マスター候補はつらいよ   作:暇人になりたい

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ループ3

2015年○月☆日

今まで夢だと思っていたことは現実だと認識した。カルデアに行き、そこでマスター候補としてレイシフトしなければこのループを抜け出せない可能性が高い。入館時のシミュレータの結果で廊下で出会う人物に変化が現れた。次は女の子の必殺技で敵を倒すことにする。

 

 

 

2015年○月♪日

前回と同じなので以下略

 

 

 

 

 

 

2015年○月→日

カルデアでのシミュレータで女の子に宝具を使わせた結果、マイルームでDr.ロマンという人物に出会う事ができた。彼はカルデアの医療部門のトップらしい。本人曰く「ここはボクのサボり場だぞー!?」と言っていたので「お前こそ何者だ」と返してしまった。上司にこの様な口を聞いてしまったのは失礼だった気がするが、気の所為だった。こんなところでサボってる方が悪い。

彼からカルデアについての説明を受けながらお茶を飲んでいると地面が揺れた。ドクターからは外に避難しろと言われたが冗談じゃない。既に2回何もしなかった結果、ループしてる。

管制室まで移動し、生存者を探していたら彼女を見つけた。自分のことを先輩と呼んでいた彼女が。下半身は瓦礫の下敷きになっていて素人目からも手遅れだとわかった。それでも彼女の元へ駆け寄り、瓦礫を退かそうとしたが、ビクともしなかった。結果管制室に閉じ込められた。アナウンスでレイシフトの準備に入ったことが分かった。その時彼女に手を握って欲しいと言われた。彼女の手は大分冷たくなっていた。それが堪らなく寂しく感じて涙が出そうだった。それでも1番辛い後輩が泣いていないのに自分が泣くわけにはいかないと思った。こんな熱血系じゃなかったはずなのに、彼女の前では自分は少しおかしくなるらしい。

無事特異点Fにレイシフトしたが彼女の姿がなかった。今度は我慢出来そうになかった。涙が出そうになった瞬間、バイオハザードに出てきそうなエネミーが出てきた。此処で死んではループしてしまう。まだ一度も意識があるうちに死んだことがない以上その恐怖は普通に死ぬのと同じだった。立ち上がり前を向いた時、敵がこっちへ攻撃しようとした瞬間ヘソだしというキワドイ格好をした後輩がまるでヒーローのように助けに来た。自分がチョロインだったら惚れてた。いやチョロイン出なくても惚れてしまうシチュエーションだった。狙ってやっていたらとんでもない策士かもしれない。彼女の前世は諸葛亮孔明か何かだろうか。ドキのムネムネを抑えながら彼女にお礼を言った。此処まで実は2秒以内、顔はポーカーフェイス。先輩はそう簡単に情けない姿を後輩へ見せるわけにはいけないという安いプライドだった。

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