 

「なら、そうさせてもらう」

 

という訳で筋肉質のおっさんを連れ添って初日に対戦日時を決めました。

 

さて、1週間で念能力を決めて練習しなければなりませんね。

さてさて、どんな能力に致しましょうか。

 


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