「それでは今回の麻帆良祭初日深夜に発生した怪盗X侵入の件について報告させて頂きます」
麻帆良祭を終えた翌日の早朝、学園長室にてまとめられた情報の報告が行われようとしていた。それを行うのは源しずなである。学園長は一欠伸をするとしずなに準備は出来たとばかりに目配せをした。
「……よろしいですか」
「うむ、頼むしずな君」
連日の怪盗Xに関する情報のやり取りが続いていたのが原因か、近右衛門は若干疲労の色を見せながらも報告を聞き漏らさぬよう姿勢を正した。
「先日報告したとおり『怪盗X』の捕縛には失敗、その後の足取りはつかめ無いままとなっております」
「ふむ、やはりこれは大きな問題じゃのう。犯罪者に良い様にやられたとあっては今後の外部との関係に影を落としかねん。大々的に警備について見直す必要があるのう」
報告を受けたのは麻帆良祭でおきた秘匿されている大事件、『怪盗X襲撃事件』についてであった。
「人的被害に関しては、一番の重症が生徒である桜咲刹那さんの全治二週間程度の打撲、他は怪盗X捕縛の際に魔法教師と臨時職員の二名が軽傷を負った程度ですんでおります」
「人的被害は軽微であると言えるのは幸いじゃが、逆に怪盗Xがその程度の手出しで逃走できてしまっておるということが問題じゃの」
近右衛門の指摘にしずなの顔も歪む。怪盗Xが素直に逃走してくれたから良いもののそうでなければどれほどの被害になるか、と考えただけで恐怖した。
「ふぉふぉふぉ、今この場で論じることではなかったの」
「っ! 失礼しました。次の会議の際に主題とさせていただきます」
しずなは恐縮するが近右衛門はふぉふぉふぉと笑い声を暢気にあげて気にせずといった雰囲気を出した。
「次にですが……エヴァンジェリンさんについて処分を求める声が上がっております」
「ふむ……やはりあの結界の件じゃろうかの」
しずなの言葉に眼光鋭い表情へと切り替えた。
「はい。エヴァンジェリンさんが張った結界によって刹那さんへの援護が間に合わず負傷させることになったと言われても、状況としては否定できません。また、過去に起きた侵入者騒ぎの際に手引きを行ったのではないかという疑いがもたれていたままと言うのも影響しております」
しずなの説明に近右衛門は唸って視線を落として思案する。
「あ~、あれはわしの依頼の真意を勘違いした結果じゃと一応先日説明はしたのじゃが、やっぱガンドルフィーニ君あたりが、かの?」
「確かにその通りですが高畑先生も……詳しい説明を求めてきております」
しずなは若干言いづらそうにしながら言葉を濁す。
「また高畑先生は直接学園長に確認したい事項があるとの事ですので、その際は誠意を持った対応をなされるべきかと」
真剣な表情でしずなに言い切られ近右衛門は二の句をつげない。
「学園長?」
「ふぉ、ふぉふぉふぉ、エヴァに関しては怪盗Xの逃走を防ぐためやむを得なかったものであるとわしは判断する。以後のエヴァへの追及は硬く禁ずる……何度も言っておるのだが?」
「ですがそれでは」
「文句はわしに直接言うように通達しといてくれんかの」
近右衛門は好々爺然とした雰囲気を出しながらも、ぴしゃりと言い切りエヴァンジェリンへの余計な口出しをさせないように手を回す。
「それではそのように致します」
しずなは次の資料に視線を向けると僅かに表情を曇らせた。
「ん? 何か問題でも発生しておるのかの」
近右衛門はその僅かな表情の変化を感じ取り、宜しくない案件について予想を立てだす。
「葛葉先生の件について報告が有ります」
「ほう、彼女を見つけることが出来た。ということかの?」
しずなの言葉に近右衛門の表情が引き締まる。
怪盗Xにその姿を使われていた葛葉刀子は麻帆良祭の間中消息が不明になっていたのだ。教師の中でも最悪の予想がされる中、消息に関する何かがあったのかと察したのだ。
「……現在自宅にて療養するための長期休暇を申請しております」
結論からの言葉ではあったが最悪は避けられたのだと近右衛門は緊張を解く。
「大事無いならば重畳じゃ。じゃが何か精神に多大な負担があったのじゃろう?」
「はい。肉体的負傷は皆無……ですが非常に耐え難い目にあったためか誰にも会いたくないと伝えてきたきりのためあまり深く聞き取りは行っておりません」
この言葉に近右衛門は表情を固くする。
「なるほどのう。しからばしばらく休ませることにしよう」
「ありがとうございます。私は僅かに聞き及びましたが、同じ目に会ったとして耐えられるか分かりません」
近右衛門の決定にしずなも賛成を示した。
「ふぉ? 何か知っているのならば報告をしてくれぬかの?」
この言葉にしずなは戸惑いの表情を見せる。
「あの、その、コレばかりは本人の了解が。まだ知っている人もほとんどいないので」
「これはわしの決定じゃ。速やかに報告を上げてくれぬか? 次の会議にて報告としてあげてもらう」
近右衛門のいつもどおりの独断に逆らえず、どうしようもないとしずなは「はぁ」とため息をつきつつ心の中で刀子へ謝罪をした。
「ちょ、ちょっとー!」
だが報告を行おうとした直後慌てるような叫び声が二人の耳に入り二人の意識がそちらに向かった。
やがて遠くから廊下を駆ける音とともに焦りを感じさせる声が響いてくる。
そしてその音は学園長室の前まで来ると、
「おじーちゃん!」
「ちょっと、このかぁ……」
普段の雰囲気を大きく変えた少女と、それをどう止めればいいのかわからずに額を汗をにじませながら焦る少女、近衛木乃香と神楽坂明日菜が扉を跳ね開け飛び込んできた。
「ふぉふぉふぉ、突然どうしたのじゃこのか」
学園長室に飛び込んできた木乃香は普段ののんびりとした雰囲気を大きく変え、焦りともどかしさ、不安を混ぜた鬼気迫る表情で近右衛門をにらみつけ、
「せっちゃんがどこに行ったんか知ってる!!??」
力強く問い詰めた。
「ふむ、詳しく説明をしてほしいのう」
近右衛門は特に焦る様子もなく説明を求め、木乃香もそれに従わんと荒げていた息を整えだした。
「これがあったんや」
そういって木乃香が差し出したのは封の空けられたシンプルな一通の手紙。
「せっちゃんからの……」
それだけ言うと木乃香は近右衛門のもとまで歩きただ黙ってその手紙を差し出した。
近右衛門は「ふむ」とうなづくとそれを受け取るとさらりと視線を走らす。
まずは直接会わずに手紙の上での挨拶のみになることへの謝罪から始まった。
続いて自らのことを思っていてくれていたことへの感謝。
護衛でありながら、発生した危機に二度も対応しきれなかったことへの謝罪。
己の身の未熟の謝罪。
護衛から退くことへの謝罪。
そして、
己を集中して鍛えなおすために木乃香の前から姿を消すことへの深い深い謝罪が書かれていた。
「なるほどのう」
近右衛門は髭をいじりながら何かを考えこんだ。
「龍宮さんは何も知らへんゆーてた。せやからあとはおじーちゃんしか知ってる人は」
「このかや、『魔法』に関しては刹那君からある程度は知っておるじゃろう?」
近右衛門が遮るように発した言葉に木乃香は頷きで返した。
「うむ、知っての通りこのかの立場は一般人と同じではないのじゃよ。故にどのような形であれ護衛と言うものが必要になるのじゃ」
ここまでは木乃香も理解していた。そして近右衛門は木乃香がちゃんと理解できいるのか探るような雰囲気を持たせている。
「じゃがのう、どのような形の護衛であっても……役を果たす必要があるのじゃ」
近右衛門の強い口調に木乃香は緊張感に包まれた。
「刹那君には悪いが護衛であるからこそ、関係の宜しくない組織に所属しておりながら麻帆良へ来ることを許されておったのじゃ。じゃが当初は西からのスパイではないかと疑う声も大きかった。もっとも、まじめで素直じゃったから今ではそのような声を上げる者は皆無じゃがの」
近右衛門は軽い口調を挟んだりしているが、それで緊張がほぐれるわけもない。
「そして残念ながら刹那君は二度も不覚を取った。このかの前に立つ侵入者と相対し、このかを逃がすことも出来ずに敗北したのじゃ」
「せやけど!」
「もしわしが許したとしても、刹那君は西から派遣されておるのじゃよ。あちらが許さねばどうしようもないということじゃ」
この言葉に木乃香は泣きそうなほどに表情を曇らす。
「刹那君もただ素直にこのかと離れるのをよしとしたわけではない。わしはこのまま護衛をやめてこのかの友として残ってくれても構わぬのじゃが……彼女にも受けている恩がある。それを仇で返すわけにはいかんかったのじゃろう」
その言葉に木乃香は疑問符を浮かべる。
「関西呪術協会の長からの好意によって、親のいない刹那君もここまで立派に育つことが出来たのじゃ。理解しているからこそ蔑ろには出来ないからの」
この説明でようやく木乃香は理解した。
「父様……」
「詠春としてはこの地で普通に暮らすことを見込んでいたのかもしれんが、刹那君は生真面目じゃからのう」
ふぉふぉふぉと笑い声を上げる近右衛門に木乃香も付き合うように乾いた笑いを漏らす。
「それにより、このたび刹那君がこの地を離れることになった」
長い長い前置きが終わり単刀直入に説明を始めた。
「護衛としての本分が果たせなかった己を鍛え直すためにのう。刹那君の立場としてこれは拒否出来ぬ。仕方のないことなのじゃよ」
近右衛門の言葉にまた一段と木乃香の顔が暗くなる。
「そしてこれは刹那君も望んでいることじゃ」
「え!?」
そして次に発した近右衛門の言葉は木乃香にとって予想外の物であった。
「今までの立場から護衛の任を解かれたとしても、そのままこのかのそばにいることを快く思わぬ者も多い。故にじゃ、少なくとも先日と同等の敵にかなうほどの実力を身につけねば、このかに少なからず不利益を与えることを刹那君は理解しておる、してしまっておるのじゃ。その意志を無碍にせぬためにも、その時が来るまで刹那君の居場所をこのかに教えるわけにはいかぬ……力のないものが踏み込めるものでは無いのじゃよ」
この説明に、木乃香は己の立場を深く呪った。
「……せっちゃんは、また帰ってこれるん?」
「勿論可能じゃ。が、少なくとも大きな力をつけたことを刹那君が示さねばならんがの」
戻ってこれると聞いたことで木乃香も若干気が楽になった。だが、木乃香は考え込んだ。これで本当にいいのかと。
「刹那君が再び護衛に復帰できるかは分からぬ。代わりの護衛が来るまではこのかには少々不自由することに」
「おじーちゃん! 私に、魔法を教えて!!」
木乃香は言葉を遮るように言い放った。
「ふぉ? 魔法を?」
「せや。うち、もうせっちゃんばっかりが傷つくんは嫌や。せっちゃんが帰ってきたときに、いつでも、どんなときにも一緒にいられるようになりたい! せやから……魔法を教えて!」
木乃香の必死の叫びに近右衛門は言葉を発さず静かに見つめる。
「このか……いや、近衛木乃香よ。それは本気で言っておるのかの?」
近右衛門の発した言葉には今までにない重みを纏わせていた。
その突然の豹変ぶりに木乃香は言葉を発するのに戸惑いを見せる。
「やはり刹那君の説明では不足だったのかのう」
大きく溜息を吐くと鋭い目つきで木乃香を射抜く。
「そんなことあらへ」
「魔法とは常識では考えられぬ大きな力を持っておるのじゃ。軽い気持ちで手を出しても不幸になるのが目に見える」
近右衛門は突き放すように厳しく諭さんとした。
「せやからうちは魔法を教えてほしい! そこに、せっちゃんはおるから! もう、待ってるだけは、せっちゃんが傷つくのを見ているだけなんは……嫌や!」
しかし木乃香は己の意見を、まったく説得しようとせずに言い放つことだけをした。わがままを言うだけの子供と変わらない身勝手さであった。近右衛門はふうと溜息を吐く。
「それに、ちょっと早くなっただけでうちはそのうち教えられるんやろ?」
木乃香は近右衛門に笑顔でそう言い放った。それを聞いた瞬間近右衛門は数瞬固まる。
「ふぉふぉふぉ、何のことやら。じゃが可愛い孫のおねだりは聞いたほうが良いかの」
「お願いやー。おじーちゃんだいすきやー」
木乃香の言葉を誤魔化すような突然の近右衛門の軟化と、それにあわせるように棒読みで白々しい会話が行われた。
「刹那君の居場所に関しては、今はまだ秘密じゃが魔法に関しては手配しておこう」
「……やっぱり教えてはくれへんの?」
木乃香の言葉に近右衛門は再度怪しい笑みを浮かべ、
「実力がついたと判断したときには教えるからの」
そう言うとぶつぶつと「瀬流彦君かシスター・シャークティが適任かの」と呟いた。
「あー、このか? えっと、つまりどうなったの」
既に何度目かの置いてけぼりを食らう嵌めになった明日菜が一段落ついたのを見計らい木乃香に話しかける。
「あーアスナ。うち、魔法を教えてもらうことになったんよ」
「え!? あれって、すっごく危ないって桜咲さんは言ってたよね?」
「せやなー」
明日菜は木乃香に不安そうな表情で確認するが、答えは肯定であった。
「それでもな、せっちゃんと一緒にいるには、知らなあかんみたいなんよ」
「それって……」
木乃香が既に覚悟を決めているのを理解した明日菜は頭を抱えて考え込む。
「むぅ……あーもう!」
「ひょ? なんじゃ?」
明日菜の奇声に学園長は驚きの声を上げる。
「学園長! 私にもそれ教えて下さい!」
「な、何でじゃ!?」
明日菜の導き出した答えに見当がつかず、近右衛門はつい素のままで聞き返していた。
「このかが危ない世界に足を踏み入れるってのに、友達をほうっておいて私だけがのほほんとしていられないっての!」
明日菜の答えは全く理にかなってない感情的なものである。
「しかしのうアスナ君」
「ごちゃごちゃ言ったって私はもう決めたんだから今更心変わりしないって!」
高らかな宣言に近右衛門は何を言っても変わらないだろうと、溜息と同時に納得するように頷いた。
「で、どうなの!?」
「ふぉふぉふぉ、覚悟は決まっているようじゃしアスナ君の自由意志を尊重しよう」
この宣言にしずなが一番、驚きをあらわにした。木乃香への長々とした渋りようから一転してあっさり認めたからだ。
「詳しい話は」
「学園長!!」
話がまとまった直後、男性の叫び声が学園長室の入り口から轟いた。
「た、高畑先生!?」
その登場に一番驚いたのは明日菜であった。
「ふぉふぉふぉ、何か用事かの?」
明らかに怒りと焦りを混ぜた表情で近右衛門に詰め寄らんとする高畑に涼しい表情で声をかけていた。その態度に苦虫を噛み潰したように顔をゆがめて明日菜と木乃香に視線を向けるがすぐに正面に戻す。
「話は後日にするからアスナ君とこのかは今は下がっておいてくれぬか?」
分かり易すぎるただならぬ雰囲気の中、近右衛門の言葉によってしぶしぶではあるが二人とも学園長室を後にする。
「……おじーちゃんは悪人やなー」
木乃香の言葉に近右衛門は作った笑顔で返す。そして二人は部屋を去っていった。
「一体何故! アスナ君の件は本気ですか!?」
「勿論じゃ。おっとしずな君、すまぬがしばし下がっておいてほしいの」
明らかに重要な話題であると気づくしずなであったが、この二人に逆らうことなどできるはずがない。
「しずなさん、すみませんが学園長と二人きりで話したいので、席をはずしてくれませんか?」
穏やかな口調ではあったがそこには明らかに拒否を許さぬ迫力が秘められていた。
「……わかりました。学園長、続きは後ほど」
元から従うしか出来ないしずなはそのまま下がり学園長室には近右衛門と高畑のみが残された。
「ちゃんと説明を」
「アスナ君の体質は、何よりも君が知っておるじゃろう」
近右衛門を攻め立てようとした高畑だが、返された言葉にはっと気がつく。
「もとよりこのかが魔法に関わらず暮らすのは不可能なのじゃよ。此度の事件は丁度良いきっかけじゃ。じゃがそれにアスナ君が関わってしまったのはわしのミスと言える」
滔滔と説く近右衛門を高畑はただ黙って睨み付け続ける。
「そしてアスナ君の魔法無効化能力のせいで、記憶の操作には一から全てを封印する必要が出てくることは、既に過去に導き出されておる。それは、今の彼女を殺すことと同義じゃろう? 魔法へ関わらせないようにするのは、既に不可能じゃよ。それに、高畑君もいつかこうなると薄々予想しておったじゃろう。わしがアスナ君をこのかのルームメイトにしたのに反対しなかったのが良い証拠じゃ」
近右衛門の言葉を聞いて、既に起きてしまったことへは何も出来ないのだと悟ってしまった。
「さて、わしの責任を追及するのも良いが、それより二人への教育が重要じゃとは思わぬかね? 特にアスナ君への教育は、そんじょそこらの魔法教師に任せるわけには」
「もう良いです黙ってください。アスナ君への教導は、僕が行います」
近右衛門へ余りにも辛らつな言葉を、高畑は投げつけた。
「ふむ、大丈夫かの? 教師としての仕事、『悠久の風』としての活動など、高畑君は多忙を極めて」
「全て遣り通しますよ。だから、彼女への横槍は、絶対にしないで下さい。勿論援助はしてもらいますがね」
そう言うとすぐに高畑は踵を返した。
「何か言いたいことがあったのじゃないかね?」
この言葉には答えず高畑は黙って学園長室から出て行く。
「どんな目的があるのか知らないけど、仁義を忘れた行いが過ぎるなら。いつか報いがある」
そう言葉を残して扉を叩きつけるように閉めていった。
「ふむ、完全に怒り心頭、と言ったところかの」
近右衛門は高畑の様子をそう評した。
「このかの気付きには少し驚かされたが、怪盗Xを含めて完全にプランどおりじゃの。このまま行くならばスペアは使い潰してもかまわぬか……と、それは別としてしずな君の報告が残っておったのう」
近右衛門は今後の予定を考えつつ麻帆良祭の後始末への対応へと頭を切り替えていった。
「して刀子君はなにがあったのじゃ?」
「……麻帆良祭の間中、魔法少女プリティ・ブレードとして活動していたようです」
「は?」
「魔法少女の名に違わない衣装を纏って太刀を片手に魔法関係者の目に付かないように歌って踊って飛び回っていたそうです」
「……なるほどのう。目撃者の記憶操作は。やはり不可能かのう」
「目撃者は数千人単位です。実質不可能です」
「……強く立ち直ってくれるとよいのじゃが」
「こればかりはどうにも言えません。幸い、魔法関係者以外には本人であるとは気づかれていませんので」
「……彼女にはゆっくり養生するよう伝えておいてくれぬか」
などといった裏話が有ったりしますが色々考えた結果話の流れに合わないと判断してあとがきにネタとしてだけ
最後に投稿遅れすぎた上にこのクオリティ……まだまだ頑張りますのでどうか厳しい批評をお願いします。もだえ苦しみ血反吐は気ながらクオリティ向上の糧にいたします