はじめまして皆さん。九十九夜と申します。
まだ始めたばかりなので至らないところは多々あると思いますが生暖かい目で見ていってください。
ーーーかないで。
ーーーーかれたよ。
ーーーえせばいいの。
ーーーーもうつかれたよ。
ーーーねがいだから。
だれかわたしをーーー。
◆ ◇ ◆
こんにちは。皆さん。
わたしの名前はウルレシュテム。現在13歳です。
ある事情から現在王様やってます。
正確には繋ぎ程度のだけど。
まあ今回は自分の身辺整理とともになんでこんな小娘が王様代理なんてやっているのか愚痴っ...失礼。お話ししたいと思います。
まず、前提としてわたしいろんな所に転生してたいわゆる多重転生者だったんです。多重転生と言うと聞こえはいいんですが要は上手いこと一切合切洗い流して輪廻の輪に還るっていう魂として当たり前のことができなかった不良品だったのですよ。わたし。
んで、いつもみたいにあー今度は何処に流されるのかなーとか思いながらさまよってたらいきなり引っ張られまして...気付いたら王様の器(予定)に転生していました。
が、どうやら器を造ったひと...まあ神々なんですが。曰く、最終工程でミスったらしく。この身体は失敗作なのだとか。
廃棄するのが普通なのでしょうが、いかんせん後継機を産み出すのは更に時間が必要とのこと。
後継機がその任を全うできる様に成るまで、当時もう隠居に片足突っ込んでる先代王様の代わりとして王務をすることになりました。
きっと、その後継機とやらが出来上がったらお役御免でこの世とさよならなんですね。わかります。
...なーんてさせねーよ?
こんな理不尽あってたまるか。そもそもわたし神様嫌いだし、神様嫌いだし、神様嫌いなんだよねー。
何なんですかね。あの気まぐれに現れて神様ですけどなにか?的な無意識上から目線とか、自分の力見せつけて信仰広めるために態々災害起こしたりとか。
ワケわからん。
...と、失礼。ちょっと疲れが出たのかもしれません。
ともかくわたしはただで殺されてやるつもりはないので精々抗ってやろうと思います。
具体的には...そうですね。某NOUMINとか白い特等とかみたいな白兵戦に強い系の奴を目指したい。なれるかわからないけど。
まず手始めとして稽古をつけてくれる兵士に件の目的を隠して間接的を心掛けてお願いをしてみた。
「皆を守るために強くなりたいのです」
「お、王...私でよければいくらでもっ微々たるものではありましょうが協力させていただきますっ。」
内心で握りこぶしをつき出した。ヨッシャ好感触っ。
「して、王よ。得物はどちらにいたしますか?」
「あ、まだ武器は早いと思うので身体造りから始めていこうかと」
「なんとご聡明な。ですが、得物を決めそれに適した...」
「はい。全て扱える様になりたいので」
ここで照れたように笑うのを忘れない...今だっ。
「どうしたらそんなにムキムキになれるのか教えてください。わたしは王である前に戦士で在りたいのです。
ムッキムキになりたいのですっ!」
一瞬、その場が凍った。何を間違えたのだろうか。
その後実践訓練の量が減らされ、変わりに座学だの作法だのの時間が増えた。何故だ、解せぬ。
始めての長編なので何処で纏めたら良いやら...。
ちなみにこの主人公割りと本気でゴリ...ムッキムキを目指そうとしてました。
まあ、見た目はギルガメッシュというより六道骸みたいなのに近いイメージの子なのもあって周りが必死に止めたという...でも、将来有望な美貌の子がゴリラみたいになりたいっていったらやっぱり全力でとめにかかるよねっていう。